柩の中に生者はいらない(柩の中の狂騒)



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初公開日(参考)2014年08月
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長編小説

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柩の中に生者はいらない (角川文庫)

2018年02月24日 柩の中に生者はいらない (角川文庫)

『悪魔』の透明標本を作り学会から追放されたと噂される根室正志。その根室の最後の作品が完成し、披露されることになった。人伝に聞きつけ集まったのは、一見結びつきのない8人の参加者。猟奇事件を追うフリーライター、遺産で生活する美人写真家、推理作家など―彼らは福島県の沖合の孤島に向かうも、予想外の事件が待ち受けていた。島での一夜を余儀なくされた男女に様々な思惑が渦巻く。そして第1の殺人事件が―。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.50pt

柩の中に生者はいらない(柩の中の狂騒)の総合評価:5.00/10点レビュー 7件。Dランク


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No.2:
(5pt)

柩の中に生者はいらない(柩の中の狂騒)の感想


▼以下、ネタバレ感想

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こしあん派
8OHZXGSI
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

柩の中の狂騒の感想

久々に強烈なの来た!面白い。と思ったら、世間の評判がよろしくなくて温度差を感じた1冊(汗)
壊れっぷりが凄く良くて、刺激や毒のある構成が好みでした。

世の中、期待するものと内容の差が激しくてがっかりしている印象なので、どんな本なのか少しガイドします。
ネタバレを避けると要点は下記2つ。

・超コテコテな孤島のミステリが舞台
・事件シーンはスプラッター色が強い(グロい)

あらすじにある『本格ミステリ』に期待してやってくるものを強烈な刺激で返り討ちにする作品です。
著者の本は本書が初めてなのですが、作品傾向でグロさが1つのウリでもある模様なので、そこが苦手な人は嫌な気持ちになる事でしょう。
グロいのも刺激、そして緊張感の中でミステリがあるなら好みかも。という人にはアリかもしれません。

本書で特徴的な演出の1つは『透明標本』。ネットで物を見てなんとも言えない気持ち。
骨格を染色した標本で、その神秘的というか背徳的な芸術を感じます。

その透明標本の博物館がある孤島が舞台。
見学会に集まった男女9名。
迎えのボートは明日の朝。
閉じ込められた孤島の屋敷内で、首だけ発見された殺人事件が発生する。
誰がどうやって?胴体はどこ?疑心暗鬼にかられる中、偶然メンバーの中に名探偵がいる事がわかり、事件の捜査を名探偵に"させる"。
うん。させるんです。人間臭さや人の醜い所を描きます。「名探偵解いてよ。」と人任せな流れ。後々効いてきます。

館の雰囲気も新鮮。透明標本に覆われ、室内は赤く染めれられている。
この不気味な空気感がとても読みやすく感じるので、嫌なんだけどなんか不思議な雰囲気を描くのは著者の持ち味なのかもしれません。

どういう展開になるのかはネタバレなので言えませんが、
冒頭に書いた通り、本格ミステリを期待した人をホラー色で蹴散らす狂騒っぷり。
でもちゃんと伏線があり、ミステリとして筋が通る話なので、面白く楽しめました。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.5:
(3pt)

丁寧な文章だが全体的にダラダラ感あり

よくある「孤島ミステリー」で、展開的には大変丁寧で、純愛ものの小説を読んでいる感覚だった。もしかするとそちらに転向されたほうがうまくいくのかも……。おどろおどろしい部分もわりと上品で、斜め読みですっ飛ばすしかなかった。
柩の中の狂騒 (単行本)Amazon書評・レビュー:柩の中の狂騒 (単行本)より
4041019907
No.4:
(2pt)

かなりと無理がありますねぇ

まったく予備知識持たず題名と設定・あらすじで読んでみました。
かなり残念な読後感でした。
まずはじめの設定がかなり強引で、殺人が起こってからしばらくは何となく期待しましたが、中盤からはなんでそうなるの?という突然の展開で、このあたりから話に付いていけなくなりました。(それでも各トリックについては予想できてしまいましたが)
登場人物の多くの行動が唐突で理解できず、さすがにこれはしないだろうと思う行動をとるため、却って先の展開が読めてしまいます。
結局は明らかにされない部分も残るので、ミステリーなのかホラーなのかどっちつかずで終わってしまっています。(いっそのこと悪魔標本を絡めたホラーにした方がよかったかも??)

雰囲気的には昨年度No.1との評判のミステリーと似ていますが、あの作品のレベルを期待するとかなりコケます。
透明標本についての蘊蓄はちょっと面白かったので、☆1つおまけしました。
柩の中に生者はいらない (角川文庫)Amazon書評・レビュー:柩の中に生者はいらない (角川文庫)より
4041064384
No.3:
(1pt)

帯の意味

読み終えてから帯の意味が「ああ……」って感じで終了 全体的にダラダラとした文章が気になった 登場人物も多過ぎる割りに数人を除いて特に特徴もない描写な上、 メインの人物が誰なのかハッキリせず、イライラしつつ飛ばし読みで読了 ソコソコのページ数なのに、爪を噛んでる・吐き気・名探偵()が想像以上にクズな印象しか残らない1冊
柩の中の狂騒 (単行本)Amazon書評・レビュー:柩の中の狂騒 (単行本)より
4041019907
No.2:
(1pt)

金と時間をかえせ

孤島ミステリということで購入しましたが、単なるホラーな感じ。
似たような前例は沢山あります…しいてオリジナルな部分は透明標本でしょうか…そのあたりの蘊蓄はまぁ面白かったし館の中の描写もまずまず雰囲気出てました。したがって前半は面白い出だしだっただけに残念です…。読んでて途中からこの展開、結末だけはやめてくれ、と思いましたが。 時間と金の無駄でした…。
柩の中の狂騒 (単行本)Amazon書評・レビュー:柩の中の狂騒 (単行本)より
4041019907
No.1:
(4pt)

題名の通りです。よくできています。

狂騒!というところがポイントだと思います。

 予想通りの展開です。

 上手く作り上げたことは見事でしょう!

 しかし狂騒と書いてある通り、茶番劇であることは間違いないです。

 悪くはないです。どれくらい許容範囲があるか?ないか?

 というところでしょうか?
柩の中の狂騒 (単行本)Amazon書評・レビュー:柩の中の狂騒 (単行本)より
4041019907



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