君のクイズ



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初公開日(参考)2022年10月
分類

長編小説

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君のクイズ

2022年10月07日 君のクイズ

生放送のTV番組『Q-1グランプリ』決勝戦に出場したクイズプレーヤーの三島玲央は、対戦相手・本庄絆が、まだ一文字も問題が読まれぬうちに回答し正解し、優勝を果たすという不可解な事態をいぶかしむ。いったい彼はなぜ、正答できたのか? 真相を解明しようと彼について調べ、決勝戦を1問ずつ振り返る三島はやがて、自らの記憶も掘り起こしていくことになり――。 読めば、クイズプレーヤーの思考と世界がまるごと体験できる。人生のある瞬間が鮮やかによみがえる。そして読後、あなたの「知る」は更新される!  「不可能犯罪」を解く一気読み必至の卓抜したミステリーにして、エモーショナルなのに知的興奮に満ちた超エンターテインメント!(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.75pt

君のクイズの総合評価:7.26/10点レビュー 153件。Bランク


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全4件 1~4 1/1ページ
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

君のクイズの感想

今を時めく二人の有名クイズプレーヤー。
舞台は某クイズ番組の決勝戦。
しかもこの番組、TVでライブ中継されている。
優勝賞金は1,000万円。現在得たポイント数は、両者同数で、これがラストの1問。
その最後の1問で、相手プレーヤーは、MCの「では問題です・・」でボタンを押し、それに正解し優勝する。
なぜ相手は問題文を一文字も聴かずに正解に辿り着けたのだろうか?
本作はこの疑問に答えるべく、敗者になったプレーヤーが思考する過程を、つぶさに描いた作品である。

もちろんこの問いかけに対する解答は、次の3つしかない。これは素人でも解る。
①番組はヤラセ番組で、勝者は出題される問題を最初から知っていた。
②勝者は超能力者で、MCの心を透視することが出来る。
③物事には必ず理屈がある。今回の決勝のラスト問題は予想することが可能になっており、勝者はそれを正確に予想出来ていた。

▼以下、ネタバレ感想

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マッチマッチ
L6YVSIUN
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

君のクイズの感想

45年位前 屋根のない球場から飛行機内ペーパそして2択飛び込みまでは、早押しが無く知識だけで勝ち抜けた。
本土に上陸しボタンを押すのは難しく負けてしまった。そこにいた何人かの大学クイズ研究会の人に
クイズのテクニックを聞いた。これでは勝てるわけないと実感した。
そんな昔の事を思い出させてくれた作品。
小説としては、クイズ競技者の蘊蓄と謎が良かったのですが
最後のまとまりが無く
読後感は良くない

jethro tull
1MWR4UH4
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

君のクイズの感想

2023年度の日本推理作家協会賞受賞作。
昨年からSNSやメディアで目にしていて気になっていた中、推協の受賞に後押しされて手に取りました。

物語はクイズ番組決勝の最終問題にて、問題を読み上げる前に解答し優勝を果たすという出来事が発生。これは事前に解答を知らされていたなどのヤラセではないのか?ヤラセではないとしたら何が起きたのか?というもの。

まず読者の興味が沸く掴みが素晴らしい。
ミステリ好きのみならず一般読者にも分かりやすい不可能状況である。
何が起きたのか?に始まり、どのような可能性があるのか。水平思考で脳を刺激する読書が面白く結末が気になる読書でした。

ただ本書に興味がある方への懸念点を補足すると、本書はミステリの楽しさを求める物語ではなく、『クイズ』にまつわるプレイヤーの思考や物語を体験するエンタメです。推理作家協会賞作品だからと言ってミステリを期待し過ぎると思っていたのと違うという評価になってしまうのでその点は注意です。

読書中はクイズプレイヤーの思考の探索が面白かったです。クイズに答えられるという事は人生においてその事象に触れている事や肯定になる考え方にも感銘を受けました。映画『スラムドッグ$ミリオネア』という作品を思い出しましたが、クイズは知識だけでなく人生の積み重ねをも感じます。

