(短編集)

半席



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    初公開日(参考)2016年05月
    分類

    短編集

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    半席

    2016年05月20日 半席

    分別ある侍たちが、なぜ武家の一線を越えたのか。直木賞受賞後、待望の第一作! 若き徒目付の片岡直人に振られたのは、腑に落ちぬ事件にひそむ「真の動機」を探り当てることだった。精勤していた老年の侍がなぜ刃傷沙汰を起こしたのか。歴とした家筋の侍が堪えきれなかった積年の思いとは。語るに語れぬ胸奥の鬱屈を直人が見抜くとき、男たちの「人生始末」が鮮明に照らし出される。本格武家小説の名品六篇。(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

    半席の総合評価:8.00/10点レビュー 12件。Cランク


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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (6pt)

    半席の感想

    時代は江戸。徒目付・片岡直人が事件のなぜの的を射抜く。
    事件のことだけならば、シーラッハ「犯罪」を思い出す。
    片岡の役職、上司、江戸の街並、剣術、食べ物など彩り豊か。
    「半席」が一般的なことばでなく、一見で意味不明で読書意欲がイマイチわかないと思う。。

    みやはら
    TL5WJ5W1
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.11:
    (5pt)

    時代ミステリー傑作シリーズ誕生

    「半席」「真桑瓜」がとても良い。
    直人の父が最初に付いた「小十人」という役職は大河ドラマで渋沢栄一が一橋家で最初に付いた役職でした。青山文平さんは本当に深くきっちり調べているので、リアリティは半端なく、片岡直人、内藤雅人の設定、描写も申し分なく、
    三五屋に出て来る食べ物も皆美味しそうで、ほうじ茶まで思わず飲みたくなる。
    藤沢周平を継ぐ作家かと言われいますが、新しい流れが生まれつつあると思います。
    なんと作家は1948年生まれで、私より年上でこれが一番驚いた。これを読んだらすぐに「泳ぐ者」を是非。続刊のストリートにタイムラグがありません。
    半席Amazon書評・レビュー:半席より
    4103342331
    No.10:
    (4pt)

    毎度の冒頭

    短編掲載をまとめたものとはいえ、冒頭がどれも同じなのでもう少し整えてから出してほしかった。
    半席Amazon書評・レビュー:半席より
    4103342331
    No.9:
    (5pt)

    藤沢周平なき今日、期待すべきは青山文平である

    青山文平は、小説家の前に、研究家だ。

    江戸時代、あまり注目されない下級武士や農民たちの日常を深く深く調べ上げる。
    だからここまで書けるのだ。
    そこまで書かなくてもいいと思う読者もいるだろう。
    しかし、そこを書かなければ、青山文平の時代劇は成立しないのである。

    彼の描く主人公の愚直さは、彼の愚直さなのでもあろう。
    共感する。
    シリーズ化して欲しい。

    ただ、片岡直人という名前は、某パフォーマーを思い浮かばずにいられないので、
    できれば、変えて欲しいのだが。
    半席Amazon書評・レビュー:半席より
    4103342331
    No.8:
    (4pt)

    「なぜ」を解く

    父は、御目見以上の役に就いて旗本になったが、その後役を解かれて御家人に戻った。一代御目見以上だった。片岡直人は、今の半席の状態からもう一度御目見以上になり、子も生まれた時から旗本である永々御目見以上になるのをを目指している。今の徒目付は、そのための腰掛のつもりであったのだが、次第に徒目付の表の仕事はもとより、徒目付組頭の内藤正之から押し付けられる幾つもの裏の仕事に魅力を感じていく。この裏の仕事とは、決着がついて刑が決まったしまった科人が、なぜそんな罪を犯したか明らかにするというものだ。謎を解くための着想を得る過程が、なかなかに面白い。その中で、片岡は成長していくのだ。片岡の心の動きを読んでいくのは、魅力的であった。終わり方も、さわやかでいい。
    半席Amazon書評・レビュー:半席より
    4103342331
    No.7:
    (4pt)

    全編面白くなくは、ないのだが

    筋書きが、この時代の武家社会の階級風習などの、説明が、くどすぎて、肝心の本筋になかなか入り込めなかった。一編を残して残念。
    半席Amazon書評・レビュー:半席より
    4103342331



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