ジェリーフィッシュは凍らない



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初公開日(参考)2016年10月
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長編小説

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ジェリーフィッシュは凍らない (創元推理文庫)

2019年06月28日 ジェリーフィッシュは凍らない (創元推理文庫)

特殊技術で開発され、航空機の歴史を変えた小型飛行船〈ジェリーフィッシュ〉。その発明者であるファイファー教授を中心とした技術開発メンバー6人は、新型ジェリーフィッシュの長距離航行性能の最終確認試験に臨んでいた。ところが航行試験中に、閉鎖状況の艇内でメンバーの一人が死体となって発見される。さらに、自動航行システムが暴走し、彼らは試験機ごと雪山に閉じ込められてしまう。脱出する術もない中、次々と犠牲者が……。21世紀の『そして誰もいなくなった』登場! 精緻に描かれた本格ミステリにして第26回鮎川哲也賞受賞作、待望の文庫化。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.20pt

ジェリーフィッシュは凍らないの総合評価:7.16/10点レビュー 98件。Aランク


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全15件 1~15 1/1ページ
No.15:
(5pt)

ジェリーフィッシュは凍らないの感想

第26回鮎川哲也賞受賞作とのこと。ということは、トリック物ということですか。
あまり好みではない範疇に属していそうなので、パスしても良かったのだが、サイト評価が高かったので読む事にした。

無事、読了。
思ったより喰いつきも良く、飽きることなく読めた。
動機・心理・感情、こうした物を楽しむのではなく、単純にトリックを楽しむ。そういう一冊だと思う。
2人の警察官コンビのライトさも相まって、気軽に楽しみましょう。

マッチマッチ
L6YVSIUN
No.14:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)
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ジェリーフィッシュは凍らないの感想

ここ最近読んだ中では一番面白かったです。

りゅかさん
DSQDHULA
No.13:
(8pt)

ジェリーフィッシュは凍らないの感想

少し期待しすぎたかも。でも充分楽しめた。
ヒントもしっかり散りばめられていてページを戻って読みました。

▼以下、ネタバレ感想

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しん
WCNZKBHI
No.12:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ジェリーフィッシュは凍らないの感想

刑事二人のコンビは中々良かったと思います.なので,シリーズ化したのでしょうね.

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マー君
S2HJR096
No.11:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

ジェリーフィッシュは凍らないの感想


 後にマリア&漣シリーズとなる作者のデビュー作、第26回鮎川哲也賞。 新型小型航空機の航行実験中に起きた連続殺人、クルーの全員が他殺という状況を一体どう説明つけるのか。 21世紀にあのインディアンのミステリーが蘇った。

 読者にのみ提示されるクローズドサークル内での事件の容貌、それを報告書という形で後追いするマリア&漣の二層構造。 読者視点では犯人不在の中で二人の刑事が軽口を交えつつ意外な真相へ向かっていきます。 かなり大味な展開は否めませんが特殊設定も相俟って惹きこまれる作品なのは確か。 ★は6つ。

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りーり
9EDFH0HC
No.10:
(6pt)

ジェリーフィッシュは凍らないの感想

未来的な飛行船ジェリーフィッシュで起こるクローズドサークルもの。破綻している部分は無いが、内容をきちんと読まないとかなり混乱する。あと、キャラ付けが弱いかな?

テルテル
9638XNHX
No.9:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

ジェリーフィッシュは凍らないの感想


▼以下、ネタバレ感想

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なおひろ
R1UV05YV
No.8:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ジェリーフィッシュは凍らないの感想

『そして誰もいなくなった』『十角館の殺人』への挑戦というのはさすがにハードルを上げすぎだと思う。
それらのオマージュ作品としてなら十分に楽しめる内容でよく練られた作品だと思う。

架空のパラレルワールドが舞台なのだが、
個人的には1980年代という時代設定が少しずるいかなと感じてしまう。
現代の通信技術の上でこの物語を完成させていたら、
もしかしたら上記の2作品に迫る作品になったかもと思ってしまう。
通信技術の進歩のため現代を舞台にクローズドサークルを作ることが相当困難であろうことは予想されるので、
無いものねだりなのでしょうけど…。

歌舞伎蝶
LMC3R9P9
No.7:
(6pt)

ジェリーフィッシュは凍らないの感想

結局、雪山だったが、こういうクローズド・サークルの作り方は斬新。

ある人物の独白と傍白によって過去の真相が判明するが、犯人の感情に起伏があまりないことに違和を感じる。
犯人が自殺したと思わせる意図がないので、感情に任せて執拗に痛めつけたりした方が自然かなと思う。


