ちぎれた鎖と光の切れ端

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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ

2026年04月15日 ちぎれた鎖と光の切れ端 (講談社文庫)

江戸川乱歩賞受賞第一作ミステリーランキングを席巻したZ世代のアガサ・クリスティーが描く哀しき連鎖殺人「私たちが絆を断った日、島は赤く染まった。」復讐を誓う男がたどり着いた熊本県の孤島(クローズドアイランド)で目にしたのは、仇(かたき)の死体だった。さらに第二、第三の殺人が起き、「第一発見者」が決まって襲われるーー。2020年8月4日。島原湾に浮かぶ孤島、徒島(あだしま)にある海上コテージに集まった8人の男女。その一人、樋藤清嗣(ひとうきよつぐ)は自分以外の客を全員殺すつもりでいた。先輩の無念を晴らすためーー。しかし、計画を実行する間際になってその殺意は鈍り始める。「本当にこいつらは殺されるほどひどいやつらなのか?」樋藤が逡巡していると滞在初日の夜、参加者の一人が舌を切り取られた死体となって発見された。樋藤が衝撃を受けていると、たてつづけに第二第三の殺人が起きてしまう。しかも、殺されるのは決まって、「前の殺人の第一発見者」で「舌を切り取られ」ていた。そして、この惨劇は「もう一つの事件」の序章に過ぎなかったーー(「BOOK」データベースより)

評判

ちぎれた鎖と光の切れ端の評価:

7.33/10点 レビュー 3件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.33pt

ちぎれた鎖と光の切れ端の総合評価:

7.38/10点 レビュー 26件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全3件 1〜3 1/1ページ
No.3
(5pt)

なんか...こう...もどかしい


▼以下、ネタバレ感想

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kuta kuta
JXCOSBN9
No.2
(10pt)

堪らなく面白い!

前作『此の世の果ての殺人』も面白かったけど、2作目で完全に超えてきました。まさかの2部構成で最初突き放された感があったけど、それが徐々に繋がっていくワクワク感。最後まで読んでタイトルの意味にも感嘆。次回作も早く読みたいって思わせる、推し作家さんの爆誕です。

リュウセイ
Z75L1TFD
No.1
(7pt)

ちぎれた鎖と光の切れ端の感想

昨年の乱歩賞作家の2作目。前作が好みだったので手に取りました。
表紙の雰囲気が似ていますが、前作とは違うお話なので本書単体で楽しめます。

今回の物語の序盤は孤島を舞台にした倒叙ミステリ。
復讐計画を企てる犯人視点。ただし自分の意図しない殺人事件が発生。別の殺人者がいる状況。さらには第2、第3の殺人が起き、被害者は決まって前の殺人の第一発見者が襲われる――。というミステリ。
90年代の新本格模様をとても感じた序盤でした。孤島の連続殺人でワクワクしながらの読書。第一発見者が決まって襲われるという問題も面白く、ミステリとして古き良き要素を入れつつ、現代的なテーマも盛り込んだ作品となっております。

事件を魅せつつも本書で感じたのは人の業(カルマ)を感じました。業なんて単語は本書には出てきていないのですが、善悪の行いによって未来の自分へ廻るという物語を感じた次第。タイトルにある、ちぎれた鎖はこういう悪しき連鎖を断ち切り希望を見出す光を意味している気がしました。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.23
(4pt)

楽しい大長編ミステリ

凄く楽しく読みました。
第一部の良い所は、異常事態感ですよね。
毒を盛って皆殺しにしてやろうとしてたメンバーが何故か何者かに殺されて行く。
憎いと同時にやや情も沸いていた仲間たちが次々と死んでいく中、心身共にボロボロになっていく主人公の追い詰められっぷりは緊迫感がありました。
第二部も良かったですね。
ガラッと視点が変わって一見関係ない所から始まる訳ですが、徐々に一部との繋がりが明かされていくのは読んでて楽しかったです。
そしてじわじわと一部の真相へと近づいていく感じがたまらなかったですね。

ただ、「孤島での殺人事件で終わるかと思いきや二部構成だった」という引きで期待感を高めてくれた割には、正直物凄いオチがあるという訳では無かったなとも感じました。
ミステリ的な凄いオチよりも、作者が伝えたいテーマの方が比重が大きかったように思います。
読んでる間は充分楽しかったので不満に思う程ではありませんでしたが。

長編ミステリ二冊分くらいの分量のある力作であり、人によっては大傑作である事は疑いようがないでしょう。
ガッツリと凄い作品を読んでみたい方にはお勧めです。
ちぎれた鎖と光の切れ端 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ちぎれた鎖と光の切れ端 (講談社文庫)より
4065423287
No.22
(4pt)

面白かった

個人的にはミステリーよりサスペンス要素が強かったかなとは思いましたね。
犯人は明らかにコイツだというのは予想が付くものの、犯行の方法や動機についての謎を追うことがメインな気がします。
またハラハラさせる展開が多く、続きが気になって読む手が止まらなかったです。
あと九州に恨みがありそうだなって思いました笑
ちぎれた鎖と光の切れ端 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ちぎれた鎖と光の切れ端 (講談社文庫)より
4065423287
No.21
(5pt)

ミステリにどっぷりつかって、読み応えたっぷり!

二度楽しめる圧巻のミステリ576P。
第1部は熊本・天草の離島が舞台のクローズド・サークル。
悍ましい第一発見者連続殺人が発生する。
ひねって転調。
第2部はコテコテの大阪が舞台のコミカルでドラマチックなミステリ。
またまた戦慄の第一発見者連続殺人が発生する…
ちぎれた鎖と光の切れ端 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ちぎれた鎖と光の切れ端 (講談社文庫)より
4065423287
No.20
(5pt)

たまらなく面白い‼

前作『此の世の果ての殺人』も面白かったけど、2作目で完全に超えてきた。まさかの2部構成で、一回突き放された感がある所から繋がっていくワクワク感。タイトルも最後まで読んで深いなと感嘆。この作者の次作が早く読みたいです。ずっと追っていく推し作家が爆誕しました。
ちぎれた鎖と光の切れ端 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ちぎれた鎖と光の切れ端 (講談社文庫)より
4065423287
No.19
(4pt)

喪失と再生の物語でもあり、人の悲しみや自分を許す事に真面目な作風に好感

前半孤島ミステリで後半刑事物、大ボリュームで贅沢な造り。
後半若干冗長さを感じましたが、人の心に真面目な作風をリスペクトしてます。
表紙が二人とも女性なので察する方もいるかもですが、後半は友情系シスターフッド物語でもあります。
また、ある男性の、物語最期の葛藤及びその際のナレーション的独白に、作者の祈りや、自分を許す事もテーマなのかな、と、その男性の友人達への哀悼や、男性自身の哀愁に、切なくも前向きな余韻を感じました。
ちぎれた鎖と光の切れ端 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ちぎれた鎖と光の切れ端 (講談社文庫)より
4065423287

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