伊藤博文邸の怪事件



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初公開日(参考)2013年10月
分類

長編小説

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伊藤博文邸の怪事件 (光文社文庫)

2015年06月11日 伊藤博文邸の怪事件 (光文社文庫)

やはり、このお邸は普通じゃない――。 大日本帝国憲法発布前夜の伊藤博文邸。 密室で起きた殺人事件をめぐり、書生たちの推理合戦が冴えわたる! 「今晩あらわれる者、誰からも目を離しちゃいけないよ――」 歴史小説の俊英が描く、気品漂う本格明治推理小説。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.20pt

伊藤博文邸の怪事件の総合評価:7.08/10点レビュー 13件。Bランク


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全5件 1~5 1/1ページ
No.5:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

伊藤博文邸の怪事件の感想

月輪龍太郎シリーズの1作目。2作目の「黒龍荘の惨劇」を先に読んでいました。
「黒龍荘の惨劇」同様、舞台は明治時代。
明治憲法制定前の伊藤博文の書生として住み込んだ邸宅で起こった殺人事件。
当時の世界観というか、雰囲気を味わうことができ、歴史モノとしても楽しめるかもしれません。
勿論フィクションなんですが、ト書きや注釈によりノンフィクションっぽく読ませるのが上手いですね。

それにしても、シリーズ1作目にこれをやるとは正直驚いた。この発想は全くなかったです。
ラストで一人を除く主要登場人物全ての印象が反転します。ある意味これこそ大どんでん返しと言えるかも。
読中は、「黒龍荘」ほどではないかな、と思いながら読んでいましたが、「驚かされた」という意味では久しぶりかも。

梁山泊
MTNH2G0O
No.4:
(6pt)

伊藤博文邸の怪事件の感想


▼以下、ネタバレ感想

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なおひろ
R1UV05YV
No.3:
(7pt)

構成の妙が冴える歴史ミステリ

なるほど!騙されました。構成の妙が冴える歴史ミステリーでした。所々に出てくる括弧書きの注釈がフィクションをノンフィクションらしく見せており、これもまた歴史の勉強になって、面白く読めました。次作も注目ですね(^。^)

タッキー
KURC2DIQ
No.2:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

「伊藤博文邸の怪事件」の感想

このシリーズの二作目・「黒龍荘の惨劇」を先に読んでいましたが、シリーズの一作目が文庫で発売されたと言うことで、購入しました。

二作目の「黒龍荘の惨劇」は、取って付けたような時代背景でしたが、本書は、明治憲法発布を見据えた頃という時代の様子も興味深く書かれており、それなりに良く出来ているように思います。
登場人物には、伊藤博文だけで無く、津田うめや大山捨松だったり、半玉時代の川上貞奴までが顔を出していますが、調べて見ると、津田うめが伊藤への英語指導や通訳のため雇われて、伊藤家に滞在していたと言うことも事実だったそうで、日本初のチャリティーバザーでの資金をもとに、日本初の看護婦学校を設立した等々・・・、そういうこともストーリーに上手く取り入れてあり、明治という時代を何気なく感じてしまう話になっています。

ミステリとしては、殺人のトリックもイマイチだし、メインとなるトリックも何度も使われたようなものだったうえに、読者には犯人探しが出来ないようになっている点は少し残念でした。
そう言った意味では、ミステリとしての評価は、二作目の「黒龍荘の惨劇」よりは低いのかも知れませんが、小説としては、時代背景を上手く絡めて話が進められているのにも感心しました。
私はこちらの方が面白かったし、楽しく読みました。

トラ
WFY887SY
No.1:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

伊藤博文邸の怪事件の感想

これは掘り出し物のミステリでした。

タイトルから歴史小説を感じさせており、2013年度の各ミステリのランキングでは圏外で、失礼ながら注目度はなかったと感じる本書。ランキングについては締め切りぎりぎりの出版だったので、10月ではなく、11月に出版していれば来年度ランキング30以内には名前が載っただろうなと感じる次第です。

