フライプレイ! 監棺館殺人事件



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初公開日(参考)2014年10月
分類

長編小説

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フライプレイ!: 監棺館殺人事件 (ミステリー・リーグ)

2014年10月24日 フライプレイ!: 監棺館殺人事件 (ミステリー・リーグ)

『探偵スルース』+『熱海殺人事件』に鬼才が挑む! 「さて、この死体をどうする?」 切羽詰まった売れない作家と編集者による「禁じ手」に探偵を据えての推理合戦、すべては怒濤の結末のために! 名探偵メントのために! (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.50pt

フライプレイ! 監棺館殺人事件の総合評価:6.25/10点レビュー 4件。Bランク


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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

セコい殺人を本格ミステリへ!!


 落ち目のミステリー作家・神岡は別荘に訪れた愛人を突発的に殺してしまう。
原稿をもらいに別荘に来ていた担当編集の里子はその突発的な殺人を本格ミステリ作家にあるまじきセコい殺人だと糾弾する。
斯くして平凡な死体を曰く付きの殺人現場に飾り立て、ミステリ作家らしい殺人事件に仕立てることになってしまった。
不謹慎な遊び心は思いもよらない結末へ!!

 何の変哲もない死体を密室に入れ、見立て殺人らしい装飾を施し、本格ミステリらしく探偵を呼び寄せる。ストーリーとしては死体を弄ぶような不謹慎な内容だが、そもそも全体を通してギャグテイストで話は進むのであまり気にならない。そしてラストは霞流一さんらしく大破局。

りーり
9EDFH0HC
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

フライプレイ! 監棺館殺人事件の感想

さて、この死体どうする?ミステリ作家と編集者の二人が考えた解決策は・・・。出だしから伏線いっぱいの書きようで、ミステリファンと真っ向勝負といった内容のストーリー。アイテムを散りばめ密室殺人の解決が各人から語られるなんて凄すぎる。呼ばれた探偵役も推理を重ねて犯人を指摘する。どれもがなるほどと頷く名推理であり読んでいる読者は密室殺人の講義を受けているようなものだ。ポーの見立て、ドイルの見立て、数々のアイテムとギミック。これはミステリ入門書であり
少なくとも中級者以上の人向けのミステリと云えます。しかし、すべては最後の仕掛けのための工作です。そして本当のラストはブラックジョークのようでホラーなオチが用意されているといった手の込みようです。
変化球なしの直球勝負の著者と対決することをワクワクした気分でバッターボックスに入れる。そんな気になる一冊です。

ニコラス刑事
25MT9OHA
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.2:
(1pt)

究極のバカミスなのだが???

二重三重のトリックと、全体に仕掛けられた大掛かりなトリック(これには前例がいくつかあり)、非常に緻密に練り上げられた緻密な推理。 そこまでは文句なしなのだがとにかく会話が多すぎるのと、その会話がまた寒いギャグばかりで読みづらいことこの上ない。 しかもこの長さだと読むのが苦痛以外の何物でもない。 もっと無駄な会話を減らして地の文章でわかりやすく説明してほしいと思った。
フライプレイ!: 監棺館殺人事件 (ミステリー・リーグ)Amazon書評・レビュー:フライプレイ!: 監棺館殺人事件 (ミステリー・リーグ)より
4562051051
No.1:
(4pt)

S

騙し、演技、推理、見立てなどミステリの要素をふんだんに注ぎ込んだブラックコメディ。
装幀をみればわかるように、劇場型の犯罪ドタバタ喜劇である。
頻出するオヤジギャグは、あまり笑えないが、ストーリー全体に通底するドス黒いユーモアや不謹慎な悪意が
心地よく脳髄を刺激する。
四つの多重解決で澄ましてみせ、見立て攻撃で読者のめまいを引き起こす。
バカミス的要素が惜しげもなく織り込まれ、筋が通っているものだから、その下らなさにも感心してしまう。
さらには、"予告としての見立て"という凝った趣向まで盛り込み、著者の作為に呆然とさせられる。

また、本作は非常にサディスティックだ。
編集者の里子がそれを象徴しているが、第四幕で犯人を追い込むさいの、真綿で首を締めるような
ジリジリとしたやりかたは、完全にSが入っている。
フライプレイ!: 監棺館殺人事件 (ミステリー・リーグ)Amazon書評・レビュー:フライプレイ!: 監棺館殺人事件 (ミステリー・リーグ)より
4562051051



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