フライプレイ! 監棺館殺人事件
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.50pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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さて、この死体どうする?ミステリ作家と編集者の二人が考えた解決策は・・・。出だしから伏線いっぱいの書きようで、ミステリファンと真っ向勝負といった内容のストーリー。アイテムを散りばめ密室殺人の解決が各人から語られるなんて凄すぎる。呼ばれた探偵役も推理を重ねて犯人を指摘する。どれもがなるほどと頷く名推理であり読んでいる読者は密室殺人の講義を受けているようなものだ。ポーの見立て、ドイルの見立て、数々のアイテムとギミック。これはミステリ入門書であり | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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二重三重のトリックと、全体に仕掛けられた大掛かりなトリック(これには前例がいくつかあり)、非常に緻密に練り上げられた緻密な推理。 そこまでは文句なしなのだがとにかく会話が多すぎるのと、その会話がまた寒いギャグばかりで読みづらいことこの上ない。 しかもこの長さだと読むのが苦痛以外の何物でもない。 もっと無駄な会話を減らして地の文章でわかりやすく説明してほしいと思った。 | ||||
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騙し、演技、推理、見立てなどミステリの要素をふんだんに注ぎ込んだブラックコメディ。 装幀をみればわかるように、劇場型の犯罪ドタバタ喜劇である。 頻出するオヤジギャグは、あまり笑えないが、ストーリー全体に通底するドス黒いユーモアや不謹慎な悪意が 心地よく脳髄を刺激する。 四つの多重解決で澄ましてみせ、見立て攻撃で読者のめまいを引き起こす。 バカミス的要素が惜しげもなく織り込まれ、筋が通っているものだから、その下らなさにも感心してしまう。 さらには、"予告としての見立て"という凝った趣向まで盛り込み、著者の作為に呆然とさせられる。 また、本作は非常にサディスティックだ。 編集者の里子がそれを象徴しているが、第四幕で犯人を追い込むさいの、真綿で首を締めるような ジリジリとしたやりかたは、完全にSが入っている。 | ||||
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