多摩川の河川敷で臓器を抜き取られた猟奇死体が発見された。

東京の山間部、タンポポの咲き誇る廃牧場のサイロで、空中で刺殺されたとしか思えない異様な死体が発見された。

大学で犯罪心理学を教える高倉は、妻と二人、一戸建てに暮らす。

東京吉祥寺に住む若夫婦が営みの最中に手斧で惨殺された。

世にも美しい場所で、世にも陰惨な殺人は起きた! 奇想と感動のミステリー。

名探偵、皆を集めて「さて」と言い――なんてことを申しますが……。 古典落語に隠された“事件"。

頭部がない死体、胴体がない死体、右手がない死体…。遺体の一部が持ち去られる猟奇殺人事件が6件連続して発生した。

SMバーでM嬢として働くミチは薬とアルコール漬けの日々を送っていた。

奇妙で凄惨な自死事件が続いた。被害者たちは、かつて自分が行った殺人と同じ手口で命を絶っていく。

なぜ、お前は人を殺すんだ？　 誰が俺たちを襲うのか？　 ロボットによる殺人事件の真相は？　 襲い来る謎の組織！　 機械嫌いの刑事が“存在すべからざる”女性型ロボットとの逃避行の末に辿り着いた、衝撃の真実とは。

「西暦2826年にいる、あたしを助けて」。彼女の「真実」を知った時、あなたはきっと涙する。

横溝賞作家が描く、リストラ本格ミステリ! 中小電機メーカーの技術者曽根が自宅で謎の感電死を遂げた。

警視庁捜査二課主任代理、郷間彩香。三十二歳、独身、彼氏なし。

あの晩、あの電話に出ていたら。同級生の殺人容疑で十四歳の息子・翼が逮捕された。

歴史的な条約締結のため、韓国の大統領が来日する。 警察が威信をかけてその警備にあたる中、現職総理大臣の孫娘が誘拐された。

高さ四百五十メートルを誇る超高層タワーが銀座にオープンした。数万人が集まる営業初日、漏電による小火が発生。

第12回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞受賞作。元副総理の孫が誘拐された。

3年前に警察を辞め、家族も離れて暮らす真志に、娘を誘拐したと匿名電話がある。

続発する詐欺的な訪問販売に、それとの関連が疑われる押し込み強盗殺人の真相。生活保護も受けずに餓死したまだ若い母娘の謎。

第一発見者は、法医昆虫学者の赤堀涼子本人。

第11回『このミステリーがすごい! 』大賞・大賞受賞作、待望の文庫化! 北海道根室半島沖の北太平洋に浮かぶ石油掘削基地で、職員全員が無残な死体となって発見された。

能力って、そんなに役に立つものじゃないんですよ。 物を持ち上げたければ手を使えばいい。

第18回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作 太平洋戦争前夜の帝都・東京で帝国海軍軍令部特別班と米英露のスパイの知略と謀略が火花を散らす! プロット、筆力、そして主人公たちの魅力を選考委員[あさのあつこ・笠井潔・今野敏・藤田宜永]が絶賛。

八歳の女児が乗用車に撥ねられ死亡する。運転手は不起訴処分になるが、そこには罪深い大人たちの様々な打算が働いていた。

どうしよう、お父さん、わたし、死んでしまう―。安藤の娘、加奈が学校で転落死した。

”どんでん返しの帝王”が放つ、息もつかせぬ警察医療ミステリ! 死ぬ権利を与えてくれ――。

重傷を負いつつも病院から失踪した被害者、 高速道路を横断し轢かれた主婦の黒い噂、 事故の記憶がない轢き逃げ犯…… 警察捜査で見逃された7件の自動車事故の真相を 損害保険査定員・滋野隆幸が“現調(現場調査)”で暴く! 元損害保険会社勤務だからこそ描ける“リア

蔓延する違法薬物の陰で進む“完全な麻薬”の開発。

「今日から、あなたたちは鈴木さんです」。巨額の借金を抱えた男女四人が豪邸に集められた。

仕事も恋愛も上手くいかない冴えないサラリーマンの貴生。

農園を経営する砂田家の長男・謙太が誘拐された。

予備校の英語講師にしてミステリー作家の矢崎には、同じく作家を志す兄がいた。

所轄の窓際部署にやってきたキャリア警察官・小早川冬彦。

全焼したアパートから1体の焼死体が発見され、放火殺人事件として捜査が開始された。

未踏峰への夢を息子に託す登山家の狩義之は、後援をやめると言う会社重役を撲殺、登り慣れた山で偽装工作を図る(「未完の頂上(ピーク)」)。

警察庁本庁舎には、誰も立ち入ろうとしない部署がある。それは、情報分析支援第二室。

浦和医大・法医学教室に「試用期間」として入った研修医の栂野真琴。

この女は何者か? なにゆえ冥界から解き放たれたのか? 冥界の異変。死神に魅入られし人々。

なぜ男は、１０人を殺害し、６人の女とともに集団自殺を遂げたのか。 一九八四年七月四日。

17歳の少女が自ら警察に保護を求めてきた。その背景を探る刑事に鑑識から報告が入る。

1994年、現職の検察官が殺人犯として逮捕され、死刑判決を受けた―2015年、大学生の石黒洋平は、母が遺した写真から実の父がその死刑囚・赤嶺信勝であることを知ってしまう。

大手製薬会社社員の藤井賢一は、不祥事の責任を取らされ、山形の系列会社に飛ばされる。

匿名の通報により、中央消防署・救急隊長真田が現場へ急行すると、そこには業務用冷蔵庫に監禁され、憔悴しきった少女の姿があった。

恩師と向き合う悪徳弁護士・御子柴礼司。「贖罪」の意味を改めて問う、感涙のリーガル・サスペンス。

警察小説ナンバーワンヒット! 姫川玲子シリーズ 二十年前の少女失踪事件は、何を引き起こしたのか!? 俺は決してあきらめない きっと彼女を捜し出す! 東京葛飾区のマンションで女子大生が殺害された。

海上自衛隊は、アメリカから払い下げてもらった空母〈キティホーク〉を改装し、ついでにノースロップ・グラマン社の倉庫に眠っていたF14も買い取って運用していた。

裏社会の人間が次々と惨殺された「ブルーマーダー事件」。その渦中で暴力団組長・皆藤が行方不明になっていた。

のどかだった町は、すっかり変わってしまった―。

ゴールデンウィーク明けの朝、出勤した警視庁捜査一課・碓氷警部補の元に、都内で起こった二件の自殺と二件の殺人の報が入る。

「彼女の心は男性だったんです」親友の焼身自殺に疑問があると、若い女性が杉並中央署生活安全課「何でも相談室」通称0係を訪れた。

鏡ばかりの部屋で発見されたエリート医師の遺体。自殺とされたその死を、検事・志藤は他殺と疑う。

日本列島を震撼させた「歌舞伎町封鎖事件」から七年。伝説となった犯罪者“ジウ”に自らを重ねる新たな怪物“ダムド”が現れた。

六本木の違法クラブで女子中学生が惨殺される事件が起きる。

東京・葛西のトランクルームから、女性の全裸腐乱死体が発見された。

7年前に消息を絶った祖父の痕跡を探すため、「入らずの山」と呼ばれる地に足を踏み入れた大学生・春日優斗と友人たち。

第５７回江戸川乱歩賞受賞作　　　　　　　呪いで人が殺せるか。