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三日間の幸福
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三日間の幸福の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全263件 1~20 1/14ページ
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あとがきにも書かれていますが、作者である三秋縋氏は、作品を通して愛の力だとか命の尊さを伝えたいわけではなく、この世界に普遍的に広がる当たり前の美しさを表現していることを、読了後にひしひしと感じられる作品。 当たり前の美しさの解像度をより高めるために、一つだけ提案をします。歩いてみてください。その時スマホに目を向けないで、空に、道に、ひいてはそこに広がる空気に、感覚を向けてください。自分の中ではそれが、この世界に当たり前に広がっている、そこにある美しさを最も手軽に、そして最も深く感じられる方法だと確信しています。あくまでも主観の話です。夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色、春の桜、これらはわかりやすい一例です。空を飛ぶ鳥、道をゆく人、街並み、全てが美しいものだと思って見て見る世界は、たとえ毎日通っている場所でも、全くもって違う景色に見えるんです。僕にとってはこれが三秋縋氏が作品を通して伝えたいと考えていることだと、そう認識しています。 作品自体は、あまり好みではありません。そもそもわかりやすいハッピーエンドを好む自分にとってこの作品の結末はあまりにも残酷だと感じざるを得ませんでした。でも、たった数ページのあとがきが、この作品、そして三秋縋氏に対する評価を大きく変えました。 自分自身も二十歳そこそこまで、自分が特別な人間だと信じて疑いませんでした。主人公にはあり得ないくらいの感情移入をしました。寿命を売るという選択をしたこと以外は酷似していると言って差し支えないほどに、どうしようもない人間でした。ただ、自分には絵を描く才能や、整った顔は持ち合わせていませんでしたが。だからこそ、この作品の読了後の感覚は、まるで自分が残り三日間の幸福を味わうことになっていると錯覚してしまうような気持ちに囚われました。その時に感じたことは焦燥です。その点で考えると、まだまだこの世界に普遍的に広がる当たり前の美しさの解像度がまだまだ低いんだと思わされます。 毎日がまるで残り三日間しかないように思って生きる人生はきっと価値のある日々になると確信しています。 ただのレビューでさえ何を伝えたいかわからなくなってしまう自分には文才もないのかと、少々呆れる気持ちが湧いてきたところで、そろそろ自分語りの時間を終えようと思います。 | ||||
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とても素晴らしい作品でした。 人生の価値観について深く考えさせられ、過去にすがる主人公の姿には思わず共感してしまいました。何事も堅実に行動し、自分の人生に価値を見出していく姿勢には強く好感を持てました。 終盤は今までの怠惰を取り返していくような美しい恋愛で、彼の人生に足りていなかった“純粋さ”が描かれていたと思います。物事を素直に楽しみ、感じることで主人公が変わっていった。そして「寿命を売る」という選択が、諦めではなく前向きな決断だったのだと感じました。 物語の終わり方には大満足しています。読み終わった後の空虚感と虚無感は、しばらく消えそうにありません。この作品に出会ったことで、また読書のハードルが上がってしまいました。別れが辛くなるほどに、自分の心に残る作品になりました この物語は、「価値」や「損得」にとらわれず、自分のために素直に生きることの大切さを教えてくれました。心から「読んでよかった」と思える一冊です。 | ||||
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この本を初めて読んだ19歳の夏に、世界の見え方とか価値観が決定してしまった。 | ||||
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この本を読み始めた時はそんなに自分には合わなさそうだな〜と思いながら読んでいましたが、約4割ほど読み進めたあたりからどんどんこの物語に引き込まれて普段あまり小説を読まない自分でも数日で読み終わりました。 それくらい面白い小説でした。 また忘れてきた頃に読み返したいです。 700円以上の価値があると思います。 | ||||
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漫画くらいしか普段は読みませんが試し読みでその先が気になり購入していました、 テンポ良くスラスラ読めるのでおすすめです! | ||||
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ありがとうございました。 | ||||
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世代性かもしれないが、 刺さる人には刺さる、ひたすらに良い作品。 刺さらない人には無価値かもしれない作品。 感覚、感性、世代、時代… 感じ方は人それぞれかと思うが 言葉では言い表せない、感じるものがある。 | ||||
