二人一組になってください
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点5.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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タイトルや雰囲気作りは抜群に面白かったです。ただ、勿体なさを感じた作品でした。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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この小説は、冒頭で読者を意図的に罠にはめるような演出(過去の関係性の伏せ方)があり、心の声のズレに違和感を覚えた。ただし、二人一組になり、あぶれた子が亡くなるファンタジー的な展開は自然に受け入れられた。 特に印象に残ったのは、スクールカーストの「中間層」の描き方。上でも下でもない、クセもない、正直読んでてスルーしたくなるような存在感。だけど、なぜその位置にいるのかがちゃんと伝わってきて、もしこれを意図して書いているなら非常に優れた作品と言える。 物語終盤の「デスゲームが受け継がれる」展開は既視感があり、ありきたりなエンドに頼らず、より独自性のある締め方ができればさらに良かったと感じた。周りに遺体があることや、人生が後、数分で終わる瞬間に極端に冷静でいるキャラクターが多すぎる点には不自然さを覚え、緊張感が少し薄れたのが惜しい。死に方によって恨みが強いような演出もわかりにくく、どんな風に遺体が転がってるのかもわかりにくい。 私自身も、あの頃、あんな狭い世界の中で必死になって、一軍だ二軍だって馬鹿みたいにこだわっていたなんて思うと、すごく切なくなった。 でも、最後まで一気に読ませる力は確かにあったし、いい作品ですね。 | ||||
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いじめを題材にした物語で、いじめの理不尽さが伝わって来ます。 無自覚な悪意だったとしても、同じクラスにたまたまいただけなのに?という理不尽さ。「これと同じ理不尽さを、いじめにあった人も感じてるのよ!」と言われているようでした。 魔法のコサージュ……ホントどんな仕組みなんでしょう…ファンタジーと融合した世界と割り切ると良いと思います。映像化したら映えそうです。 27人の生徒について描写されていて、それぞれの世界に感情が揺さぶられました。泣けました。 | ||||
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タイトルに惹かれて購入しましたが、買わなければよかった、読まなければよかったと後悔しています。いじめを受けた生徒以外のクラスの生徒たちが担任教師に殺されるという話です。あまりに極端な思考法にどんでん返しあるいはしっぺ返しを期待していましたが、それもなく不愉快さだけが残ります。しかも、生き残った生徒が教師になって同じことを繰り返すという救いのなさが、絶望的に後味の悪さとして尾を引きます。 | ||||
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まだ読んでないです。 丁寧な梱包で状態もよかったです | ||||
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この言葉、みなさん一度は先生から言われたことがありますよね? 本書はこの言葉に絡めたデスゲームで構成されています。 [ルール] 1.クラスメイトで二人一組になって下さい。最後に余った一人には死んでいただきます。 2.同じ人とは二回組むことはできません。 3.特定の生徒が余った場合は、特定の生徒以外全員が失格となります。 これらのルールをもとに、ある女子高のクラスでのデスゲームが始まります。 このクラスには虐めも、そしてスクールカーストも存在します。カースト上位の子達はこんな恐ろしい状況であっても身勝手に傲慢に特別扱いを望みます。 しかし、脱落者が増えるにつれ、友達だと思っていた相手の本性がどんどんと露呈していきます。 その過程があまりにも生々しくて、表紙の絵の可愛さにつられて購入したことを後悔するほどでした。 これは女子校という外から見ればいっそ華やかな世界の裏に隠れる少女特有の残酷さを描いた作品です。 「二人一組になってください」 貴方は、無意識の悪意を他者に向けてはいませんか? | ||||
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