スティームタイガーの死走
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点5.50pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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ユーモアが溢れているが、事件は結構凄惨。物語にも疾走感があり、一気読みさせてくれる。実に企みに満ちた作品でまずまずの満足だった。 | ||||
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著者初読み。このミス2002年版第4位。「人間消失」、「密室に突然現れたアカムケの死体」、「列車ジャックと犯人のバカな要求」、そして「蒸気機関車消失」。バカミスと言う事になるでしょうが、これだけのネタを詰め込んで一応それぞれに決着を付けています。ふざけた様な奇妙なキャラとその言動に、笑えるか、イラつくか。沢山の謎とその真相に、そしてラストに用意された作品そのものに対する大仕掛けに、感心するか、怒るか、それとも呆れるか。私は、作者が非常に真面目に真剣に取り組んだと感じ、面白く読みました。個人的にこれは有り。 | ||||
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消失物のミステリ。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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機関車走行中の車内を舞台に、殺人事件と乗っ取りが繰り広げられる鉄道ミステリーだが、リアリティは全くなく、書き割りのようなペラペラなテイストで事件が進行していく。 ページ数が少ないのにてんこ盛りの展開だが、あくまでこの著者らしい軽いテイストで、面白いのか面白くないのかよく分からないギャグも挟んで、受け付けない人には全く面白くない作品であろう。 このチープさは何なんだと思っていると、最後にミステリー的なある仕掛けがあって、そういうことか!と一応落ちが付くのだが、どうもこの落ちのためだけの前フリに小説全体がなってしまっている感がある。 | ||||
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薄いボリューム、テンポよく進むストーリーの中、列車消失に殺人事件にイベント満載であります。 トリックは凡庸、もしくはバカバカしいもので、あやうく壁に叩きつけそうになるのですが、そうした「ありえねーよ」感をも呑み込んでしまった最後の大仕掛けには素直に脱帽。これは凄い。 | ||||
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読後に他の方のレビューを見て、「バカミス」というジャンルがあるというのを 初めて知ったわけだけど、だとしてもつまらない作品だ。 笑わせようというのは分かるのだけれど、全て滑っているようにしか思えない。 漫画やドラマならば面白いと感じることが出来るのかもしれないが、これを文章 で読むのは本当に辛かった。全然笑えないのだ。 一部のミステリーマニア向けの作品? | ||||
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いわゆるバカミスの大傑作といおうか、何かあると思ったがこういう事だったのか。本格推理小説はこの仕掛けが面白いのだが、やはり騙された。 読んでいてつねに違和感があった。何ともいえぬ奇妙な落ち着きの無い感じ。時代設定が判らなかったのだが、こういう事だったのか…・。 幻の機関車・C63型蒸気機関車を中央線で走らせるのだが、その記念すべき日に出発の駅で死体が発見されるのだが・・・・。 | ||||
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この本最後まで読んで「ああ、そうだったのか!」っていうサプライズがあるのだが、これで救われてるね。だって、密室殺人の謎にしても、ズル剥けの『アカムケ様』の死体の謎にしても、列車消失の謎にしてもあまり感心しなかったもの。それでもおもしろかった。話自体がなかなか読ませる。ノンストップ本格推理という宣伝文句もあながち的外れではないと感じた。 おもしろいのは、本書の時間進行と読書の時間とが微妙にリンクしていること。章の冒頭に経過時間が記されているのだが、それがほぼ合致していた。これは作者のあとがきを読んで知ったのだが、これを構想の根本において本作を書き上げたそうなのである。だから、すごく苦労したそうな。 かのヒッチコックの「バルカン超特急」のように次々と畳み掛けるように事件が起こり、新たな展開が生まれ、あれよあれよのうちにラストにたどり着いていた。バカミスとまではいかないが、適度にバカ要素が入っていてよろしい。なんせ、列車を乗っ取った男たちの要求が駅構内でのキャンプファイヤーと花いちもんめなんだもの。こういうの普通考える?またそれが、物語の中では必然なんだから凄いではないか。 軽くて読み応えという点ではからっきし駄目だけど、息抜きに読むのにはもってこいのミステリだ。 | ||||
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