エーカー
NWKWLAAY
No.6:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

ジェリーフィッシュは凍らないの感想

誰が犯人なのか?
この単純作業の為読み続ける。
最後はロジックを押し付けられているようで
イマイチ感あり。
刑事の女と男。
現在・過去・不明 それぞれの場面が切り替わる展開
私はすきです。
しかし人物の心情がかけてないので
物語としては、いまいち

jethro tull
1MWR4UH4
No.5:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)
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ここ最近で一番の当たり

いわゆる「クローズド・サークル」で『そして誰もいなくなった』モノ。本ミス3位はダテじゃない。
1980年代アメリカ(U国)。ジェリーフィッシュなる飛空挺(気球)が世に出回り始め、その新作の極秘研究がある研究所で進んでいた。そして完成を見たそのジェリーフィッシュの航空試験中に、添乗者が1人、遺体となって発見された。次々に起こる異常と殺人。犯人は誰で、どこから来たのか?漣&マリアの警官コンビが真実究明のため駆け回る。

伏線の貼り過ぎのためか、解決編を見てもそこまでスマートな印象を受けない。ただ、そのいずれにもきちんと説明をして筋を通しており、作品自体の完成度はかなりのもの。完結編の予想も高難度となっている。

警察の漣&マリアのやり取りはテキトーな印象を受けるが、漣の執拗な嫌味などは親しみやすさを与え、読者サービス的な意味合いも強そうである。

なにより派手なシチュエーションと「読ませる」展開は圧巻。特に後者はすごく、ここまで夢中になってページを捲った作品もいつ以来か思い出せない。お見事、と言うほかない。

非澄
MP0X59EF
No.4:
(6pt)

新しい乗り物を作ってくれました

あまり深みは感じませんでしたが普通に読めました。

わたろう
0BCEGGR4
No.3:5人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)
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ジェリーフィッシュは凍らないの感想

「十角館の殺人」を読んで感銘を受けた人は、この本を読んだら似たようなレビューを書いてしまうよね・・・と予め予防線を張っておきます。
帯には「21世紀のそして誰もいなくなった」とあります。
クローズドサーキットものなんだな、ってのはそれで分かるのですが、読み始めると「そして誰もいなくなった」っていうより「十角館の殺人」だよねこれ、になりませんかね。
プロローグでの犯人の独白、クローズドサーキット内外を交互に進める構成などなど。
そして、これもあの1行を意識していると思われる「あの一言」
「ばんだいんです」に聞こえなくもない(笑) ・・・ウソです、相当に無理がありました。

これも既に指摘されている方がいますので恐縮ですが・・・
これもミスリードと言うんでしょうか、「そして誰もいなくなった」もそうですが、「十角館の殺人」から、ある先入観を持って読んでいると、なかなかに楽しい驚きを与えてくれますね。
それを考えると、「十角館の殺人」だけでなく「そして誰もいなくなった」も先に読んでおいた方がいいと言えるでしょうね。
クローズドサーキット内外の物語に時間軸のずれがありますが、こういう「十角館の殺人」との相違点に気づくと、そこには作者のアレンジというか「勝負」のニオイを感じることが出来て、そんな事を色々考えながら読むのが非常に楽しかったですね。

トリックなんかもかなり練られていて、それを考えると「十角館の殺人」って「一発芸」なんですが、その「一発芸」を超える作品未だなし、なんですよね。

梁山泊
MTNH2G0O
No.2:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

ジェリーフィッシュは凍らないの感想


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氣學師
S90TRJAH
No.1:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

全滅系CCの本格モノ。十角館のオマージュにも感じる

帯コピーが "21世紀の『そして誰もいなくなった』"。
また釣られるかなぁという軽い気持ちで手に取りましたが、読後は帯に偽りなしで大満足!

『そして誰もいなくなった』、『十角館の殺人』といったクローズドサークル(CC)物。事件中と事件後の2つの時間軸をずらした物語が交互に進んで行きます。
もう出尽くしたと思われたCCの舞台設定は、80年代のSF空想世界を新しく構築。懐古主義な読者も楽しめる。これはとてもよいです。

ネタバレではない導入部からですが、事件後パートで提示される、現場は明らかに他殺なのに犯人不明の関係者全滅型というのがそそります。全員死んでる現場で何が起きたのか。もうこの設定だけでワクワクでした。
実際な所『十角館の殺人』が好き過ぎる気持ちが伝わるオマージュ作品な感覚を得ました。なので、この手の本が好きな人へはオススメ。

私個人が十角館からミステリにハマった口なので、それ系の再来を思わせる、読みたい本が読めた充実感でいっぱいでした。楽しかった。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
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