ペッパーズ・ゴースト
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.33pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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2021年10月、コロナ禍真っ最中に刊行された書き下ろし長編小説。爆弾テロ、監禁、誘拐などの物騒な事件が起き、他の人の明日が見える予知能力の人物が活躍し、作品中の小説の主役が現実社会に絡むという、ミステリー、サスペンス、SF、ファンタジーが渾然一体となったエンタメ作品である。 | ||||
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一回驚きました。そう来たかーって。 | ||||
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最初は面白い伊坂が戻ってきたと思った。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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著者作品らしい何とも不思議な物語。作中作の登場人物が本筋の中に現れる展開は正に本書のタイトル「ペッパーズゴースト」と言う事で、最後にはこのタイトルの謎も解ける。著者なりのニーチェの解釈も含蓄に満ちており、楽しく読めた。 | ||||
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ついていくのが、少しつらくなってきたのは、私の歳のせい? | ||||
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伊坂幸太郎好きだけどこれはつまらなくて最後まで読めなかった。 去年の年末に購入したけど半分も読み進めずに今に至ります。 今作はつまらなかったけどファンなので新しいのが出たらまた買います。 これは外れでした。 | ||||
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日本中いや世界中が閉塞感に覆われたあの新型コロナウイルスによるパンデミック。あの頃「今までの日常は、もう元には戻らないのではないか…」と、かつてない不安におののき、毎日のコロナ関連のニュースに一喜一憂していた自分を思い起こすます。そんな時に書かれた「ペッパーズ・ゴースト」。文庫化された最新作ということで読んでみました。今まで、なぜか伊坂作品の虜になってしまい30冊ほどの作品を読んできて、感じたことがあります。それは、氏は「覚悟」という言葉を好きなのか、よく作品のなかで効果的に使ってきたのではないかという事です。今までの作品の中で培ってきた力をこの恐ろしいパンデミックの中で、覚悟をもって書き上げたものが、この「ペッパーズ・ゴースト」という作品に結実したのだと思います。 この作品の中で特に心に残ったことがあります。それは、作品の中盤あたりで出てくるロシアンブルという登場人物の言葉です。「ニュースは、たいがい嫌な話しか取り上げない。良い話は、ニュースとして価値があるくらい、とびぬけて良い話の場合、つまり、ごく普通のいい話はニュースになりません」。すなわち、ニュースだけに一喜一憂し過ぎて良いのか。ニュースというものは、そういうものであって、だから、悲観するものではないと、伊坂幸太郎は、この「ペッパーズ・ゴースト」の中で、いつかはコロナ禍も去る日が来るだろう、その日までコロナに負けるな頑張ろうと、読者に訴えかけていたのだと思うのです。 だからこそ、コロナ禍から5年ほどたった今こそ、この「ペッパーズ・ゴースト」は、さらに輝きをはなっているのです。その輝きのなかには心の解放、救済までもが含まれているのだとしたら、なんと優しい物語なのでしょう。コロナ禍を体験したことを思い出しながら是非、読んでみて下さい。伊坂幸太郎のコロナ禍での「覚悟」を垣間見ることができるでしょう。 | ||||
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伊坂幸太郎さんの大ファン。同じ本を何回読んでも、違う発見があり毎回楽しめる。今回も何度も読める。 | ||||
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