でぃすぺる



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初公開日(参考)2023年09月
分類

長編小説

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でぃすぺる

2023年09月21日 でぃすぺる

小学校最後の夏休みが終わった。小学校卒業まであと半年。 ユースケは、自分のオカルト趣味を壁新聞作りに注ぎ込むため、〝掲示係〟に立候補する。この地味で面倒だと思われている掲示係の人気は低い。これで思う存分怖い話を壁新聞に書ける!……はずだったが、なぜか学級委員長をやると思われたサツキも立候補する。 優等生のサツキが掲示係を選んだ理由は、去年亡くなった従姉のマリ姉にあった。 マリ姉は一年前の奥神祭りの前日、グラウンドの真ん中で死んでいた。現場に凶器はなく、うっすらと積もった雪には第一発見者以外の足跡は残されていなかった。つまり、自殺の可能性はなく、マリ姉を殺した犯人が雪が積もる前に凶器を持ち去ったはず。犯人はまだ捕まっていない。 捜査が進展しない中、サツキはマリ姉の遺品のパソコンの中に『奥郷町の七不思議』のファイルを見つける。それは一見地元に伝わる怪談話を集めたもののようだったが、どれも微妙に変更が加えられている。しかも、『七不思議』のはずなのに六つしかない。警察がこの怪談に注目することはなかった。そして、マリ姉に怪談を集める趣味がなかったことをサツキはよく知っている。 マリ姉がわざわざ『七不思議』を残したからには、そこに意味があるはず。 そう思ったサツキは掲示係になり『七不思議』の謎を解こうとする。ユースケはオカルト好きの観点から謎を推理するが、サツキはあくまで現実的にマリ姉の意図を察しようとする。その二人の推理を聞いて、三人目の掲示係であるミナが冷静にジャッジを下す……。 死の謎は『奥郷町の七不思議』に隠されているのか? 三人の〝掲示係〟が挑む小学校生活最後の謎。 こんな小学6年生でありたかった、という思いを掻き立てる傑作推理長編の誕生です。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt

でぃすぺるの総合評価:7.76/10点レビュー 42件。Cランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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(4pt)

でぃすぺるの感想

ちょっと個人的に読み方を間違えた感がある為、点数については恐縮な所ですが合わなかった作品でした。
真相についても好みが大分別れそうな気持です。

ミステリーとしてどうかというと本書はルールが不明確な苦手なタイプ。謎を楽しませる場合は前提条件がなんなのか読者に感じさせてほしい次第。この作品内のルールが巧く伝わらなかった為、何でもありに感じてしまい楽しめなかったのが正直な気持ち。

ミステリー抜きにした物語としてはどうかと言うと、少年探偵団模様で友達と協力して事件を調査する様子は面白かったです。ただ小学生にしては行動力や発言や思考回路が大人びている為、高校生ぐらいな印象を感じます。調べる事件の内容も小学生向けではないのでちょっとチグハグ感がありました。
七不思議を扱いレトロな雰囲気を描いているかと思いきや、現代的なSNSが突如活用したりとなんだか巧く噛み合っておらず、場の情景が浮かばない説明を読んでいるような読書した。例えば読後に七不思議はそれぞれどんな話だった?と振り返っても思い出せないぐらい設定が盛り込んであって一言で言い表せない。そういうのってリアルなオカルトとしても伝承し辛い為、七不思議として違和感があるのです。その為、私的には七不思議の各話は統一されたオカルトというより異なる短編を平行しながら読書をしなければならず混乱の読書だった次第です。低点数で失礼。

▼以下、ネタバレ感想

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.41:
(4pt)

面白かった!

