(短編集)
11文字の檻 青崎有吾短編集成
- 百合 (27)
※タグの編集はログイン後行えます
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
11文字の檻 青崎有吾短編集成の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
短編集とはいえ、コンセプトはばらばらです。 50ページくらいのいわゆる短編から、ショートショートまでまで。 別のアンソロジーから持ってきている作品もあるので、世界観がわかっていないと解説読むまで???となります。 一作一作、解説を読みながら進めるとなると紙か、複数端末あったほうが読みやすいですね。 都度でなくてもおもしろいので筆者による解説は読むといいと思います。 短編は細かい描写ができないので、本と読者の間に「常識」が求められて、それもまた楽しみ方ですね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
さまざまな場所で発表された短編・掌編・ショートショートに1つの書き下ろしを加えた短編集です。コンセプト・ジャンルなどは決まっておらず全部バラバラ。「11文字の檻」「恋澤姉妹」「飽くまで」「噤ヶ森の硝子屋敷」は読み応えがあったけどそれ以外はまぁまぁな出来。 以下各話の感想。 「11文字の檻」は収録作のなかで一番面白かった。ただ終盤の展開はやや強引な気がしました。「恋澤姉妹」は途中までは面白かったんですがオチがつまらなかった。「飽くまで」は世にも奇妙な物語風な作品で楽しめました。「前髪は空を向いている」はワタモテの公式二次創作なので原作漫画を15巻まで読んでないと完全に楽しめないかなと思います。「噤ヶ森の硝子屋敷」はミステリー物なのだけど長編で読みたかった。「your name」は数ページしかないミステリーだが推理が強引すぎる。「加速してゆく」は福知山線脱線事故を題材にした作品。これもオチがあまり好きではなかった。そんなことで自殺しようとするかと思った。「クレープまでは終わらせない」は外蟲と呼ばれるモンスターが出る世界でそいつらと戦うために作られた巨大ロボの清掃バイトをしている女子高生の話。世界観は映画化もされた「オール・ユー・ニード・イズ・キル」に似ていて面白そう。でもこの話では清掃バイトの女子高生がクレープ店の話しながら清掃してるだけなのでそこまで面白くなかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
◯1.加速してゆく ◯2.噤ヶ森 △3.前髪は空を △4.your name △5.飽くまで ×6.クレープまでは △7.恋澤姉妹 ◎8.11文字の檻 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いくつかの話の面白さは文句なし!ただ、うーん・・と思う話もいくつか・・。あとがきを読んで「ああ、なるほど・・」と思った。今度は長編を読んでみたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
はっきりいって、ミステリーの短編集だと誤解して読み始めたので、そうではないことに気づいて失敗したなと思った。 それでも、読んでみると面白い面白くないは別にして、各話とも苦痛ではなく読み進めることができるし、特に高校生くらいの年代を書くのが上手いなと素直に思う。 ただ、「加速していく」だけはどうなんだろ。 福知山線の事故を題材にするなとは言うことではなく、あれを単なる背景に使って、その割には克明に描写して、フィクションに絡める、その悪趣味さに引いた。 読んだ側は作者から何を受け取ったの? いやぁ福知山線の事故を上手く使って面白いミステリーが書けたねってこと? これは読まなくてもよい作品。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 17件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|