レプリカたちの夜
- 新潮ミステリー大賞受賞 (7)
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筆者が博学であることに感心した。 小説として、まとまりに欠ける。 もう少し小さな世界観の短編があれば今後読みたい思った。 | ||||
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ミステリーSF、哲学的小説だということと、随所に作者の伝えたいメッセージがあるのを感じ取れたが、言い回しが長ったらしすぎて肌に合わなかった。大人しく星新一のショートショートでも読んでこようと思う。 | ||||
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自分なりの解釈しかできないのですが、自分の解釈が深く掘れば掘るほどパズルのピースがハマっていく感じで、伊坂幸太郎さんの本を読んだ時と似たような感覚が得られる小説だと思いました。 他の方がレビューで書かれているひらがな表記に関しても、私の解釈では納得のいくものですし、一見してメチャクチャだと思われるような出来事も腑に落ちるものでした。 その上でミステリー?と最初は疑問に思ったのですが、それもまた深く掘っていくと、これは今までにない形のミステリーだ、と感動しました。 まあ、あくまで自分なりの解釈でしかないんですけど(汗 とにかく自分なりの解釈でも楽しめたので良かったです。 色んな人の解釈を聞いてみたいな、と思いました。 | ||||
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飛行機の中で読もうと文庫本を購入。 裏表紙の紹介文で不条理小説っぽいSFだなと覚悟して読んだので「何じゃこりゃ?」と言った拒絶反応は起きなかった。 しかしながら数ページ読んだ段階で既視感を覚えるではないか。 簡潔で短い文章、何の説明もない淡々とした情景描写、登場人物達の現実にはあり得ない会話や心理描写。 そうか、この文体は筒井康隆っぽいぞ。 読み進めるに従い、くどい会話の言い回しや、粒山の妻と称する狂気に満ちた女が登場する辺りから「なんだよ、まるっきり筒井康隆の模倣じゃないか」と確信へ変わった。 読み終えて、裏表紙に書かれた煽り文句 ”選考会を騒然とさせた身長ミステリー大賞受賞作。「わかりませんよ。何があってもおかしくはない世の中ですから」” が白々しく感じた。 筒井の作品と比べれば、プロットも中くらいのレベルと判断して☆☆☆とする。 | ||||
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序盤では地方都市の工場を舞台に癖のある登場人物たちが織りなす日常劇かと思いきや どうも時代は近未来のようです。 そして物語が進行するにつれて主人公、往本の周りの世界はダリの描いた絵画のように 見慣れたモチーフを残骸を残したままぐにゃりぐにゃりとその姿を歪めてゆきます。 崩れゆく世界の中で、往本の記憶と工場の同僚たちの語る「事実」がどんどんずれてゆく 実際に起こったことと妄想としか思われない事の境界が滲んでストーリーを追う事も困難になってゆき、終盤ではもう怒涛の勢いで、冒頭ではそれなりに「普通」に見えていた世界が崩れ去ります。 「自分とは」「人間とは」「世界とは」何かを探る一風変わった謎解き小説。 ミステリー大賞の受賞はあながち的外れではないような気がします。 | ||||
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