世界のすべて



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    初公開日(参考)2024年09月
    分類

    長編小説

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    世界のすべて

    2024年09月26日 世界のすべて

    ――恋愛感情がない。性欲がない。それでも「普通」に暮らしている。 5年間勤めた会社を辞め、街の小さな喫茶店「ブルー」でアルバイトをする鳴海優輝。 心優しい啓介が営む「ブルー」には秘密を抱えた人々が集まってくる。 デザイナーの北村、高校2年生のヒナ……。 常連客の悩みに向き合う鳴海にも、周りに言えない想いがあった。 多様なセクシュアリティを持つ人々を、やわらかく鮮やかに照らす、畑野智美の新たな代表作。(「BOOK」データベースより)




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    No.3:
    (4pt)

    ジェンダーや性的マイノリティの生きにくさを丁寧に描いた小説

    ジェンダーや性的マイノリティの生きにくさを丁寧に描いた小説だった。

    5年間勤めた会社を辞めて喫茶店でアルバイトを始めた鳴海。

    鳴海は人には言えない秘密を抱えていて、生きにくさを感じながらも、喫茶店で色々な人と触れ合うことで、少しずつ自分の生き方ややりたいことを見つけていく。

    理解できないものに遭遇したとき、「気持ち悪い」と感じる。

    「多様性」という言葉が広がってもその思いはなかなか変わらない。

    それが人間の心理だが、そんな中でもからかったり笑ったりせず、過剰な肯定もせず話を聴いてくれる、そんな人物に出会えたことは本当に幸運だと思う。

    本書にも様々な性的マイノリティを持った人物が登場するが、それぞれが苦しみながらも自分なりの生き方を見つけていた。

    鳴海は自分のことを分かってもらえないという恐怖心があり、自分の周りに高い壁を作ってしまう。

    そんな鳴海が他の性的マイノリティの人物と触れ合いながらどう変わっていくのか、最後まで読み応えがあった。
    世界のすべてAmazon書評・レビュー:世界のすべてより
    4334104282
    No.2:
    (4pt)

    淡々と描かれる世界

    特殊なセクシュアリティを持つ人が自然に引き寄せられるカフェ。
    ノンセクシュアル、女装癖、ポリアモリー、同性愛、etc.そうした人々の日常を描いた作品。
    一般社会との見えない壁に苦悩する様子は描かれるものの、そこに深くは踏み込まず流れていく。繰り返される日常、あたりまえの日々の暮らし。特殊志向の人たちにも普通の日常があり、普通に暮らしている普通の人々であり、けして「おかしな人」ではないことが淡々と描写されている。
    大げさに人権意識をかかげて、性的少数者は無理解な社会に苦しんでいる!こうした人々を救済しなくてはならない!と啓蒙しようとするわけではなく、彼らも普通の人間であり苦悩を抱えながら生きていることを示すにとどめる内容であるが、こうした形のほうが マイノリティに対する共感と理解を促進するように思えるので、とても良い本だと思う。
    ただ、登場する性的少数者が それほどグロテスクではないから成立する世界なのかもしれない。複数の相手と同時に関係を持たないではいられないポリアモリーは妻であり、同性の友人と肉体関係を持ちたい同性愛者は女子高生。これがポリアモリーの夫、男性の同性愛者という登場人物であった場合、この淡々とした世界が描けただろうか?アイドルをリアルに愛するのも女性だが、二次元コンプレックスのアニメオタクの男性や、少女性愛の男性などを登場させたら、醜い世界になるかもしれない。そうした登場人物を選択せず、グロテスクになりすぎない少数者だけで作品を描いたのは、作者自身がグロテスクな少数者を「おかしな人」と意識しているからではないのかな?それらの人々を「世界のすべて」から排除しているようにも感じられたので、星を一つ減じた。
    世界のすべてAmazon書評・レビュー:世界のすべてより
    4334104282
    No.1:
    (5pt)

    女性に読んで欲しい

    読むと腑に落ちる部分が沢山あります。
    世界のすべてAmazon書評・レビュー:世界のすべてより
    4334104282



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