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147ヘルツの警鐘 法医昆虫学捜査官
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147ヘルツの警鐘 法医昆虫学捜査官の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.18pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全49件 21~40 2/3ページ
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これはスンげー面白い。一気読みでした。映像化にぴったりの作品。虫だの死体だののアップが多くなるので、テレビは無理だろうが、是非映画化してほしい作品。漫画だのアニメじゃなくて、これに目をつけろよ。文章も読みやすいし。このシリーズはまってしまいます。おすすめです。 | ||||
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放火され全焼した建物から女性の焼死体が発見された。はじめは逃げ遅れた普通の死体だと思われたが、解剖すると胃がそっくり消失しており、代わりに出てきたのは無数のウジ虫が固まってできた生焼けの球体だった…。 奇妙な死体が発見されるところから始まり、掴みはOK。出だしから読者の興味をグッと惹き付けてくれます。しかし序盤がピークで徐々に失速していくのが惜しい。死体の謎を昆虫の専門家が解き明かす展開はよかったし、トリック自体に特に文句もないですが、延々虫の薀蓄と地味な捜査描写の繰り返しなので中盤以降はちょっと飽きてました。小さな事件はいくつも起きますが最初の死体のインパクトが大きすぎて、そのあとのエピソードが味気ないものに思えてしまうんですね。真犯人もポッと出の登場人物なので「まさかこいつが犯人だったなんて…」という衝撃性に欠けます。掴みがよかっただけに、詰めが甘いのは残念でした。 あと法医昆虫学捜査官というタイトル通り、本作には多種多様の虫が登場します。虫が苦手な人はあえて選ばないと思いますが、虫の詳細な描写、特にウジ虫が多いのでイモ虫系はダメなんだよ!という方は要注意。 ラストは思ったよりあっさり終わったので少々拍子抜けでしたが最後まで読ませる力はあります。恋愛描写は唐突すぎたし相手にのめり込むのも早すぎるしそもそも片方既婚だしで惚れた腫れたのくだりは正直邪魔だった気もしますが、まあ普通に面白かったので総括して☆3.5です。 | ||||
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ミステリーの新刊が山積みされている書店で、タイトルに惹かれて手にとった1冊が、子供の感想文の様に、大好きです、という一言になってしまうくらい、法医昆虫学というテーマも登場人物のキャラクターも好みで、ワクワクしながらページを読み進めました。 作者は女性の方でしょうか?ベタベタしておらず、さらっとした文章はとても読みやすく、恋愛要素もそれ程に濃くにじませている訳でもなく、あくまで昆虫に視点を当てて謎を解明していく点は、読後もスッキリとした感触で、読みを終えてすぐに、既刊をすべて購入してしまいました。 蛆虫の成長過程から犯罪の過程を探りだす、という手法は、確かに多くの著書で語られているテーマですが、川瀬さんのこのシリーズに登場する法医昆虫学者 赤堀涼子という女性は、あまでも虫という存在に畏敬を抱き、虫が語る真実に誠心誠意向き合いながら、彼ら(虫たち)の声を読み解いていて、彼女のこの姿勢と身なりに構わず野山を駆け回る子供の様な無邪気さは、唯一無二な愛すべきキャラクターだと感じました。 毎月様々なジャンルの本を読んでいますが、久しぶりに夢中になって読み耽ってしまう作品に出逢えて幸せでした。続巻、むんむん期待しながらまっています。 | ||||
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2作目の方が先にkindle化されており やっと法医昆虫学シリーズの1作目を読みました。 本当に面白く、一気読みしました。 はっきり言って、2作目のシンクロニシティより好きです。 このトリオ、否カルテット、また3作目に復活しそうで、スっごく楽しみ。 法医昆虫学はCSIのグリッソムでおなじみだと思いますが ついに日本でも!って感激です。 そういえば、グリッソムを陥れるため、農薬を塗った豚を使い 死体の蛆の成長をコントロールするエピソードを思い出しました。 期待最大のシリーズです! 孵化時間を | ||||
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女学生奇譚で川瀬さんを知りました。 面白かったので他のも読んでみようと思いこちらの作品を読みました。 虫が苦手な人にはお薦め出来ませんね(笑) 蛆虫が沢山出て来ます! 登場人物のキャラがなかなか素敵でしたね。 ストーリーも面白かったです。 | ||||
