遊廓島心中譚
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.67pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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港崎遊廓については知識がなかったので、その概要を知ることができてよかった…というのが感想です。 | ||||
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幕末の横浜を舞台にした恋愛ミステリーと位置づけするとしっくりくるか。ラシャメンとして生きる女性の恋愛とミステリの部分がイマイチな気もしたが、乱歩賞受賞作としての完成度は充分なものがあると思う。個人的には評価はイマイチにしたが、設定もよく練られており、同時受賞の「フェイクマッスル」と引けを取らない作品になっていると思う。次回作はどのようなものに出会えるか。 | ||||
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2024年度の江戸川乱歩賞受賞作。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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幕末の横浜にある遊廓を舞台に、遊女、英国軍人、その妾である綿羊娘(らしゃめん)らが絡むという舞台設定は魅力的で、文章も上質、よく調べて書いてあると思います。ただ、だからといって面白いミステリーかというと、そうは思えません。父にかけられた強盗・殺人の嫌疑を娘が晴らそうとするのですが、その過程にサスペンスが感じられません。「次々とページをめくりたくなる」という、ミステリー小説を読む醍醐味が感じられず、読み終えるのに長期間を要してしまいました。終盤、主人公が真相について推論を述べるのですが、「何故この主人公に、こんなに全てが見えたのか」という疑問に加え、真犯人が明らかになっても「この程度の動機でここまでやるか?」という疑問が湧き、すっきりしません。「信実の愛」というキーワードが登場人物の行動の動機として頻繁に出てきますが、共感できず白けます。 選評によれば、この作品についての議論に大半の時間を費やした上に、手を入れて完成させることで授賞が決まったようです。その結果刊行されたのがこの本だとすると、失礼ながら「骨折り損」だったのではないでしょうか。なお、帯にある「密室」はミスリーディング。いわゆる密室殺人物ではありません。念のため。 本来なら星一つですが、よく調べて描かれた舞台設定に星一つを加えます。 | ||||
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個人的には凄く好きな作品。 ネタバレになるといけないので色々書けないが綺麗にまとまっているし最後は感動でした。 評価では遊郭のお話ならそういった描写があれば良いと有りましたが、個人的にはそういった描写が無かったので尚更良いなと思いました。 その様な描写はまぁ誰でも書けるだろうと思ってしまうので。 江戸川乱歩賞おめでとうございます! | ||||
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時は揺れる幕末。 横浜に開港に伴い開設された港崎遊廓。 その遊女屋、岩亀楼。 外国人専用の遊女、綿羊娘(らしゃめん)。 心をこめる箱、心中箱。 運命を越えて想い合う二人を結ぶかすがい。 ああ、心の宝石。 ”信実のラヴ”、プラトニック・ラヴの行方は。 | ||||
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伊佐とお鏡、二人の人生が交じりあうところに生まれたミステリー。舞台は1860年頃の東京と横浜。現代とは違う習慣に驚きつつも、流れるようなストーリーで魅了してくれる。 難しい漢字が多い。キンドルで読むと、読み方や意味がわかって便利だった。 | ||||
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選評で、綾辻、有栖川、辻村、貫井といった面々が高い評価をしていたので買ってしまったが、大失敗であった。まさか東野の言う「期待外れ」「荒唐無稽」そのままであったとは。選考委員のうち私の趣味が一番合わないのが東野である。東野がそう評価するなら逆張りすればいいかと思ったのも購入動機の大きな部分を占める。東野先生ごめんなさい。これからはあなたの新刊も買います。 | ||||
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