CUT



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初公開日(参考)2013年08月
分類

長編小説

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CUT (単行本)

2013年08月31日 CUT (単行本)

キャバクラのボーイ・透は、キャバ嬢・エコの送迎中に、路上で首なし死体に遭遇してしまう。動揺する透に、エコは「死体の首を切断する主な理由」を淡々と講義し始めるのだった。透は過去に弟を亡くして以来、消極的な人生を送っていたが、エキセントリックなエコに引っ張られるように、事件の捜査に巻き込まれていく―。最後のページを読み終えた時、最悪の絶望が待っている。横溝賞史上最年少受賞者が放つ、二度読み必至、驚愕の本格ミステリ。 (「BOOK」データベースより)




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CUTの総合評価:7.67/10点レビュー 3件。Cランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(7pt)

CUTの感想

首切もの。被害者はなぜ首を切断されたのか。
パターンとしては見慣れたものですが、使い方や真相の隠し方が巧かった。終盤の展開はなるほどなぁと思う。

現実では、捜査や検死が行われれば直ぐに解明してしまいそうな内容。警察が機能していない気がしますが、本書のエピローグ以降に警察によって真相が究明するかもしれないと勝手な想像をする事にします。
とはいえ、本格志向のミステリはやはり面白い。作中の小道具や首切問題、重力密室と称する足を踏み入れたら床が崩れてしまう空間内で起きた殺人の謎。真相が分かればそれらが綺麗に繋がっていた事がわかる。こういうのは好み。
著者3作目の読書。どの本も、猟奇的、アングラ思考、著者の経験からくる夜のお仕事のお話など、持ち味があって面白い。文章も内容に対して軽くて嫌にならない為、見知らぬ世界の雰囲気が楽しめてよい。他の本も追っかけようと思う。

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egut
T4OQ1KM0
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No.2:
(3pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

「予想を裏切る展開」がほとんど無かったです

面白いっちゃあ面白いのですが・・・あまりにも「予想通りの展開」
すぎて、この手の話にしては珍しく、驚き要素がほぼ無かったです。
本書は最初から犯人の正体が明かされています。で、「犯人視点」と
「探偵役の透くん&エコちゃんの視点」が交互に展開されるのですが、

・これ、「同じ時間帯の異なる視点」と見せかけて、実は異なる
 時系列だったりして → 全くそんなこと無し!

・犯人と行動をともにしてる「あーくん」が誰なのか?
 普通に考えれば◎◎だとしか考えられないけど、違うんだろうな 
 → 普通に◎◎だった!

・透の弟が、過去に透のせいで死んじゃったみたいだけど、きっと
 驚愕の事実があるんだろう → 特に無し。想像どおり!

・最初から明かされている「犯人の正体」だけど、実はこれミスリード
 で、本当の犯人は違うんじゃ? → 全くそんなこと無し!

と、このようにですね。
深読みする必要、一切無しでした 笑
唯一、驚きポイントがあるとしたら「エコちゃんの正体」なんですが、
とってつけたような感じなんで「ふーん」程度にしか思えず。
(てか、よく考えてみるとエコちゃん、無関係の人にとんでもないこと
しでかしてます)

ということで、星三つです。
CUT (単行本)Amazon書評・レビュー:CUT (単行本)より
4041105366
No.1:
(5pt)

やっぱ才能あるわこの人。

デビュー作がなんともいえぬおぞましい味わいで、年齢を聞いて二度驚いたという若い作者だが、本作は前作を上回る好編である。
前作と同様の異様な雰囲気をもった作品だが、本作は本格ミステリとしての仕掛けも実に鮮やか。
この歳でこれほどの作品が描けるというのは一種の驚異ではないかと思う。末恐ろしい才能が現れたものだ。
CUT (単行本)Amazon書評・レビュー:CUT (単行本)より
4041105366



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