三日間の幸福



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初公開日(参考)2013年12月
分類

長編小説

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三日間の幸福 (メディアワークス文庫)

2013年12月25日 三日間の幸福 (メディアワークス文庫)

どうやら俺の人生には、今後何一つ良いことがないらしい。寿命の“査定価格”が一年につき一万円ぽっちだったのは、そのせいだ。未来を悲観して寿命の大半を売り払った俺は、僅かな余生で幸せを掴もうと躍起になるが、何をやっても裏目に出る。空回りし続ける俺を醒めた目で見つめる、「監視員」のミヤギ。彼女の為に生きることこそが一番の幸せなのだと気付く頃には、俺の寿命は二か月を切っていた。ウェブで大人気のエピソードがついに文庫化。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.25pt

三日間の幸福の総合評価:8.78/10点レビュー 267件。Aランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全4件 1~4 1/1ページ
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

三日間の幸福の感想

とても良い作品です。本当に感動しました。優しく幸せな気持ちになれます。あり得ない設定ではあるけど、それさえどうでもよく、この作品に巡り合えてよかったです。2人の優しさが本当に伝わってくる作品でした。

kmak
0RVCT7SX
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

三日間の幸福の感想

最後で感動させる。良い作品

『そら』
NYBETMC3
No.2:
(5pt)

三日間の幸福の感想

可もなく不可もなくといった感じ。
最後、それなりに感動させられたけど、全体的に引き込まれる感じが足りなかった

mick
M6JVTZ3L
No.1:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

三日間の幸福の感想

余命わずかになった時、何を感じて何を行うのか?系の物語。老人や病気を扱った作品はいくつか思い浮かぶのですが、若者が自ら寿命を縮めるというのが新しく興味がわきました。ライトノベルのテイストで若い世代向けの青春・恋愛物としても読めますし、テーマを重く突き付けて厳しく文学的にも読める。読者層が幅広い作品でした。とても面白く心に残る作品です。

これ系のテーマは現実で悲観している時ほど、もっと人生を謳歌しようとちょっぴり前向きになる薬要素が生まれます。その刺激も心地よかったですし、主人公が余命の中でやりたい事リストを叶えていくにつれて起こる過去と現実のギャップの真相も心に響きました。

バッドエンドなのかハッピーエンドなのか、受け取り方は人それぞれ。
最後の話の閉じ方がとても素敵でした。タイトルの扱いも見事。

読後に知りましたが、元は2chの掲示板に投下された創作だったのですね。いやーすごいな。
サイトの性質のミステリとはちょっと違うのですが、好みの作品なので☆9で。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.263:
(5pt)

普通の人生を送ってると思ってる人こそ、読んでほしい

あとがきにも書かれていますが、作者である三秋縋氏は、作品を通して愛の力だとか命の尊さを伝えたいわけではなく、この世界に普遍的に広がる当たり前の美しさを表現していることを、読了後にひしひしと感じられる作品。
当たり前の美しさの解像度をより高めるために、一つだけ提案をします。歩いてみてください。その時スマホに目を向けないで、空に、道に、ひいてはそこに広がる空気に、感覚を向けてください。自分の中ではそれが、この世界に当たり前に広がっている、そこにある美しさを最も手軽に、そして最も深く感じられる方法だと確信しています。あくまでも主観の話です。夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色、春の桜、これらはわかりやすい一例です。空を飛ぶ鳥、道をゆく人、街並み、全てが美しいものだと思って見て見る世界は、たとえ毎日通っている場所でも、全くもって違う景色に見えるんです。僕にとってはこれが三秋縋氏が作品を通して伝えたいと考えていることだと、そう認識しています。

作品自体は、あまり好みではありません。そもそもわかりやすいハッピーエンドを好む自分にとってこの作品の結末はあまりにも残酷だと感じざるを得ませんでした。でも、たった数ページのあとがきが、この作品、そして三秋縋氏に対する評価を大きく変えました。
自分自身も二十歳そこそこまで、自分が特別な人間だと信じて疑いませんでした。主人公にはあり得ないくらいの感情移入をしました。寿命を売るという選択をしたこと以外は酷似していると言って差し支えないほどに、どうしようもない人間でした。ただ、自分には絵を描く才能や、整った顔は持ち合わせていませんでしたが。だからこそ、この作品の読了後の感覚は、まるで自分が残り三日間の幸福を味わうことになっていると錯覚してしまうような気持ちに囚われました。その時に感じたことは焦燥です。その点で考えると、まだまだこの世界に普遍的に広がる当たり前の美しさの解像度がまだまだ低いんだと思わされます。
毎日がまるで残り三日間しかないように思って生きる人生はきっと価値のある日々になると確信しています。

ただのレビューでさえ何を伝えたいかわからなくなってしまう自分には文才もないのかと、少々呆れる気持ちが湧いてきたところで、そろそろ自分語りの時間を終えようと思います。
三日間の幸福 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:三日間の幸福 (メディアワークス文庫)より
4048661698
No.262:
(5pt)

価値観を考える機会になった

とても素晴らしい作品でした。 人生の価値観について深く考えさせられ、過去にすがる主人公の姿には思わず共感してしまいました。何事も堅実に行動し、自分の人生に価値を見出していく姿勢には強く好感を持てました。
終盤は今までの怠惰を取り返していくような美しい恋愛で、彼の人生に足りていなかった“純粋さ”が描かれていたと思います。物事を素直に楽しみ、感じることで主人公が変わっていった。そして「寿命を売る」という選択が、諦めではなく前向きな決断だったのだと感じました。
物語の終わり方には大満足しています。読み終わった後の空虚感と虚無感は、しばらく消えそうにありません。この作品に出会ったことで、また読書のハードルが上がってしまいました。別れが辛くなるほどに、自分の心に残る作品になりました
この物語は、「価値」や「損得」にとらわれず、自分のために素直に生きることの大切さを教えてくれました。心から「読んでよかった」と思える一冊です。
三日間の幸福 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:三日間の幸福 (メディアワークス文庫)より
4048661698
No.261:
(5pt)

自分のお守りみたいな本

この本を初めて読んだ19歳の夏に、世界の見え方とか価値観が決定してしまった。
三日間の幸福 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:三日間の幸福 (メディアワークス文庫)より
4048661698
No.260:
(5pt)

とても良かった

この本を読み始めた時はそんなに自分には合わなさそうだな〜と思いながら読んでいましたが、約4割ほど読み進めたあたりからどんどんこの物語に引き込まれて普段あまり小説を読まない自分でも数日で読み終わりました。
それくらい面白い小説でした。
また忘れてきた頃に読み返したいです。

700円以上の価値があると思います。
三日間の幸福 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:三日間の幸福 (メディアワークス文庫)より
4048661698
No.259:
(5pt)

小説初心者でも読みやすかったです!!

漫画くらいしか普段は読みませんが試し読みでその先が気になり購入していました、
テンポ良くスラスラ読めるのでおすすめです!
三日間の幸福 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:三日間の幸福 (メディアワークス文庫)より
4048661698



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