少女マクベス
- 学園ミステリー (37)
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
少女マクベスの総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
演劇学校内で起きた数年前の事件を新入生が他殺ではないかと真相を知るために入学してきた。 その事件の渦中にいたメンバーと新入生がぶつかり合いながらも、あの日何があったのかが少しずつ明かされていく。 最後は、思わぬの人物が深く関わっていて、最後まで一気読み間違いなしの作品だと思います! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
演劇女子学校という特殊で閉鎖的な空間で起きた天才的な演出家志望の生徒の死の真相を同じ学校に通う生徒たちが解き明かしていくミステリーです。容疑者や探偵役の生徒たちの裏の事情が徐々に明らかになるうちに真相に近づいていくという心理劇風なミステリーです。私は演劇については全くの素人ですが、物語の中で演劇界のことが丁寧に説明されているので、楽しく読めました。努力ではどうにもならない才能が結果に大きく影響する演劇界の現実の中であがく生徒たちの様子がリアルに描かれていました。私たちの身近な実力社会の一面が投射されているようでした。私のような凡人からすると、天才と言われる人が苦悩する一面が垣間見られてとても興味深かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
少女達の芝居にかける情熱 その中での喜怒哀楽です そんな世界を感心して楽しめました | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この物語はワトソン役の視点のパートと「容疑者」たちの視点のパートを交互に描くことにより進行する。 そしてこの物語は「事件」の真相を追及すると同時に、複数の多角的な視点を重ねることにより、謎に包まれた「被害者」の人物像を明確にしていく物語でもある。 主要登場人物(「被害者」、「容疑者」、探偵役、ワトソン役)の極端なキャラクター設定は「高校生年代の女子だけが在籍する全寮制の演劇専門学校」というラノベめいた舞台設定(世界観)ゆえと思いきや、最終的には「現実的にそういうキャラクターにならざるを得なかった」切実な理由を納得させられ、結果としてこの悲劇が起こらざるを得なかった理由が浮かび上がってくる。 本格の作法に則って、真相に至るヒントはちゃんと(それとなく)ばらまかれていたのが見事。 身勝手で他人の心にずかずかと土足で上がり込むように描かれる探偵役の(イタい)キャラクターについても、ちゃんと「そうしなければならなかった」切実な理由が判明するところも見事。 単純に、エキセントリックな探偵役と巻き込まれ型のワトソン役のバディ物としても面白かったのでこのコンビにまた会いたいと思ったが、この作品単体の完成度の高さゆえにシリーズ化は難しそうなところが残念と言えば残念。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最初から引き込まれる内容で、文章も非常に読みやすく中弛みもなく一気に読めたし、登場人物一人ひとりが際立っていて背景もわかりやすく、情景がイメージしやすく読んでいて飽きることがありませんでした。 終盤に事件が起きてからは早く先が読みたくて食いつくように読んでいました。 他人と比較して自分を見失ったり、勝手に期待をかけて相手に重荷を背負わせたり、背負わされたり、人が追い詰められる原因は色々でその人間関係によって引き起こされる人間模様は共感できるところもあり非常に面白かった! | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 5件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|