(短編集)

僕の光輝く世界



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初公開日(参考)2014年04月
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短編集

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僕の光輝く世界 (講談社文庫)

2017年03月15日 僕の光輝く世界 (講談社文庫)

気弱なオタク男子、光輝は進学先の高校でもいじめられ、あげくに橋から突き落とされる。搬送先の病院で絶世の美少女と運命の出会いを遂げた、と思いきや、実は既に失明してしまっていた。美少女は果たして妄想なのか実在なのか…視覚を失った少年が、想像力を駆使して奇妙な謎と格闘する不思議ミステリー。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

僕の光輝く世界の総合評価:8.67/10点レビュー 9件。Cランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

世界は光に満ちているかも

 特異な状況にある主人公が、日常の中で事件に巻き込まれて解決するという大筋に、恋愛の要素の絡んだミステリです。プロットは決して明るいものではなく、むしろ現実における悪意や矛盾、理不尽が大いに絡んでいます。それらを乗り越えるところに「主人公の成長」が味わえる青春小説の味があります。
 全部で4つの短編からなりますが、作中作のバリエーションである「幽霊はわらべ歌をささやく」が特にお勧めです。最後は希望の持てるエンドシーンだなと思いました。山本弘さんはもともとSF作家であり、この小説も「アントン症候群」にかかった主人公のバーチャルな視点の描写など、SFとしても「絵になる」シーンが見られて、にやりとさせられました。

tacu
GWKVNW0Y
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.8:
(3pt)

最後の中篇は今ひとつでした。

3つの短篇と1つの中篇からなる連作長篇。主人公は頭を打ってアントン症候群、視力障害があるのに本人には自覚がなく、幻影が見えてしまうという病気。3つの短篇は不思議な味わいで楽しかったが、最後の中篇は普通の本格推理で、今ひとつだった。最後にちょっと肩透かしされた感じ。
僕の光輝く世界Amazon書評・レビュー:僕の光輝く世界より
4062188465
No.7:
(5pt)

もっと評価されるべき

文庫にしては高いのと,表紙がアニメ調だったので購入を躊躇していましたが...。すごいです,この作品。連続する短編3+中編1で構成されてます。あらすじの「少女は実在するのか?」は2つめの短編で解き明かされます。設定はややぶっ飛んでますが,現実近現代世界が舞台のミステリで,かつその中に「失明したのに見える」「少女は実在するのか」「突然世界が崩壊したのか」「わらべ歌を唄う女幽霊と作中作」と,これでもかとワクワク要素が詰め込まれてます。
 表紙がアニメ調だから...という理由で敬遠されているミステリファンの方,損してますよ(笑)
 あと,『プラスチックの恋人』の作者さんだとは知りませんでした。
僕の光輝く世界Amazon書評・レビュー:僕の光輝く世界より
4062188465
No.6:
(5pt)

素晴らしい作品

キャラクターの思考や行動が本当に存在する人間のようで引き込まれました。
名作、オススメです。
僕の光輝く世界Amazon書評・レビュー:僕の光輝く世界より
4062188465
No.5:
(5pt)

オススメです!

たまたま手に取った本でしたが、とても面白かったです。主人公は失明しているのですが、アントン症候群という珍しい病気を発症したことにより、視覚以外の感覚によって得られた情報から脳が視覚イメージを造りだし、まるで見えているかのような状態を作り出しているという設定。つまり、彼に見えているのは彼の想像力によって作られた世界であり、現実とは異なるわけですが、それと現実のつじつま合わせをすることにより、様々な謎を解くことができる。ちょっと変わったミステリー作品ともいえますが、読みやすく巧みなストーリー展開によって、極上のエンターテイメントになっています。かなり分厚い本なのですが、全く気にならない面白さ。解く謎も、日常の謎的なことから殺人事件まで幅広く、とにかく飽きさせません。
僕の光輝く世界Amazon書評・レビュー:僕の光輝く世界より
4062188465
No.4:
(4pt)

SFミステリー

この小説はいかにも「取材しました調べましたー」という感じの部分が多く、社会派な作品が苦手な自分は最初失敗したと思いましたが、読みすすめていくと根っこの部分はSF(Speculative Fiction)とミステリだなとわかって楽しく読めました。発想がとてもおもしろく、料理の仕方もすごくいい。同じ題材でアニメやゲームを作ってもおもしろいんじゃないかと思いました。
村八分というロックバンドに「俺はめくら めくらもの 全ての見える めっくらもの!!」という歌詞があるのですが、それを文字通りいっちゃってる主人公です。
大きく4章に分かれていて1章から3章と右肩上がりにおもしろくなって興奮しました。
主人公がかなり中学生っぽい正義感と道徳観(まぁ大人の想像の範囲で)を持っているんですが、自分はそれが結構鼻につきました。3章まではそれがミステリ要素などにからんでいたのでまだ良かったんですが、4章はただ余計なおせっかいでしかなく部分が多く「メッセージ性」みたいなものが垣間見えてイヤでした。
僕の光輝く世界Amazon書評・レビュー:僕の光輝く世界より
4062188465



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