夢が覚めるまで



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初公開日(参考)2017年09月
分類

長編小説

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夢が覚めるまで

2017年09月05日 夢が覚めるまで

——覚えてないですか? それが、ユキが僕に向かって口にした最初の言葉だった。 2013年春。その頃、僕は人生のエアポケットとでもいうべき場所に落ち込んでいた。原因不明の無力感に取りつかれ、すべてを放り出して、自分の殻に閉じこもっていた。おかげで恋人に見放され、不眠症を患い、亡霊みたいに夜の町をさまよう毎日。気を抜いたら、僕という存在は今にもばらばらになってしまいそうだった。 そんなある日、少女に出会った。「ユキ」という名前以外は、すべてが謎に包まれた少女。ユキは僕に助けを求め、僕はそれに応じた。帰る場所がないという彼女を、何も言わずに匿ってやることにした。 ユキとの同居生活を送るうちに、僕の無気力は回復の兆しを見せ始めた。灰色だった毎日は少しずつ色づいていき、やがて鮮やかな色彩を取り戻した。それまでとは一転して、何をやっても上手くいくようになった。まるでユキが僕のもとに幸運を運んできたみたいに。 いつしか、ユキは僕にとってかけがえのない存在になっていた。彼女が隣にいれば、なんだって乗り越えられるように思えた。だからこそ、あえて彼女の素性には関心のないふりをしていた。君はどこからやってきたんだ? 何から逃げ出してきたんだ? そんな問いを発した途端、ユキがどこかに行ってしまいそうな気がして。 もしあのとき僕が思いきって尋ねていたら、彼女は真実を答えてくれただろうか。 今この瞬間にも、世界は滅びようとしているということ。 ユキが、人類に残された最後の希望だということ。 彼女はその使命を放棄して、ある目的を果たすために僕に会いにきたのだということ。 そして、ある日唐突に、僕は選択を強いられることになる。 一人の少女を犠牲にして、世界を救うか。 世界を見捨てて、一人の少女を救うか。 これは、僕とユキが運命を共にするようになるまでの42日間の物語だ。(「BOOK」データベースより)




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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.3:
(5pt)

やっぱ三秋さん

本は全部集めてたけど久々に調べたらKindleで読めるものが増えてて大歓喜でした。
100ページくらいしかないのが悲しいくらいでした。
三秋ワールドは唯一無二ですね。
更新頻度少なくても一冊一冊が読み応えあるので今後も楽しみです。
夢が覚めるまでAmazon書評・レビュー:夢が覚めるまでより
B0DDPS6GJK
No.2:
(5pt)

これぞ三秋縋

三秋縋作品は全て読んでおります。
どうしても手に入らなかった作品を電子書籍化していただき、感謝!

「幸せならオッケーです」というネットミームがあるが、それを煮つめて冷やし固めて歯を折りながら食べるようなものが三秋作品の特徴であろう。読むと傷を負う読者もいるのではないだろうか笑今作も、そんな作品となっている。

静かで綺麗で感情を揺さぶられたい人、そしてなんともいえない、けれどある意味幸せな読後感を味わいたい人はぜひ読んで欲しい。
夢が覚めるまでAmazon書評・レビュー:夢が覚めるまでより
B0DDPS6GJK
No.1:
(5pt)

次は紙媒体が欲しい。

三秋縋さんが書く女の子の儚さを久しぶりに感じました。
ソウタもユキもイメージ通りのキャラクターです。
美しい描写に心が洗われます。
夢が覚めるまでAmazon書評・レビュー:夢が覚めるまでより
B0DDPS6GJK



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