実の所、結末に関しては好みではありませんでした。
恐らく同じような感想の方が多く出そうな内容です。ただこれがクイズに対する考え方の多様性を表している面を感じます。後味が好みではないのですが、なるほどなという後味でした。
タイトル『君のクイズ』が巧い言葉で、読後にクイズとはあなたにとって何になるのか考えさせる事でしょう。おすすめです。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
No.1:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

君のクイズの感想

クイズプレイヤーの脳内で何が起きているのか!
その正答は実力?予見?魔法?
クイズ好きだけでなく、脳の仕組みや思考や心理学に興味のある方にも趣深い作品だと思います。

問い…が始まる前から脳内にある未知数の答え、問い…が発せられた瞬間からシナプス間に駆け巡る電流、一瞬でも早く「確定ポイント」を見極め、ボタンを押す。問い…が止まっても、脳内活動は続き、知識✕経験+心理戦、そして回答、それは運か実力か。凄いです。

直木賞受賞作家さんだけあり、文章も読み易く、サクサク展開も小気味好く、手軽に読める作品です。
真偽はともかく、クイズ番組やプレイヤー業界の裏側も垣間見れて面白いので、休日のお愉しみなどにもいかがでしょうか。

はつえ
L7BVQMDY
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.149:
(5pt)

しつこいぐらいのロジック

なぜゼロ秒でクイズに答えることが出来たのか、だけを執拗に追いかける本作。解に辿り着くまでの主人公の思考の流れを丁寧に描写しているのが良い。人によっては理屈っぽすぎる、しつこいと感じるぐらいのキライもあるかもしれないが、自分にはちょうど良かった。
君のクイズAmazon書評・レビュー:君のクイズより
4022518375
No.148:
(3pt)

前半は星5つだが…

問題が読まれる前に正解を答えられたのはなぜか--。唐突のストーリーに冒頭から引き込まれるだけに、中盤のマンネリ展開と結末のショボさが残念。筆者はプロットを立てずに書くらしいが、残念ながら広げた風呂敷をたためられていない。

ちなみに私は関西出身で東北にまったく縁はないが、この最後の問題の回答となる店はEC展開してることからよく使っている。現代に引きつけた物語にするなら、その辺も含めてリサーチが必要では?

クイズの解き方、良いクイズの問題についての説明は非常に面白かったので総合して星3つ。
君のクイズAmazon書評・レビュー:君のクイズより
4022518375
No.147:
(5pt)

読んでほしい

面白かった。
自分のクイズを作りたくなるし、身近な人のクイズに答えたくなる。正解して肯定されたいし肯定してもらいたい。
最後の展開は急すぎてびっくりしたが、そういう答えもあるしリアルだなと思った。
クイズと向き合っている人はその回答と自分の人生を関わらせることでより世界が身近になるんだろう。豊かなことであり、見習いたい。
君のクイズAmazon書評・レビュー:君のクイズより
4022518375
No.146:
(2pt)

作者の創作以外のところは面白い

この作品の面白いところは
「スラムドッグミリオネア」からそっくり拝借している
「クイズの答えが主人公の人生に紐づいて導き出される」という物語構造と、
クイズのプロフェッショナル達が現実に積み上げてきたクイズに関する蘊蓄の2点であり、
これらは作者の手腕とは関係のない部分です。
逆に、この作品のつまらないところは薄っぺらい登場人物たちで、これこそが作者の創作部分です。
ゆえにトータルとしては楽しく読めましたが、その手柄は作者にはないという
不思議な作品でした。
君のクイズAmazon書評・レビュー:君のクイズより
4022518375
No.145:
(1pt)

ダメ。

導入部分は非常にワクワクした。が、そこだけ。まず主人公が好きになれない。言ってる事が矛盾だらけ、と意味不明。「クイズにプロやアマチュアなどいない」と言いながら、クイズに疎い人達を「素人、一般人」呼ばわり。「人生で経験した事しか答えられない」?え?まず知識じゃないの???
そして肝心のオチ。全くの予想通りでした。嘘だろ。。。
君のクイズAmazon書評・レビュー:君のクイズより
4022518375



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