二人一組になってください
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点5.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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タイトルや雰囲気作りは抜群に面白かったです。ただ、勿体なさを感じた作品でした。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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この言葉、みなさん一度は先生から言われたことがありますよね? 本書はこの言葉に絡めたデスゲームで構成されています。 [ルール] 1.クラスメイトで二人一組になって下さい。最後に余った一人には死んでいただきます。 2.同じ人とは二回組むことはできません。 3.特定の生徒が余った場合は、特定の生徒以外全員が失格となります。 これらのルールをもとに、ある女子高のクラスでのデスゲームが始まります。 このクラスには虐めも、そしてスクールカーストも存在します。カースト上位の子達はこんな恐ろしい状況であっても身勝手に傲慢に特別扱いを望みます。 しかし、脱落者が増えるにつれ、友達だと思っていた相手の本性がどんどんと露呈していきます。 その過程があまりにも生々しくて、表紙の絵の可愛さにつられて購入したことを後悔するほどでした。 これは女子校という外から見ればいっそ華やかな世界の裏に隠れる少女特有の残酷さを描いた作品です。 「二人一組になってください」 貴方は、無意識の悪意を他者に向けてはいませんか? | ||||
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元祖のバトロワと、湊かなえの「告白」と、デスノートの勧善懲悪&ありえないネーミングと、「無自覚の悪意」を混ぜた純文学風味、ごった煮にして20倍希釈した感じ。n番煎じすぎて薄い。なんも得るものないです。残酷に唐突に高校生が死ぬだけ。元祖のバトロワファンからすると、もうちょっとキャラの描写をひとりひとり丁寧にしないと、その他大勢モブキャラが死んだようにしか見えない。 回収してない伏線みたいなのが多すぎ。「特定の生徒」の母どうなったの。ただの境界知能風俗嬢でいいのか? ゲームマスターみたくなっている賢い設定の子の理屈もよくわからない。勝ちルートが見えにくくて、誰がどうやって生き残るのだろうとか、そう来たか!みたいなちょっとしたミステリ的面白さも皆無。なのにこのゲームマスター的委員長が必死に頭を使ってそこにたどり着いたみたいなことを言われても。 この状態になってもまだ1軍だのなんだの言ってるのか? とか、みんなあっさりゲーム受け入れすぎでしょ(ゲームにみんなが従っちゃうデスゲームものあるあるだけど、鬱陶しい純文学要素が干渉しあって違和感がすごい)とか、次こそ1軍が死ぬというときになって、特に性格悪い描写をされていた2人以外で争いが起きない訳がなくてそこを見せろよとか。同時に複数人死ぬときに描写おざなりにされてる人が、唐突に死んだ感じとか。 こんな評価が高いのが意外です。いじめられっ子側で救われたかったとまでいわずとも自分が2軍の下から3軍に所属していた実感がある人からしたらすっきりするのか? 私はその立場から考えても、この謎ゲームにいじめをなくす効果なんかない(だってみんな死んでるし)から、ゲームの仕掛人である先生がキチだったとしか読めません。三年放置してからこのゲームをするんじゃなくて途中でなんとかしろよ、って。 | ||||
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内容が面白くサクサク読めてしま余した。 注文後直ぐに届きました。丁寧に梱包されていたし、又、次回何か面白いものがあれば注文したいと思います | ||||
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展開が順当すぎる点(予想ができてしまう)、死に方がファンタジーすぎる点、どんでん返しもなく、人物考察も浅い感じがしました。 この手の話で言えば、バトルロワイヤルやリアル鬼ごっこがいかに読み物として良いかを改めて感じさせました。 読み物としては携帯小説のレベルかなと思います。 | ||||
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思考実験のような話なので指摘するのは無粋なのかもしれないが、コサージュの仕掛け、生徒たちに反省を促して今後に活かす気がないのに一気に殺さずゲームさせる意味、ゲームの趣旨を考えたらこのクラスよりももっとふさわしいクラスがあったはず、特定生徒の母親は何か犯罪に近い出稼ぎでもしているのではないか?といった疑問が最後まで放置のまま終わってしまったところにがっかりした。 自己主張しない特定の生徒に積極的に関わらなかったことは死ぬほどの罪なのか、たまたまクラスメイトになっただけの他人に対して期待しすぎではないかと思った。 最後の特別な授業も本当にしょうもなくて、そんなんであのラストって…教わったのは生殺与奪の快楽だった? 引っかかりをあげるとキリがないが、次はどういう組み合わせになるのかとハラハラして、面白くて一気に読んでしまった。くやしい。 | ||||
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