ホラーとしてはあまり怖く感じられなかったが、全体としては大満足だった。主人公たちの成長と絆の深まりもいい。ミステリとホラーの融合としてとても面白かったと思う。ただ終盤の展開は好き嫌いがわかれそうな気もした。
でぃすぺるAmazon書評・レビュー:でぃすぺるより
4163917497
No.40:
(2pt)

結末が強引

このホラーがすごい!5位に入っていたのでワクワクしつつ読みましたが、期待はずれでした。

結末がちょっと強引、一気に説明しようとしてるように感じました。ラストは明るいものに感じましたが、もっと余韻に浸れるような流れだと良かったと思います。
犠牲になった方々に対して軽いところもイマイチでした。
でぃすぺるAmazon書評・レビュー:でぃすぺるより
4163917497
No.39:
(5pt)

圧巻

舐めてた。やられた。クソほどおもろい。シリーズ化して欲しい。
でぃすぺるAmazon書評・レビュー:でぃすぺるより
4163917497
No.38:
(4pt)

夕闇通り探検隊+スティーヴン・キングのIT

オカルト大好きな小学六年生のユースケは、夏休み明けに掲示係に立候補して趣味全開の壁新聞作成を目論むが、予想外にクラスのエリート委員長サツキと春先に転向してきたばかりのミナと組むことになる。ユースケと真逆な現実主義派なサツキが組んだ理由は、去年不審死した従姉のマリ姉が、パソコンに『奥郷町の七不思議』を残しており、この謎を解けば事件の真相が明らかになるのでは・・・と考えたからだ。ユースケはオカルト視点、サツキは現実視点、ミナはそれをジャッジする構図で壁新聞を発表し、クラスメイトから好評を得るが、彼らの活動は想像を絶する闇へと踏み込むことになる・・・・

 あーあ、特に思い出を作ることもなく、なーんにも考えず怠惰で無機質な小~中学生時代を過ごした自分にとって、主人公たちが事件を解決するため必死に町中を駆け回る描写は、応援と同時に「自分はガキの頃、何やってきたんだうわああああああああああ」と、奇声を発してのたくり回りたくなった。本書の紹介文通り『こんな小学6年生でありたかった、という思いを掻き立てる傑作推理長編』です(笑)

 あと、事件の真相ですが・・・賛否別れそうですね。自分はこういうジャンルを結構読んでいるので、「なるほど、こう来たか!」と、驚きながらも納得できましたが、まぁ、人によっては「そりゃねーだろ」と不満に思うかもしれません。

 それに、サツキが特に頭のキレる小学生という設定だとしても、七不思議の謎が小学生探偵が解決するレベルを遥かに超えていて、後半やや不自然でした。もう少し大人の協力者を活かして、高難易度の調査や分析は分業したという流れなら、そこらへんスムーズに読めたかなと思ってみたり。

 そして、この終わり方・・・・中学編、高校編、成人編があってもおかしくありません。期待してます。

【重要】
小学生主人公の割に読者対象年齢やや高めだけど、ぜひ小学生も頑張って読んでみてね。私みたいに手遅れになる前に!!!!!!!!
でぃすぺるAmazon書評・レビュー:でぃすぺるより
4163917497
No.37:
(5pt)

ホラー感あふれるミステリー

●No.1 Sトンネルの同乗者、No.2 永遠の命研究所、No.3 三笠峠の首あり地蔵・・・など、奥郷町の七
不思議。なのに6つしかない。7つ目を知れば死ぬという。こんなオカルト事件の謎を小学6年生が推理す
る。主人公を(高校生や中学生ではなく)小学生に設定した意図は不明だが、文体が簡潔で可読性の高さ
をねらったのかもしれない。
 謎を追求して行くに従いさらなる謎に遭遇。邪神の影がちらつく不気味さがホラー感を重積させて行く。
逃げ場のない焦燥感や不安感がMaxでした。
 3人の主人公が次第に分かり合い、絆が深まって行く様子は微笑ましく、ラストも爽やかだった。
ー蛇足ー
322ページのサツキの手記の中で「ユースケとサツキは・・・」は「ユースケとミナは・・・」の間違いな
のでは?
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