君のクイズ



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初公開日(参考)2022年10月
分類

長編小説

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君のクイズ (朝日文庫)

2025年04月25日 君のクイズ (朝日文庫)

クイズ番組の決勝で、僕の対戦相手は1文字も問題が読まれぬうちに回答し正解し、優勝を果たす。彼はなぜ正答できたのか? 推理作家協会賞受賞&本屋大賞6位、圧巻のエンターテインメント。文庫化に際し短編小説「僕のクイズ」を収録! 解説は田村正資氏。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.80pt

君のクイズの総合評価:7.24/10点レビュー 172件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(2pt)

君のクイズの感想

同じ内容を繰り返しているだけに感じて、途中で飽きました。

kmak
0RVCT7SX
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

君のクイズの感想

今を時めく二人の有名クイズプレーヤー。
舞台は某クイズ番組の決勝戦。
しかもこの番組、TVでライブ中継されている。
優勝賞金は1,000万円。現在得たポイント数は、両者同数で、これがラストの1問。
その最後の1問で、相手プレーヤーは、MCの「では問題です・・」でボタンを押し、それに正解し優勝する。
なぜ相手は問題文を一文字も聴かずに正解に辿り着けたのだろうか?
本作はこの疑問に答えるべく、敗者になったプレーヤーが思考する過程を、つぶさに描いた作品である。

もちろんこの問いかけに対する解答は、次の3つしかない。これは素人でも解る。
①番組はヤラセ番組で、勝者は出題される問題を最初から知っていた。
②勝者は超能力者で、MCの心を透視することが出来る。
③物事には必ず理屈がある。今回の決勝のラスト問題は予想することが可能になっており、勝者はそれを正確に予想出来ていた。

▼以下、ネタバレ感想

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マッチマッチ
L6YVSIUN
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

君のクイズの感想

45年位前 屋根のない球場から飛行機内ペーパそして2択飛び込みまでは、早押しが無く知識だけで勝ち抜けた。
本土に上陸しボタンを押すのは難しく負けてしまった。そこにいた何人かの大学クイズ研究会の人に
クイズのテクニックを聞いた。これでは勝てるわけないと実感した。
そんな昔の事を思い出させてくれた作品。
小説としては、クイズ競技者の蘊蓄と謎が良かったのですが
最後のまとまりが無く
読後感は良くない

jethro tull
1MWR4UH4
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

君のクイズの感想

2023年度の日本推理作家協会賞受賞作。
昨年からSNSやメディアで目にしていて気になっていた中、推協の受賞に後押しされて手に取りました。

物語はクイズ番組決勝の最終問題にて、問題を読み上げる前に解答し優勝を果たすという出来事が発生。これは事前に解答を知らされていたなどのヤラセではないのか?ヤラセではないとしたら何が起きたのか?というもの。

まず読者の興味が沸く掴みが素晴らしい。
ミステリ好きのみならず一般読者にも分かりやすい不可能状況である。
何が起きたのか?に始まり、どのような可能性があるのか。水平思考で脳を刺激する読書が面白く結末が気になる読書でした。

ただ本書に興味がある方への懸念点を補足すると、本書はミステリの楽しさを求める物語ではなく、『クイズ』にまつわるプレイヤーの思考や物語を体験するエンタメです。推理作家協会賞作品だからと言ってミステリを期待し過ぎると思っていたのと違うという評価になってしまうのでその点は注意です。

読書中はクイズプレイヤーの思考の探索が面白かったです。クイズに答えられるという事は人生においてその事象に触れている事や肯定になる考え方にも感銘を受けました。映画『スラムドッグ$ミリオネア』という作品を思い出しましたが、クイズは知識だけでなく人生の積み重ねをも感じます。

実の所、結末に関しては好みではありませんでした。
恐らく同じような感想の方が多く出そうな内容です。ただこれがクイズに対する考え方の多様性を表している面を感じます。後味が好みではないのですが、なるほどなという後味でした。
タイトル『君のクイズ』が巧い言葉で、読後にクイズとはあなたにとって何になるのか考えさせる事でしょう。おすすめです。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
No.1:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

