女王はかえらない



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初公開日(参考)2015年01月
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長編小説

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女王はかえらない (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

2016年01月08日 女王はかえらない (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

片田舎の小学校に、東京から美しい転校生・エリカがやってきた。エリカは、クラスの“女王”として君臨していたマキの座を脅かすようになり、クラスメイトを巻き込んで、教室内で激しい権力闘争を引き起こす。スクール・カーストのバランスは崩れ、物語は背筋も凍る、まさかの展開に―。二度読み必至!伏線の張りめぐらされた学園ミステリー。2015年第13回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.67pt

女王はかえらないの総合評価:6.06/10点レビュー 62件。Cランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(7pt)

面白かったけど第2部が残念

物語は面白かったと思う。特に前半のマキとエリカのリーダー争いとか小学生ながら本当にえげつないなと…。
女同士のいがみ合いに男子が加われないのは子供であろうと大人であろうときっと、変わらないだろう。
色々な伏線だったり理由だったりは、ほぼ回収出来ていたから、スッキリした気持ちで読み終える事が出来たんだけど、中盤の中弛み感が否めないかな。わざわざ終盤の展開に持っていくだけの物語のような気がして、ついつい飛ばし気味に読んでしまった。

プロポリオ
35XUVZT0
No.2:
(6pt)

ミステリとしては2流だが、小学生のクラス内抗争がとても面白い

前半部分はミステリ成分はほとんどなく、スクールカーストが顕著な小学校のクラス内で2人の「女王」による権力争いの構図が非常に面白いです。
フィクションゆえの大げささと、その中に感じるリアルさが絶妙なバランス。
作中で形勢が目まぐるしく入れ替わるけれど、争いの中心となる「女王」である2人の女子生徒が見ていてどっちも肩入れできない性悪であることで、逆にどっちに転んでも見ているほうには面白いと感じました。
まさに小学生の頃嫌いな子同士の喧嘩を見て楽しむような感覚を思い出せる作品でした(笑)

前半はあくまで導入部分で後半から謎解きに入るのですが、正直面白かった前半から一気に失速したと感じました。

▼以下、ネタバレ感想

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マリオネットK
UIU36MHZ
No.1:
(7pt)

女王はかえらないの感想

物語としては面白い!
ミステリーとしては浅いかな…。

▼以下、ネタバレ感想

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ぺこりん12
M5MH63SF
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.59:
(5pt)

ミステリー好きの方におすすめです

少し前の時代では起こり得そうなストーリー仕立てでとても面白かったです。
女王はかえらない (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:女王はかえらない (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4800249996
No.58:
(4pt)

「こうはならないよね」と思うけれども、お話としては面白かったです。ストーリーは、ほんのりイヤミス。

「ここの部分が、もし、こういう仕掛けになっているとしたら、ちょっとずるい(都合がよすぎる)」と思いながら読み進めていくと、実際にそういう仕掛けだったので、少し残念でした。
他の方々のレビューにも、仕掛けについて低評価のレビューが散見されますが、それもおそらく、「仕掛けの見当がついてしまうこと」より、「仕掛けを実現する際の都合のよさ」に対する不満なのではないか、と思います。
お話としては面白かったです。ぐいぐい引き込まれる文章も素晴らしかったです。
女王はかえらない (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:女王はかえらない (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4800249996
No.57:
(4pt)

お見事 4年1組の生徒目線で丹念に語る1部、4年1組の担任目線で描く2部、何度も驚かせる3部。

いやまあ大賞受賞するだけのことはある作品だと思う

いや、これね、「大賞をとった推理小説」とわかった状態で読むから、
そういうつもりで読んでるんだけど、
そういう前提知識すらない状態で読んだら、そもそも「推理小説」って思わないよ。
少なくとも2部の終盤まではね。
たぶんそういう読み方が一番楽しめると思う。

で、まあ推理小説をときどき読むような人が、
この作品を推理小説だと思って読み始めれば、1部の序盤で、
「ははーん、これはあのパターンだな」と予想するはずだ。
つまり、人称とか呼称を使い分けることで、
「実はこの人とこの人は同一人物でしたー」とかのやつ。
それはそうなのだけど、思ってたのとだいぶ違うことになる。

作者は知らなかったけど、早稲田大学の文学部卒だそうで、
ゴリゴリの文系タイプだ。
いかにも、文学部です、って感じの作品だとは思った。
女王はかえらない (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:女王はかえらない (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4800249996
No.56:
(4pt)

夏向きでサクッと読める。作者のしかけたトリックをわかったうえで、読者が作者のしかけたトリックをわかったうえで読んでいるということを作者がわかっているということを読者がわかったうえで楽しみたい。

作者は早稲田の文学部卒だそうで、たしかにいかにも文学部です、という作風が漂う。

3部構成で、まったく完全に予備知識ゼロで読み始めたとすると、たぶん2部の終盤まで、これが「ミステリー」だと思わないはずだ。ふつうの文学作品と感じるだろう。

でも「ミステリー」だと知ったうえで読み始めると、1部の序盤あたりで、「ははーん、これはあのパターンだな」と感づくだろうし、それは当たっている。・・・のだけども、作者側も、読者が感づくことは想定済みだ。そこらへんは双方がわかった、わかられていることをわかった、わかられていることをわかっていることをわかったうえで、作品を楽しみたい。

作品は北関東の田舎町の「針山」が舞台だ。実際の地名ではないが、個人的には、群馬県吾妻郡中之条町の嵩山を想像しながら読んだ。夏を象徴する要素が散りばめられており、夏の田んぼのカエルの鳴き声を聞きながら、群馬の山奥の温泉旅館の座敷に寝っ転がって半日ぐらいで読了するのには最適な作品だ。
女王はかえらない (「このミス」大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:女王はかえらない (「このミス」大賞シリーズ)より
4800235472
No.55:
(5pt)

私のあだ名は、名前を下から読むものだったな

本書は、小学校のクラスメートをニックネームで呼び合う、スクールカーストをベースとした犯罪小説である。警察や探偵は出てこない。当事者だけで物語が語られるが故、内向きに、陰湿に展開する。本書のタイトルは、残酷な結論である。
女王はかえらない (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:女王はかえらない (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4800249996



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