デビル・イン・ヘブン
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デビル・イン・ヘブンの総合評価:
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「スノウエンジェル」が面白かったので、こちらも読んでみましたが、、あれ?本当に同じ作者さんですか??というくらい読みにくいのにびっくり。説明が細かくてとても長い。 後半はなんとかあらすじがドラマチックになってきて勢いづいてはきたけれど、前半がとてつもなく長く感じられ、、何日も跨いでの読了となりました。 「スノウエンジェル」でよくわからなかったことの意味はわかりましたが、、 きっと読む順番を間違えたのだと思いました。 | ||||
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舞台となるカジノの描写が陳腐、かつカジノゲームについても誤りが多すぎて、カジノ好きな僕は萎えます。。 プロローグからいきなりバカラの3条件が間違ってたり(しかもそれで勝敗が真逆の結果に変わってしまう)、本編でもルーレットの玉を小さな銀色と書いたり(パチンコじゃないんだから…)、スロットマシンのレバーを引く客がいたり(今時、全部ボタンだよ。どんなアンティークマシンかと)、カジノの知識、取材不足が気になって、話に入り込めません。。 まだ全体の1/5、100頁くらいしか読んでませんが、ちょっと読み続けるのが苦痛になってきました。 せめてストーリーとして惹きつける内容であれば我慢しますが、登場人物もなかなかに陳腐で、賄賂を受け取る汚職刑事、既得権益の経営者たち、ツンデレ中国娘。。まるでVシネマ。 余程、この著者のファンなら良いかもですが、僕はもういいです。 特にカジノ好きな方にはおススメできません。 | ||||
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本作ではカジノ特区となった近未来の東京を舞台に、 行政の思惑によってギャンブル依存症にされた人たちと、 そこに立ち向かう刑事の活躍が描かれます。 カジノ特区となった東京ベイエリアの描写に説得力があり、 もしかするとやがて本当にこうなるのかも……と思わせられるリアリティが。 このあたりは一読の価値がありです。 しかけのからくりについての雑学的なものも面白く、 ヒト・ポリオーマ・ウィルスの話などは本書で初めて知りました。 キャラクターがよくもわるくも漫画的なところは、 読み手にはよって好みがわかれそうですが、私は面白かったです。 エンタメ小説として大満足。 最後の「HEAVEN」の描写は、漫画や映像でやるととても面白そう。 ビジュアル描写が非常に印象に残る作家さんです。 | ||||
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雑うんぬんは置いといて、楽しみました。それだけで私としては充分。読み返すことはないけどね。 本屋でスノウ・エンジェルをちらっと読み、買おうと思ったら前作があると気付いて本書を図書館で借りた。(内容の時系列は本書が後。なんでそんな作りに?) 読了後、しばしマシューの孤独に想いをはせた。 | ||||
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「鏑木班シリーズ」とは別の単独作で、2020年の東京オリンピック開催を念頭に、最近解禁・創立が話題となっている「カジノ特区」を舞台とした超近未来小説。その「カジノ特区」の名称は<聖州>(勿論、「ハリウッド=聖林」のもじり)で、その<聖州>を政官民を巻き込んで支配している<天使>と呼ばれる謎の人物が存在するという設定。聖書を意識している事が良く窺える。主人公は刑事で、<天使>の謎を含めた<聖州>の実態を白日の下に晒すために奔走するという物語展開。 しかし、作品の意匠がサッパリ不明で、読み応えを全く感じなかった。安っぽい正義感で、「カジノ特区」を設けるとこのように治安が悪くなると警告したいのか、「カジノ特区」を舞台としたハードボイルド風の小説を描きたいのか、「カジノ特区」創立の目的が高齢者から金を巻き上げて自殺に追いやる少子高齢化対策だという社会問題を描きたいのか、皆目判然とせず、非常に中途半端な内容である。更に、ストーリー展開も雑なら、人物関係も雑。作中に何度"たまたま"という言葉が出て来たか数えられないくらいである。特に、主人公が何十年も会っていなかった父親に<聖州>で"たまたま"出会うシーンには呆れ果ててしまった。<プロローグ>を読むと、読者には<天使>の正体が分かってしまうのも雑なストーリー展開の例で、大きな瑕疵だろう。 また、作中には明示されていないが、主人公達の捜査手法は「鏑木班シリーズ」で頻出する「アブダクション=仮説的推論」である。即ち、<天使>なる人物が政官民を巻き込んで<聖州>を支配していると仮定したら、<聖州>や他の場所で起こっている事件・事象を巧く説明出来るというもので、そこにはロジックは存在せず、ロジックを期待する大方のミステリ・ファンにとっては得心の行くものではないだろう。何から何まで中途半端の駄作だと思った。 | ||||
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