君のクイズ



※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

5.80pt (10max) / 5件

6.26pt (10max) / 43件

Amazon平均点

3.64pt ( 5max) / 160件

楽天平均点

3.91pt ( 5max) / 84件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
1pt
サイト内ランク []C総合:542位
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

59.00pt

63.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2022年10月
分類

長編小説

閲覧回数3,736回
お気に入りにされた回数11
読書済みに登録された回数56

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

君のクイズ (朝日文庫)

2025年04月25日 君のクイズ (朝日文庫)

クイズ番組の決勝で、僕の対戦相手は1文字も問題が読まれぬうちに回答し正解し、優勝を果たす。彼はなぜ正答できたのか? 推理作家協会賞受賞&本屋大賞6位、圧巻のエンターテインメント。文庫化に際し短編小説「僕のクイズ」を収録! 解説は田村正資氏。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.80pt

君のクイズの総合評価:7.23/10点レビュー 165件。Cランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(2pt)

君のクイズの感想

同じ内容を繰り返しているだけに感じて、途中で飽きました。

kmak
0RVCT7SX
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

君のクイズの感想

今を時めく二人の有名クイズプレーヤー。
舞台は某クイズ番組の決勝戦。
しかもこの番組、TVでライブ中継されている。
優勝賞金は1,000万円。現在得たポイント数は、両者同数で、これがラストの1問。
その最後の1問で、相手プレーヤーは、MCの「では問題です・・」でボタンを押し、それに正解し優勝する。
なぜ相手は問題文を一文字も聴かずに正解に辿り着けたのだろうか?
本作はこの疑問に答えるべく、敗者になったプレーヤーが思考する過程を、つぶさに描いた作品である。

もちろんこの問いかけに対する解答は、次の3つしかない。これは素人でも解る。
①番組はヤラセ番組で、勝者は出題される問題を最初から知っていた。
②勝者は超能力者で、MCの心を透視することが出来る。
③物事には必ず理屈がある。今回の決勝のラスト問題は予想することが可能になっており、勝者はそれを正確に予想出来ていた。

▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら

マッチマッチ
L6YVSIUN
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

君のクイズの感想

45年位前 屋根のない球場から飛行機内ペーパそして2択飛び込みまでは、早押しが無く知識だけで勝ち抜けた。
本土に上陸しボタンを押すのは難しく負けてしまった。そこにいた何人かの大学クイズ研究会の人に
クイズのテクニックを聞いた。これでは勝てるわけないと実感した。
そんな昔の事を思い出させてくれた作品。
小説としては、クイズ競技者の蘊蓄と謎が良かったのですが
最後のまとまりが無く
読後感は良くない

jethro tull
1MWR4UH4
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

君のクイズの感想

2023年度の日本推理作家協会賞受賞作。
昨年からSNSやメディアで目にしていて気になっていた中、推協の受賞に後押しされて手に取りました。

物語はクイズ番組決勝の最終問題にて、問題を読み上げる前に解答し優勝を果たすという出来事が発生。これは事前に解答を知らされていたなどのヤラセではないのか?ヤラセではないとしたら何が起きたのか?というもの。

まず読者の興味が沸く掴みが素晴らしい。
ミステリ好きのみならず一般読者にも分かりやすい不可能状況である。
何が起きたのか?に始まり、どのような可能性があるのか。水平思考で脳を刺激する読書が面白く結末が気になる読書でした。

ただ本書に興味がある方への懸念点を補足すると、本書はミステリの楽しさを求める物語ではなく、『クイズ』にまつわるプレイヤーの思考や物語を体験するエンタメです。推理作家協会賞作品だからと言ってミステリを期待し過ぎると思っていたのと違うという評価になってしまうのでその点は注意です。

読書中はクイズプレイヤーの思考の探索が面白かったです。クイズに答えられるという事は人生においてその事象に触れている事や肯定になる考え方にも感銘を受けました。映画『スラムドッグ$ミリオネア』という作品を思い出しましたが、クイズは知識だけでなく人生の積み重ねをも感じます。

実の所、結末に関しては好みではありませんでした。
恐らく同じような感想の方が多く出そうな内容です。ただこれがクイズに対する考え方の多様性を表している面を感じます。後味が好みではないのですが、なるほどなという後味でした。
タイトル『君のクイズ』が巧い言葉で、読後にクイズとはあなたにとって何になるのか考えさせる事でしょう。おすすめです。

▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら

egut
T4OQ1KM0
No.1:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

君のクイズの感想

クイズプレイヤーの脳内で何が起きているのか!
その正答は実力?予見?魔法?
クイズ好きだけでなく、脳の仕組みや思考や心理学に興味のある方にも趣深い作品だと思います。