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主人公の昆虫学者はじめ、登場人物がみなさん魅力的でした。比較的分厚い本でしたが、すらすら読めましたし、それも作者の技なのでしょう。 さて準主役ともいえる刑事ですが、その相棒が毎回かわるようです。今回は、プロファイラーをかじっている、一癖あるおじさん。彼もとてもいい味を出していました。 さっくりと言えば、昆虫から事件を調べていくお話ですので、死体に群がる蛆虫などの描写は、想像するだけで気持ち悪いです。でも読めないほどには感じませんでした。 それにしても昆虫の力、あなどれないです。普段は気持ちわるいだけの昆虫ですが、ちょっと興味すら沸いてきました。 | ||||
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以前同社から出版された【147ヘルツ~】と同一の物だった.. 本の内容は素晴らしいのだが、この売り方は感心しないので星1とさせていただきます。 | ||||
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だいぶ以前ですが、「昆虫巡査」という本書とまったく同じ着想(死体についた昆虫から死亡時間を割り出す)の小説がありました。ノベルズコーナーで平積みされていたし、シリーズ化されたので読んだ人は多いはずです。 その体験がある身にとっては、この本はどうしても二番煎じの評価になってしまいます。 食物連鎖を経てなお原因物質が昆虫にそこまで強い影響を与えるものか?とか、主人公二人に恋愛感情を持たせる必要はあるのか?とか好みの問題もあり、二作目には食指が動きません。 「・・互助会」の方がおもしろかったかな。 | ||||
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法医昆虫学なるものを導入するといわれたこの事件。連続放火の犯人が挙げられない警察はついに犠牲者を出してしまう。 だが検死の結果は首をかしげるばかり。放火にも不審な点が。そして極め付けは死体から出てきた「虫の塊」これは一体何なのか? 面白かった。うん。この法医昆虫学というのもの存在は以前テレビで見たことがあった。ドキュメントでけっこうグロイ部分があったけど。今回はそういう部分はスルーして、いかに虫が重大な証拠を握っているかということが分かった(笑)。 ほんとに面白かった。結構犯人像が見えてこない部分とか。でも、虫を使っての実験なんかはちょっと笑えたりするし。シリアスばっかではないし、読みやすいと思う。虫が嫌いな人はどうだろうと思うけれど、たぶん読めるんじゃないかな?科学的に虫を見ているから。オススメです。 | ||||
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何をテーマとしたいのか、さっぱりわからない。 細かい知識をひけらかして、現実性の希薄な展開で面白くなかったです。 | ||||
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虫と言っても、蝶とか、トンボとか、カブトムシとか、昆虫採集に出てくるような虫ではなく、 遺体につく、できれば一生お目にかかりたくない虫づくし。 しかも、よりによって、ハエとかウジとか。 ・・・ホント、勘弁してよ!と思い、それこそ、何度本を閉じようと思ったことか。 それ以上に、虫ベースで事件を解決するなんて推理小説はなかったので、 どうしてもラストが気になって、最後まで読んでしまうのです。 刑事の岩楯と昆虫学者の赤堀コンビ、最強です。 赤堀先生が主役、でいいんですよね? といっても、そんなに捜査に出張ってくるわけじゃなく、あくまで虫視線の意見をいうだけで、捜査陣は大混乱。 文字通り地べたを這いつくばって、いろいろと調べるわけで。 肉眼ではほとんど見えないほどの小さな手がかりを追って、事件の真相にたどり着くのだけど、ラストがちょっといただけない。 正直雑だな、と。 真犯人が狂気に満ちるのは大いにあり得るけれど、なんかいまいち魅力に欠ける犯人でした。 あっと驚くってことがほとんどないラストでした(あの人、死ぬ必要なかったじゃん?みたいな)。 次回作に期待。 | ||||
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虫に対する見方がかわります。人に対しても!とことん追求する人の魅力が満載!事件もすごいけど。 | ||||
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解剖,飛び出すウジ虫の大群など,冒頭から強烈なインパクトを植え付けられますが, 聞き慣れない『法医昆虫学』への興味と,その先生自身の自由奔放なキャラクタもあり, 作中の刑事たちと同じように,その知識や導かれる推察に気がつけば引き込まれています. このほか,並行で進む刑事二人の捜査パートも,これだけで一つの作品になりそうで, 魅力的なコンビの様子も相まって,ヘビーな事件ながらもスムーズに読み進められます. また,先の学問と先生が前面に…というのではなく,あくまでも裏付け要素の一つであり, ミステリ的にもトリック云々とは違い,中心はあくまでも刑事と警察にあるという印象です. ただ,最後の章での畳まれ方があっさりとしており,展開にも都合の良さがチラホラと…. 締めにしても,事件や理不尽な死があった割には軽く,人物やエピソードも消化不良が多め. このあたりは,長い作品でもあるため,もう少しスマートに運んで,まとめてほしかったです. なお,12年07月の単行本から改題されての文庫化で,一部に加筆・修正があるとのことです. | ||||
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噂に違わず、非常に面白いミステリー。赤堀涼子という一風変わった昆虫学者が、警察の事件捜査に協力する。 江戸川乱歩賞受賞作の『よろずのことに気をつけよ』よりも本作の方が断然面白い。『よろずのことに気をつけよ』は一流ミュージシャンを集めたにも関わらず、選曲を間違えた感のある残念な作品だったが、本作に登場する昆虫学者・赤堀涼子、刑事の岩楯、鰐川がなかなか良いキャラクターを演じている。また、何より事件現場で見付かったウジから事件の真相に迫るというストーリーが面白い。 この作品を読む前にハワイで法医昆虫学を確立させたマディソン・リー・ゴフの『法医学昆虫学者の事件簿 』を読み、免疫を付けておいて正解だった。 | ||||
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読み出し当初は少しエグイ描写があり驚きましたが、途中からは今までに無い事件の真相追求の展開にどんどん引き込まれていきました。川瀬作品は初めてでしたが、他の作品も拝見したいと思います。 | ||||
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この作品の原型はおそらく筆者が江戸川乱歩賞を受賞する前年の同賞落選作品だと思われる。 その作品に対し当時選考委員であった東野圭吾氏は ○法医昆虫学に関する蘊蓄と、まるでドラマ化を意識したかのような女性学者が、じつは本作品には全く不要だという点が最大の欠点 ○専門知識や特殊な職業を扱ったからといって、小説として価値が上がるわけではない 以上の様な講評を述べている。 本作に関して私も似たような感想を抱いた。映像化を意識してあざといと感じた。 そう思わす大きな理由は一言で言えば作りがアメドラ色が過ぎるのだ。 まず、探偵役である赤堀のキャラクターが「BONES」のテンペランスに酷似し過ぎている。 さらに、その特殊技能が法医昆虫学とは完全に「CSI:科学捜査班」のグリッソムではないか ウジの成長速度から犯行時刻を推定する方法はCSIで散々既出の手法だ。 ヒットしているアメリカのクリミナルサスペンスのいいとこ取り、それはそこそこの作品ができるだろう。 本作は及び続編である「シンクロニシティ」も重版がかかっており、それなりに好評のようだが、 それは作品が優れているのではなく、日本におけるミステリーの読書層とアメドラの視聴層の重なりが たまたま少なかったという、マーケティング的な勝利に過ぎない。 この作品を読もうと考える方にはその前に「BONES」と「CSI」を視聴することをお勧めしたい。 | ||||
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法医昆虫学を私が初めて知ったのはダリオ・アルジェント監督の「フェノミナ」です。 ドロドロの死体に付くウジやハエから死体の言葉を聞く学者が登場しましたが、この作品も負けず思いもかけない形状でウジが登場してまずそれにびっくり。 そしてそれを研究するのが女性でしかも美人ときた。 とても面白いのでこの作品はもっと読まれて欲しい。 そして法医昆虫学が日本でも本当に確立されますように。 | ||||
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昆虫学者と法医学 どこに関連があるのかと思いますが、文中で丁寧に虫について 解説してくれているので、こんなアプローチがあるのかと 引き込まれていきます。 冒頭部は、解剖シーンから入っていくのですが ここが ハードルとして一番高いかもしれません。 食前食後には ここは読まないほうがいいかと思います。 刑事たちのやりとりなど シリーズ化するのにピッタリな 感じです。昆虫ネタで新しい展開できるなら是非次も 期待したい一冊です。 | ||||
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いやぁ、はまりました!! シリーズの最新刊も、おもわず購入して読んでしまいました。 軽く読めるので、あっと言う間によみきっちゃいます。 早く次が出ないかなぁ(笑) | ||||
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のっけから、ウジムシのオンパレードで、ちょっと面食らったが、あっという間に読了してしまった。 冒頭部分の被害者の描写は、慣れない読者にはキツイかも?しかし、是非がんばって読み続けてほしい。 主人公の「法医昆虫学」専門家の女性も当然個性的だし、刑事や小悪党等、被害者も含めて、登場人物はなかなか魅力的だった。 ストーリーも、読者を飽きさせないスピーディな展開を見せ、思いがけない方向へ連れて行ってくれた。そしてミステリーの新しい世界を見せてくれたことに感謝! とても、面白かったです。次作に期待大!! | ||||
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