(短編集)
ボーンヤードは語らない
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マリアと蓮の過去、そして二人の出会いの話。 | ||||
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『ジェリーフィッシュは凍らない』前後の事件および 各キャラクターの「過去」を描いた短編集です。 それぞれの事件は論理的に構築・解体されるものの「○○と思われたが、 因果関係を逆にして考えてみると・・・・・・」のパターンで推測できますし、 『グラスバード』あたりから顕著になった「超大国アメリカの闇」に 注力するあまり同一パターンになりがちなのが残念でしたが 完成度は高いと思いました。 | ||||
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各篇の主役が異なっていた。 1話目はジョン・ニッセン少佐、2話目は九条漣刑事の高校生の頃で、3話目はマリア・ソールズベリー警部がハイスクールの頃、最後はマリア&漣最初の事件となっていた。 ニッセン少佐は慣れぬ探偵役の助言をマリア&漣に求めていた。 高校生時代のマリア&漣の2編はちょっと暗い内容で二人の根底にあるものを表しているのかな。 九条刑事の移民した理由と、警察官になった理由が知りたくなる。 | ||||
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市川憂人、マリアと漣のシリーズ4作目。 今作はシリーズ初の短編。これまでの3作が非常に魅力的であり、密室に拘る矜持やタイトルの形態を統一するやり方に作家としての拘りを深く感じ、あっという間に作者のファンになった。 今作は短編4作からなる作品集だが、短編においても市川憂人の魅力を存分に表現しており、さらには読みやすさもあるため、シリーズの取っ掛かりとしても面白い(ジェリーフィッシュを受け入れる必要があるが)。 短編において起承転結を表現するのは中々難しいが、表題作「ボーンヤードは語らない」ではタイトルすらも回収する出来栄えで衝撃的であり、更には漣やマリアの個性すら組み込んでいる。 軍内での大きな部分は読者にもわかりやすく問題提起され、今回の事件の真相が語られていく間、少しづつピースが繋がる快感は、作者の表現力と登場人物の魅力によるものだろう。 「赤鉛筆はいらない」は得意の密室と降り積もった雪、残された足跡の王道だが、古臭さのない、独創的なものだ。蓮の今までと違った一面が見られるだけではなく、終始冷静に彼のキャラクターを描いている。完成度も抜群で面白い。 「レッドデビルは知らない」については腑が煮え繰り返る作品で、マリアの人物像を大きくかえた。この様な残酷な作品も描くか、と思いながらもそれを短編でつたえ、心に澱みを与える。 図表などがなかった為、今作中で一番わかりにくいトリックだったが、完成度は抜群。バッドエンドたるべき作品。(バッドで終わるからこそマリアの決意が群を抜いて見える) 「スケープシープは笑わない」 マリアと漣の出会い。それぞれの魅力と欠点にあふれた作品。事件事態は虐待事件の真相を巡るものだが、マリアと漣其々の名刺がわりになるストーリーだ。 いずれにせよ、短編の作り方が非常にうまい。抜群の面白さであり、筆者のイメージが大きく変わった。次作も期待したい!! | ||||
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木曜日発送でしたので、配達は月曜日と思ってました。土曜日に配達は、嬉しい驚きです。本の状態も綺麗で、気持ち良く読めました。内容も満足してます。 | ||||
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年明け一冊目はマリア&漣シリーズの短編集。 重い話が多いので気分爽快とはいかないが、二人の過去やキャラクターとしての背景がわかることで、続編への期待がさらに高まった。特にU国の空軍基地が舞台となる「ボーンヤードは語らない」と学生時代のマリアが挑む「レッドデビルは知らない」の二作がよかった。 | ||||
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