スターゲイザー
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男性アイドル物とか最後まで読める? な~んて思っていたのが嘘みたいにハマりました。 まだデビューに至っていない 研究生たちの視点で、過酷な芸能界を 生き抜く姿を描き上げた作品です。 キラッキラな少年から崖っぷち青年まで 様々な個性に光を当てているのがいいですね。 それぞれがバラバラなようで 実は補い合えるところにグッときましたよ。 温和な少年が激高する場面にはハラハラMAX。 順風満帆のようなキャラが 致命的なものを抱えていたりするのも、 没入感を加速させます。 ラストでは何が起こるかわかっていたのに 例のシーンが近づいただけで 鳥肌が全身を駆け巡りました。 こんなの初めてなんですけど! 読了後はただただ放心。 まぶたに浮かぶラストシーンの余韻に ひたっていたくて・・・ まさに「別次元」の読書体験でしたよ。 2024年のベスト本に選ぶ 読み友さんが多かったのに納得です。 (対象年齢は13歳以上かな?) | ||||
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私は青春小説は好きなジャンルで、本作品は特に、デビューを目指す男性アイドルの卵たち(本書では「リトル」と呼ばれる)の話ということで手に取ってみました。 実際の男性アイドルファンは読んでてありありと共感できる点が多いだろうし、ファンでなくてもリアリティーを持って描かれているので、こういう感じなんだと(デビュー前の)アイドルの世界を垣間見ることができるだろうと思います。そう言った意味では、本作品は一定のエンターテイメント性を約束されてると言ってもいいでしょう。 ただ、一読して思ったのは、共感や理解を得ることが出来ても、こういう世界の話は、奇をてらうと嘘臭くなるし、案外、エンタメの幅を広げるのは難しいのかもなと思いました。 本作品のストーリー展開の場合、個人的にはスカッとゴールするハッピーエンドで終わってほしいと思いました(いや、別にバッドエンドで終わるわけでもないですが)。でもそうすると、先の読める比較的ありふれた話で終始することにはなりますよね。サブキャラは何人かいてもいいけど、最初から一人に焦点を当てて話を進めるパターンだとどうなるだろう、などと思いを馳せてみました。 少し辛口ではありますが、本作で焦点を当てた6人のエピソード/ストーリーが(紙幅の関係もあるでしょうが)物足りないのと、全体を通して意外性があまりなく割と想定内だったことが個人的にやや残念に思いました。 | ||||
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もう、とにかく、推しがいる全ての人に読んでほしい!! 主人公は、アイドルとしてデビューを目指す6人の青年。6人とも良いキャラで、まずこの6人の誰かを推すことになるはず。 でも実は、この小説を読むまで誰かを推すということがよくわからなかった。実際に話すことも難しいくらいに距離の遠い人に、熱中したことがなかった。 だけれど、スターゲイザーは「推される側」の心情が丁寧に描かれていて、私はちゃんと透推しになった。まず物語がめちゃくちゃ面白くて一気読みだったし(最近読書欲が下がっていたのに)、最後は泣いた。 この物語が刺さりまくる人は世の中に何百万人といるはず! 佐原さんの著作はこれまでも何作か読んできましたが、その中でもとびきりのお気に入りです! | ||||
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