完全にスルーしていたのですが、口コミでの評判の良さを知って手にとった所、なかなかの掘り出し物でした。
あらすじにある、本格推理小説の名の通りです。

期待度が低かったのに対して、この手法をこの本でやってきたのかと驚いたので、見慣れた仕掛けも使い方次第だと改めて感じた作品でした。
伊藤博文しかり、津田うめなど、実在の人物もよい塩梅に登場しており、歴史ミステリが苦手でも気にする必要なく、当時の雰囲気を味わった気持ちになる楽しい作品でした。

読み終わってから感じる人が多いと思いますが、構成が絶妙です。良かったです。


▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
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未読の方はご注意ください

No.8:
(5pt)

満足

面白い本ですよ!みなさんも、是非、一読を。
伊藤博文邸の怪事件 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:伊藤博文邸の怪事件 (光文社文庫)より
4334769225
No.7:
(3pt)

ミステリ風歴史物語として

伊藤博文の書生を務めた人物が残した手記を基に再構成した……
という建前です。ミステリとしての評価はやや微妙ですが
(トリックが露見しやすい,動機が強引且つ中途半端)
読みやすい歴史小説だと思います。
伊藤博文邸の怪事件 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:伊藤博文邸の怪事件 (光文社文庫)より
4334769225
No.6:
(5pt)

いわゆる本格派

自分は2作目から読んでこの1作目を
読んだのですが
その順番が正解でした。
いろいろどうだって思う所もあるでしょうが
この手の雰囲気が好きな人には最高の作品。
伊藤博文邸の怪事件 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:伊藤博文邸の怪事件 (光文社文庫)より
4334769225
No.5:
(2pt)

ミステリとしての"体をなしていない"習作レベルの駄作

私は「黒龍荘の惨劇」の方を先に読んでしまったので、手順前後という事になるが、本作は作者の初のミステリの由(元々、専門は歴史小説の由)。「黒龍荘の惨劇」は様々な瑕疵を持つ荒唐無稽と紙一重の大胆なトリックを使って、一応、ミステリらしさを感じさせるが、残念ながら本作からはミステリの雰囲気は全く漂って来ない。

「黒龍荘の惨劇」の探偵役、ワトソン役が伊藤博文の書生だった頃の話で、確かに、「伊藤」邸で殺人事件が起きるのだが、「怪事件」とは程遠く、むしろ、作者の専門の歴史小説の香りが濃厚である。ミステリの書き方が分かっていない素人の作品という印象が強く、その意味では習作と言うに相応しい出来である。

"謎"で読者を引っ張ると言うよりは、明治憲法制定や自由民権運動の話ばかりで、明治初期の時代に興味を持っていない方にとっては何を楽しみに読んで良いのか皆目不明である。作者自身も本作がミステリとしての"体をなしていない"事を自覚して、次作「黒龍荘の惨劇」を執筆したのではないか、という様な詰まらない感しか覚えない駄作だと思った。
伊藤博文邸の怪事件 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:伊藤博文邸の怪事件 (光文社文庫)より
4334769225
No.4:
(3pt)

違和感なさすぎ!

(以下、微妙にネタばれ) ちなみにレビューのタイトルは、シリーズものとして2作目の「黒龍荘の惨劇」から入ってこの作品を読んだ自分の率直な感想です。 トリック自体は綾辻氏の「館」シリーズでも似たようなのがあったから目新しさはないかな(だまされたけれど。 笑)。 話の展開も黒龍荘に比べると面白みに欠ける。 伊藤博文はじめ、実在の人物を登場させるとそれだけ犯人の輪が狭まるのに、なぜわざわざこういうスタイルにしたのかと思っていたが、最後の方でようやく合点がいった。 ということで、月輪くんに対して星3つを捧げます。
伊藤博文邸の怪事件 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:伊藤博文邸の怪事件 (光文社文庫)より
4334769225



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