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あっさり終わったなあ、と感じた あと、一人称視点小説はあまり上手くない人が書くと稚拙さが際立つ | ||||
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久しぶりに小説を読んでみようと思い、読んでみましたが感動しました。 書き方も上手で、先に主人公がその選択をして「後悔した」「嘘をついていることに気づいた」などを読み手に伝えることで想像力を働かさせたりと、考察を頭の中で考えながら読むことができ、他にも答え合わせをしてくれたりと読み手を置いていかない工夫もありました。 もう1人の女の子が気がかりですがそれ以外は本当に良かったです。特に最後の4行は一生忘れないと思います。 他のレビューにあるように孤独に対して無理に強がっていたり、自分の人生に対してどんな生き方をすれば迷っている方におすすめしたいです!ぜひ読んでください! | ||||
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それぞれの過去があり、希望と絶望、現実に直面して、真実を知り、人生と幸せを天秤にかけて選んだ末の3日間は 2人にとって筆舌しがたい美しいものになったんだろうなと思います。 ヨルシカの詩書きとコーヒーという曲からこの作品を知れたこと嬉しく思います。 | ||||
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哲学的な言い回しがなかなか頭に入ってこずもう一度読まなくては。人は気づかずに年を取っていくんでしょうね。 | ||||
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「〜〜〜」と俺は言った。 「〜〜〜」とAは言った。 誰かが喋る度にこれ。 言った言ったああしたこうしたと全ての仕草や動作を言葉にしてるのはどういう意図? 漫画しか読めない層を意識してのこと? カギ括弧ついてれば誰かが何かを言ったのはわかるんで、いちいち繰り返されると鬱陶しいことこの上ないです。読書感想文の文字稼ぎでしょうか? 目について集中出来ない。 今どきAI小説でももう少し捻った書き方できますよ。 使い古された表現ですがもう少し行間を読む楽しみをください。 小説を読んでる気がしない。 | ||||
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20代って、一番夢見る年頃じゃないでしょうか?すでに世捨て人になっている時点で主人公に感情が同意できません。20代で人生の全てを知り尽くしたという事でしょうか?その3日間を幸福と呼ぶには若すぎますよ。 | ||||
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小説とわかっていても主人公に感情移入してしまう。どうすんのよ、おい。からの始まり。 奇想天外な展開でとても面白い作品でした。 | ||||
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序盤は良いと思った。憂鬱、閉塞感の描写が上手い、先が気になった。 中盤から結局女に惹かれて結ばれるありがちなパターンに入って一気に冷めていくのを感じた。 こういうのを見ると、ハイハイお前も結局そっち側に行く訳ね。と反吐が出るのは俺だけだろうか。 この程度の事で結ばれる奴が人生30円なのか。あれだけ人に好かれないとか言ってたのは何だったんだろう。何で都合よく好意を持たれるのか理解に苦しむ | ||||
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人生の値段は大体、生涯平均年収の2億円?一般的にそう考える人が多いが、本作では違った、 人が他人に与える影響、歴史的記録によって人の価値が決まる。 主人公は全く価値の無い金額しかなかったが、人生を残りわずかにすることによって価値を高める。 しかし、主人公はその価値すらも手放してしまう。 世界から解放された彼の世界は誰よりも美しく、綺麗に見えていたのだろう。そんな世界を自分も見てみたいと思った。 これからも三秋先生の作品を読んで行きたいと思う。 | ||||
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先輩からおすすめされて購入。 夏の儚い雰囲気と物語がマッチしていて読み心地が良かった。 お互いが相手のために、見返りを求めず行動するところが1番の感動ポイントだった。 久々に小説を読んで泣いた。 生きてる意味や価値が見出せない人におすすめ。 | ||||
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発行年が古かったけど、商品自体はめちゃめちゃキレかった。 | ||||
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めちゃくちゃ良かったです | ||||
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本はあまり読まなく友達にお薦めされて購入しましたがとても幸せな気持ちになりました☺️ | ||||
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