つまをめとらば
- 直木三十五賞受賞 (3)
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こんな作家と出会えるなんて最高のしあわせ。 かってよく読んだ伊藤佳一を彷彿とさせる人情派の作家である。 しかもデテールに破綻がないから安心して読める。 例えば、加舎白雄という天明期の俳人が登場するが、その俳諧史上の役割、彼の弟子などが過不足なくすっきりと紹介されている。同じことが遊俳で有名な夏目成美についても言える。 じっくりなんども読み返したい作品集である。 | ||||
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妻をめとらばというのが、たぶん子供の時に読んで勝手に自分が結婚する時にどういう状態でいると良いかを与謝野晶子さんが、書いてくれた文章ってイメージを残してた。 本書読んでて何か気になって調べたら、晶子さんの旦那さんがこういう人を妻にしたいと思ってて、晶子さんがその通りだったという話らしいですね。 だいぶ長いこと勘違いして生きてましたが、まあ実際なかなかそのようにはなれてなかったとしても、それはそれとして、妻に求めることを自分が求めるのも結果的にはいい事と思うので、今回は長年の勘違いが分かって良かったです。ありがとうございます。 | ||||
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本の状態も良く、迅速に対応していただきました。 | ||||
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青山文平氏の作品を初めて読んだ。内容以上に文章にハマった。キレ、呼吸、調子、メリハリ。なにか武道のお稽古を積まれているのだろうか。 | ||||
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どういうところがいいのか、うまく言えません。 たとえば6篇の短編のうちの「乳付」ですが、子を生みすぐに乳を与えようとしますが義母によって乳母が用意されていて乳を与えることができません。しかもその乳母は4人の子を生んだというのに娘のように初々しく美しいのです。ようよう起きられるようになって乳房を赤子に含ませますが乳がでません。赤子はその後もその乳母の乳を飲むのです。その乳母に悋気します。ところがその乳母が自分の初めての子のときは乳が出ず、代わりの乳母に悋気したと言うのです。そんなとき実父が魚を届けにやってきて、城勤めは気苦労が多いがお前のおかげで助かっていると夫が言っていたと言います。家では何も言わず明るくしている夫でもそんなことがあるのかと思いながら何気なく赤子に乳房を含ませると勢いよく乳を吸うのです。こんなような話しです。いいと思いませんか。いいと思ったら読んでみてください。 このところ藤沢周平作品をよく読んでいました。藤沢作品に通じるところがある・・・・いいえ、もしかするとぜんぜん違うかもしれません。藤沢作品はとても好きです。すばらしい作品ばかりだと思います。でも、根本的に違うのかもしれません。どお違うのかうまく言えませんが。 | ||||
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