君のクイズの感想

クイズプレイヤーの脳内で何が起きているのか!
その正答は実力?予見?魔法?
クイズ好きだけでなく、脳の仕組みや思考や心理学に興味のある方にも趣深い作品だと思います。

問い…が始まる前から脳内にある未知数の答え、問い…が発せられた瞬間からシナプス間に駆け巡る電流、一瞬でも早く「確定ポイント」を見極め、ボタンを押す。問い…が止まっても、脳内活動は続き、知識✕経験+心理戦、そして回答、それは運か実力か。凄いです。

直木賞受賞作家さんだけあり、文章も読み易く、サクサク展開も小気味好く、手軽に読める作品です。
真偽はともかく、クイズ番組やプレイヤー業界の裏側も垣間見れて面白いので、休日のお愉しみなどにもいかがでしょうか。

はつえ
L7BVQMDY
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.167:
(2pt)

微妙【ネタバレ含む】

クイズプレイヤーの回答の思考など、知らない世界が見えたことはよかった。
が、一番気になっていた、なぜ0文字正解ができたのか?に対する根拠が納得感の薄いものだったし、不正解だった場合に考えられていたとされる「シナリオ」も特に説明がなかった。
物語の結末としてそこは問題ではないというのはわかるんだけど、文章の大半はそこに至るまでの前提の説明だったことを踏まえると薄味すぎて、そのあと説明される真意も、そのあとの展開もカタルシスのないものだった。
君のクイズ (朝日文庫)Amazon書評・レビュー:君のクイズ (朝日文庫)より
4022651938
No.166:
(3pt)

侘しい現代ニッポン

本家『僕と1ルピーの神様(映画スラムドッグミリオネア)』が当時のインド(上昇・熱狂・膨張)を描いていたなら、こちらは現代ニッポン(下降・冷笑・収縮)の切り取りということなんだろうなと思いました。よって、読んでる間は確かに面白いけれど、読後なんだか侘しいです。
君のクイズ (朝日文庫)Amazon書評・レビュー:君のクイズ (朝日文庫)より
4022651938
No.165:
(3pt)

終始ロジカルな、新しい1冊

とにかく終始ロジカルで、秀逸。一般的な「心で理解する」小説とは違うジャンルの、斬新な1冊。
君のクイズ (朝日文庫)Amazon書評・レビュー:君のクイズ (朝日文庫)より
4022651938
No.164:
(5pt)

人が死なないミステリー

有り得ない状況設定に対して、なるほどと思える謎解き。痛快でした。加えて、殺人がなくてもミステリーは見事に成り立つことを教えてくれました。とても貴重な一冊
君のクイズ (朝日文庫)Amazon書評・レビュー:君のクイズ (朝日文庫)より
4022651938
No.163:
(5pt)

クイズを愛する者vsクイズを利用する者の戦い

読んでいる最中は、真相やオチがどうなるのかドキドキワクワクでしたが、読み終えるとクイズを純粋に心から愛するクイズオタクvs常人離れした記憶力を武器にクイズを利用する魔法使いの戦いだったのかって感じでした。
読み終えてスカッとする内容ではないですが、モヤモヤとかイライラというよりは考えさせられるものでした。
例えば、クイズがただの知識量を競うものではなく、その裏での駆け引きがあること。その知識を得るためのひとつひとつにエピソードがあって、それが自分という人間を作り上げていることなどですかね。なかでも、「ピンポンの音は、クイズの正解の意味だけでなく、自分の人生も肯定してくれる」や、「何かを知るということは、その向こうに知らないことがあるのだと知ること」といったフレーズが印象的でした。
君のクイズ (朝日文庫)Amazon書評・レビュー:君のクイズ (朝日文庫)より
4022651938



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