(短編集)
僕の光輝く世界
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全1件 1~1 1/1ページ
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特異な状況にある主人公が、日常の中で事件に巻き込まれて解決するという大筋に、恋愛の要素の絡んだミステリです。プロットは決して明るいものではなく、むしろ現実における悪意や矛盾、理不尽が大いに絡んでいます。それらを乗り越えるところに「主人公の成長」が味わえる青春小説の味があります。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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3つの短篇と1つの中篇からなる連作長篇。主人公は頭を打ってアントン症候群、視力障害があるのに本人には自覚がなく、幻影が見えてしまうという病気。3つの短篇は不思議な味わいで楽しかったが、最後の中篇は普通の本格推理で、今ひとつだった。最後にちょっと肩透かしされた感じ。 | ||||
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文庫にしては高いのと,表紙がアニメ調だったので購入を躊躇していましたが...。すごいです,この作品。連続する短編3+中編1で構成されてます。あらすじの「少女は実在するのか?」は2つめの短編で解き明かされます。設定はややぶっ飛んでますが,現実近現代世界が舞台のミステリで,かつその中に「失明したのに見える」「少女は実在するのか」「突然世界が崩壊したのか」「わらべ歌を唄う女幽霊と作中作」と,これでもかとワクワク要素が詰め込まれてます。 表紙がアニメ調だから...という理由で敬遠されているミステリファンの方,損してますよ(笑) あと,『プラスチックの恋人』の作者さんだとは知りませんでした。 | ||||
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キャラクターの思考や行動が本当に存在する人間のようで引き込まれました。 名作、オススメです。 | ||||
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たまたま手に取った本でしたが、とても面白かったです。主人公は失明しているのですが、アントン症候群という珍しい病気を発症したことにより、視覚以外の感覚によって得られた情報から脳が視覚イメージを造りだし、まるで見えているかのような状態を作り出しているという設定。つまり、彼に見えているのは彼の想像力によって作られた世界であり、現実とは異なるわけですが、それと現実のつじつま合わせをすることにより、様々な謎を解くことができる。ちょっと変わったミステリー作品ともいえますが、読みやすく巧みなストーリー展開によって、極上のエンターテイメントになっています。かなり分厚い本なのですが、全く気にならない面白さ。解く謎も、日常の謎的なことから殺人事件まで幅広く、とにかく飽きさせません。 | ||||
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この小説はいかにも「取材しました調べましたー」という感じの部分が多く、社会派な作品が苦手な自分は最初失敗したと思いましたが、読みすすめていくと根っこの部分はSF(Speculative Fiction)とミステリだなとわかって楽しく読めました。発想がとてもおもしろく、料理の仕方もすごくいい。同じ題材でアニメやゲームを作ってもおもしろいんじゃないかと思いました。 村八分というロックバンドに「俺はめくら めくらもの 全ての見える めっくらもの!!」という歌詞があるのですが、それを文字通りいっちゃってる主人公です。 大きく4章に分かれていて1章から3章と右肩上がりにおもしろくなって興奮しました。 主人公がかなり中学生っぽい正義感と道徳観(まぁ大人の想像の範囲で)を持っているんですが、自分はそれが結構鼻につきました。3章まではそれがミステリ要素などにからんでいたのでまだ良かったんですが、4章はただ余計なおせっかいでしかなく部分が多く「メッセージ性」みたいなものが垣間見えてイヤでした。 | ||||
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