問い…が始まる前から脳内にある未知数の答え、問い…が発せられた瞬間からシナプス間に駆け巡る電流、一瞬でも早く「確定ポイント」を見極め、ボタンを押す。問い…が止まっても、脳内活動は続き、知識✕経験+心理戦、そして回答、それは運か実力か。凄いです。

直木賞受賞作家さんだけあり、文章も読み易く、サクサク展開も小気味好く、手軽に読める作品です。
真偽はともかく、クイズ番組やプレイヤー業界の裏側も垣間見れて面白いので、休日のお愉しみなどにもいかがでしょうか。

はつえ
L7BVQMDY
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.160:
(5pt)

クイズ好きに読んでほしい

クイズ好きならば知っている問題も多数出ますし、クイズ業界の専門的な用語問題も数多登場します
是非、ゼロ文字押しの謎にチャレンジしてください。
君のクイズ (朝日文庫)Amazon書評・レビュー:君のクイズ (朝日文庫)より
4022651938
No.159:
(5pt)

スラムドッグミリオネアの影響

ミステリーでありつつ、クイズの正答がそれぞれの半生に絡んでいたことを解き明かしていく手法は、スラムドッグミリオネアを思わせます。影響を受けたのではないかな。また、クイズ王と呼ばれる人たちの思考プロセスをしっかりと言語化しているのも興味深く感じます。
君のクイズ (朝日文庫)Amazon書評・レビュー:君のクイズ (朝日文庫)より
4022651938
No.158:
(4pt)

何で問題文読まずに回答できるのか?インチキ、いかさま、だましてるのか!真相がクイズ王ならではだ!読もうか。

俺は読書は普段推理小説が半分以上なんだね。アメトーークで話題になった一冊だよね。だから気になって読んでみた。面白い!クイズ王とはどんな人達か分かった気がする。ただの雑学、うんちく。博識ではない。問題文の途中の文言で何を答えとしてるか、理論的に瞬時に回答できる!思考が常人と違うかけ離れた頭脳だ!俺はねクイズ番組はそんな見ないがこのクイズ王らの、ゲームが楽しかったよ。駆け引きあり、敵の知識、生い立ちも、網羅した怖すぎる程の洞察が凄い!ある意味馬鹿らしい程の意味なき智識をひけらかす。ゼロ文字回答の真相もなんとなく分かった。今までにないエンターテインメントだ!
君のクイズ (朝日文庫)Amazon書評・レビュー:君のクイズ (朝日文庫)より
4022651938
No.157:
(4pt)

うーんすごい

クイズとはここまで調べ尽くして推理し先読みをしないといけないものなんだと驚きました。ただ物知りなだけではないすごい頭脳戦なんだと、主人公はだだひたすらクイズに向き合って努力しすべてをクイズに捧げている男、かたや相手はクイズを手段としてのし上がる天才、クイズというより人を観察し演出をして利用する。マルチな才能をもった人間 過去のイジメの体験もあることから少し歪んではいるのかもしれないがエンターテイメントとしてのビジネスとしては正しいやり方だと思うし賢いなと思うが、主人公のように、クイズに真摯に向き合ってきた人間には冒涜された気になるだろうなと感じました。結論に至るまでの過程はすごいと思いました緻密に考えられていて、先が読めませんでした。面白かったです。
君のクイズ (朝日文庫)Amazon書評・レビュー:君のクイズ (朝日文庫)より
4022651938
No.156:
(2pt)

ミステリーでもなく、「面白い小説」ですらありません。

競技としてのクイズ王を決めるTV番組で、十分な自信を持って臨んだのに、ライバルに優勝をさらわれ、しかもその優勝を決める最終問題でライバルがゼロ秒で(問題が言葉にされる前に)ボタンを押すという神業反応で正解したことが納得できず、これは「ヤラセ」か、あるいはそのようなことが現実に可能なのかを、自らとライバルのクイズ歴を辿りながら解き明かそうとする、というのがメイン・ストーリー。
他のコメントにもあったが、帯の伊坂幸太郎氏の評は信じない方が良い。
そもそも本書は伊坂氏の言うような「ミステリ」ではない。それぞれの人物(といっても、基本二人)の描き方も、競技クイズのテクニック、ストラテジーに関連する部分では説得力があるが、人間としての描き方は非常に薄っぺらい。
また、これも多くのコメントにあるが、せめて少しは面白いと言える「ネタの選び方と料理の仕方」を、最後に「ナニ、コレ」という捻りのない結末で台無しにしてくれる。
要するに、我々凡人がクイズ番組での常勝者を観る時に感じる驚き(と、時に感じる疑惑や胡散臭さ)について非常に丁寧に分析してみせてくれるという意味では(その分析の真実性は相変わらず我々凡人には判断できないとはいえ)面白いが、小説、就中ミステリとしては冗長で、人に薦めることはできない。
君のクイズ (朝日文庫)Amazon書評・レビュー:君のクイズ (朝日文庫)より
4022651938



その他、Amazon書評・レビューが 160件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク