(短編集)
スメラミシング
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普通の読者であって専門家ではないので専門用語を 羅列されても意味がわからない。では、その用語を 調べればいいじゃないかと言われるがそこまでして 得られる満足度は低そうだと判断し、流し読みして読了。 他の作品に比べ個人的に興味がわかなかった。 | ||||
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「地図と拳」「君のクイズ」と多くの人に受け入れられる傑作の後は、「これぞ小川哲!」が迸る秀作短編集でした。その鋭く変幻自な世界観に、頭をフル回転させながらついていく読書体験。まさに小川哲氏の真骨頂!掲載の順番も大変に素晴らしく、今夜はカティサークを傍らに読書を楽しみたい気分です。 | ||||
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収録されているのは『70人の翻訳者たち』『密林のもがり』『スメラミシング』『神についての方程式』『啓蒙の光が、すべての幻を祓う日まで』『ちょっとした奇跡』の短編6編。 『神についての方程式』『啓蒙の光が、すべての幻を祓う日まで』『ちょっとした奇跡』の3編が未来世界を舞台としたSF、『70人の翻訳者たち』は広い意味での歴史ものSF、『密林のもがり』『スメラミシング』の2編はコロナ禍の日本を舞台とした現代小説になります。 表題作である『スメラミシング』はラストであっ!と驚き、作者によるミスリードに気持ちよく引っかかったことに気づかされると同時に、凄いもの読んだなと、素直に小説としてのクオリティに感心してしまいます。 『密林のもがり』は宅配業で働く「僕」の一人称小説ですが、この「僕」の特殊な家系設定もあり、宅配業を「神から預かった神を神に届ける仕事(発送を依頼する客という神、荷物という神、荷物を受け取る相手という神)」ととらえ真面目に働いているところに好感が持て、ネット右翼の上司や、その上司に反感を持つ同僚とのやりとりなど、人物設定がとても面白いです。 一方、『神についての方程式』は一読後なんだかきょとんとしてしまい、最初から読み返すうちに、なるほどなるほどそういうことか、とその足元ぐらりと揺れるような量子論的スケールの大きな作品で、読み返すことでその凄さが伝わってきます。 『啓蒙の光が、すべての幻を祓う日まで』も宇宙から地球を見るようなスケールの大きいお話です。 巻末の『ちょっとした奇跡』は地球の自転が止まってしまった世界を舞台にしたSFで、まあよくぞこんな話思いついたものだなと、その発想に驚きました。物悲しくも未来を感じさせるエンディングが素晴らしく、本書最後を飾る作品としてふさわしい物語でした。 本書に収録された作品はそれぞれ独立したもので、舞台となる時代もまちまちですが、どこか共通した印象を受けます。 それは「世界を変える」ということであったり、「宗教の利益」であったり、「神の存在」であったりと、結構大きなテーマをいずれの作品も内在している、そう感じました。 短編集ですので、必ずしも前から順番に読み進める必要はなく、個人的には、現在もので読みやすい『密林のもがり』『スメラミシング』の2編から入り、それから最初に戻って歴史SF『70人の翻訳者たち』、『神についての方程式』『啓蒙の光が、すべての幻を祓う日まで』と進み、ラストに『ちょっとした奇跡』で余韻ある読後感を味わう、という読み方をお勧めします。 それにしても小川哲の引き出しの多さにはいつも感心させられます。 『ゲームの王国』発表以後ずっとタイムリーに読み続けている作家さんですが、常に期待を裏切らないクオリティ高い作品を発表しつづけており、今後の作品も楽しみな作家さんの一人です。 | ||||
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思いの外SF度が高い短篇が多くてデビュー作から追ってる身としては嬉しい収穫。「スメラミシング」にはしてやられた。 | ||||
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私、小川哲ファンですが、こりゃ一体何でごわすか?どこから面白くなるんだってモヤモヤしているうちに終わた。。短編集になっていて、一つ一つの話が全然面白くないです(先生およびファンの方すみません)。掲題の「スメラミシング」も、んで、何?という展開で読後感がもやーっとします。 贔屓目に採点してもギリ星2だな。 1カ月後、暇でしょうがなかったらもう一回頭から読んでみようと思います。 帯に「挑戦的な快作」とか評している女性作家の名前を見て嫌な予感がしていたけど、悪い予感的中でした。今後そのしょーもない作家のレコメンドがある本は買わないです。 | ||||
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