さあ、地獄へ堕ちよう



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初公開日(参考)2012年09月
分類

長編小説

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さあ、地獄へ堕ちよう (角川文庫)

2014年08月23日 さあ、地獄へ堕ちよう (角川文庫)

SMバーでM嬢として働くミチは薬とアルコール漬けの日々を送っていた。だが、幼馴染のタミーとの再会からミチの日常が変容していく。タミーが関わっているという残虐な死体写真が集められた“地獄へ堕ちよう”という裏サイトの存在。さらに自らにおぞましいほどの身体改造を求める、店の同僚リスト。出口のない欲望が絡み合い、凄惨な事件が起こる―。最年少で第32回横溝正史ミステリ大賞を受賞した衝撃の暗黒青春ミステリ。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

さあ、地獄へ堕ちようの総合評価:6.75/10点レビュー 12件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(6pt)

さあ、地獄へ堕ちようの感想

アングラ世界を描いた作品で、まず最後まで読めるかが問題になる作品ですね。
追われたり、監禁されたり、人を殺したり。主人公視点のこれらのシーンに緊迫感がないんですけど、意図的に主人公のネジの外れっぷりを表現しているのですかね。
だとしたら凄いんですけどどうなんでしょう。

梁山泊
MTNH2G0O
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

さあ、地獄へ堕ちようの感想

ついて行けるかどうかが問題ですね。私は普通についていくことが出来ました。繊細な人や純粋無垢な人は嫌悪感で最後まで読めないかも知れません。ということは私はちょっと変だということでしょうか? いや、人生長くやっていれば清濁併せ呑む
ようになるのです。それが大人になるということです。決してオカシナ人物ではありません。トリッキーな世界と人物たちですが話を形作っているのは紛れもなくミステリの構図です。グロっぽさでミステリを書かれているのはあるでしょう。
その意味で云えばこの本は新鮮です。着想というか視点というか、賞に応募するのであればこのぐらいのImpactが無ければダメでしょう。散りばめられた伏線もキチンと回収され謎が解明されます。。ミステリ以外の何物でもありません。
その世界観が凄いというだけです。暗黒面を隠さず普通に生きている、都会というカオスにはそんな人たちがいっぱい蠢いているんでしょう。舗道にはゴミひとつなく明るい日差しに溢れた通り、そんな道ばかり歩く生活の人達には縁のない世界でしょう。
でも、ひとつ道をそれると暗くジメジメした日の当たらない世界があるんです。昼間でもカーテンを閉めて寝ていて、暗くなってから起きだし鎮痛剤をボリボリと噛み砕きながらビールで流し込む、そしてふらつく足で夜の闇の世界に出ていく。
決して勤め人がいっぱいの朝の満員電車などには乗らない違った世界に住む人たちの物語です。そのダークさがこの物語のウリなんです。その世界感に合ったトリックと登場人物の行動原理。良く描けていると思います。

ニコラス刑事
25MT9OHA
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

さあ、地獄へ堕ちようの感想

現実的なアングラ世界を盛り込んだ横溝正史ミステリ大賞受賞作。

SM譲の主人公ミチに始まり、類は友を呼ぶのかその近辺に交わる人々も特殊な方ばかり。
皮膚に針を刺したり、割いて血を流したり、吐いたり、ピアスの穴開けより過激な人体改造ものがでてきます。こういう表現作品が苦手な人は本作は避けましょう。個人的には現実にある狂ったアングラ世界を垣間見るという意味では刺激的で面白かったです。

意図せず知ってしまった死体投稿SNSサイト「地獄へ堕ちよう」に数日後、知人が凄惨な姿でUPされていた。
サイトに触れた事をきっかけに、ホラー作品っぽく不気味な世界に足を踏み入れてしまった流れ。どうでもいい現実世界に刺激が舞い降りてきたわけで、そこでサイトの存在を調べるという目標を持った主人公が活動していく様は、生きる意味を見い出した姿に映りました。アングラ世界での青春小説な感じ。

ヤクザ作品のような大人の落ち着きとは違う、若者のやんちゃさ勢いがある非日常世界。
痛々しく勢いのある文章は刺激的で一気読みしやすく好みでした。
ラストの幕切れ方もスパッといい所で切った感じが好き。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.9:
(5pt)

読んで良かった。

とても面白かった。引き込まれて楽しく読めました。次回作にも期待します。
さあ、地獄へ堕ちよう (角川文庫)Amazon書評・レビュー:さあ、地獄へ堕ちよう (角川文庫)より
4041019362
No.8:
(4pt)

ダメリーマン

新刊ラジオで紹介されてたので
少し気になったので読んでみた

読みやすく面白かったけどな
最後が少し残念な終わりかたかな
個人的に
さあ、地獄へ堕ちよう (角川文庫)Amazon書評・レビュー:さあ、地獄へ堕ちよう (角川文庫)より
4041019362
No.7:
(1pt)

迫力不足

人物の書き込みに迫力が無い。
設定で読むにしても、だからどうなんだという感じ。
退屈。
さあ、地獄へ堕ちよう (角川文庫)Amazon書評・レビュー:さあ、地獄へ堕ちよう (角川文庫)より
4041019362
No.6:
(4pt)

荒削りではあるが、かなり力のある若い作家のデビュー作

前半は少しダラダラとした展開だったが、後半は非常にスリリングでおぞましい展開が続く。

主人公は会員制のSMバーで働く22歳のミチ。ミチが幼馴染みのタミーと出会い、『地獄へ堕ちよう』という裏サイトを覗いた事から、次々と事件が起こる。次第に明らかになる『地獄へ堕ちよう』の秘密…

金原ひとみの『蛇にピアス』も、ぶっ飛ぶような身体改造の描写。悪魔的な凄惨な殺人は、ウイリアム・ヒョーツバーグの『堕ちる天使』を彷彿とさせる。

デビュー作にして、横溝正史ミステリ大賞受賞作。荒削りではあるが、かなり力のある若い作家がデビューしたものだ。
さあ、地獄へ堕ちよう (角川文庫)Amazon書評・レビュー:さあ、地獄へ堕ちよう (角川文庫)より
4041019362
No.5:
(3pt)

次回作でどうなるか。

文章力はまああるのだが、登場人物の行為と心情の描写があまりにかけ離れている。こんなことしたばっかの人間の精神状態でこんな発言ないだろ!というツッコミどころが多々あるし、会話も地の文もいわゆる現代の若者言葉なので軽々しいことこのうえない。
しかし、ケータイ小説一派よりは数段優れた素質があると思うので、次回作も読んでみたいと思わせる。
グロ描写は多いのだが、ミステリというよりなぜか青春小説のようなすがすがしさが全編通して漂っている不思議な作品。むしろそっち方面に進んだほうが才能を開花させられる気がします。

あと表紙なんだけど、ほんとになぜここまでサラマンダーに酷似してるんだろう?わざと?
さあ、地獄へ堕ちよう (角川文庫)Amazon書評・レビュー:さあ、地獄へ堕ちよう (角川文庫)より
4041019362



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