跳ぶ男
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青山文平氏の本領発揮です。唸らされます。 | ||||
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読みながら予想したのは①保の切腹理由についての謎解き、②藩主身代わりがばれそうになるハラハラドキドキ、③跳びに跳んで周囲を圧倒する場面、を軸としたエンターテインメントであったが、すべて外れた。まあ、①については、ここまで読んだらわかるだろうという曖昧な提示はあったが②③は皆無で、著者が安易で凡庸な小説を拒否する姿勢が伝わってきた。 結末にはあっけにとられたが、解説者が述べるとおり、ラスト3行の与える余韻は深い。この平易な文章を読者に飲み込ませるための難解な「能」だったのかと思う。 | ||||
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この小説を碁に例え、主人公が国元を離れ江戸に出るまでを序盤、江戸で次第に能で評を得るまでを中盤、自裁の決意をして以降を終盤とするならば、中盤が間延びすぎる。 中盤では、能についての解釈、説明が延々と、しかも断片的になされるので、何を言いたいのかよくわからず、飽きてしまう。 しかし、終盤のまとめは見事である。さすがと言ってもよく、中盤のもやもやが吹っ飛ぶ思いがした。 自分としては、この程度の分量の単行本は通常3~4日で読了するのあるが、中盤が面白くなく結局、読了まで3週間弱もかかってしまった。中盤を引き締めて描くことができれば、もっとよい小説になったのではないか。 作者には一定の根強いファンがおり、出版できたのであろうが、読者に斟酌は必要なく、自分の考えで自由に評してよいのではないか(ただし、その論拠は必要だろう)。 | ||||
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小学校の時に能楽鑑賞に行きましたが、狂言の題目は「ブス」で小学生でも皆大笑いしました。能は眠かったことしか覚えていません。そんな私が能楽の本を4冊購入し、NHKの日本の伝統芸能で「恋重荷」、金沢能楽会の「船弁慶」を鑑賞しました。なんだかこのまま能に嵌りそうです。怨霊、鬼、鵺、人の煩悩。悩み苦しむ人に、理不尽な世の中は優しくありません。しかし、その理不尽な世を作っているのも人なのです。能は全てに優しい、全ての人に優しい。三分の一を過ぎた辺りから止まらなくなり最後は涙で文字がかすみました。剛が海で保と母に再開できることを願っています。 | ||||
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お能が題材と知って手に取り、その部分は面白く読みましたが、文章が読み辛く小説としては楽しめませんでした。例えば「思う」を「想う」、「知らない」を「識らない」などと書かれるのですが、それが物語に馴染んでいないというか、違和感がひどくて最後まで読み通すのが大変でした。 | ||||
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