天才少女は重力場で踊る



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    初公開日(参考)2024年06月
    分類

    長編小説

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    天才少女は重力場で踊る

    2024年06月26日 天才少女は重力場で踊る

    卒業単位欲しさに訪れた研究室で俺を迎えたのは、目鼻立ちは整っているが、異様なまでに不機嫌な少女だった。信じられないことだが、彼女は17歳にして既に教授だという。いちいち突っかかる彼女にはうんざりだったが、背に単位は変えられない。俺はいくつかの条件を受け入れた。 もう一人の老教授になだめられ、連れて行かれた先は、駅前にあるパチンコ屋の跡地。何だか分からないまま階段を下りると、そこには見たこともない巨大な機械があった。 それは、未来との交信を可能にするリングレーザー通信機。 起動実験の後、うっかり未来を観測してしまった俺は、自分と世界の存在を不安定なものにしてしまう。 世界を救う、たった一つの方法とは?(「BOOK」データベースより)




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    No.12:
    (5pt)

    一気に楽しく読みました。Excellent!!

    軽い気持ちで読めて、ほんのひととき楽しい時間に浸れる本です。科学的そしてゲームのような装置ありと色んなことが丸く収まる話。 大変明るく、楽しく読みました。次回の本を楽しみにしています。
    天才少女は重力場で踊るAmazon書評・レビュー:天才少女は重力場で踊るより
    4101802882
    No.11:
    (5pt)

    某作品のシナリオライターと聞いて

    半分超えたあたりからこれからの話が一巻で収まるのか?と思いましたが、他の方のレビューにもある通りそして、緒乃ワサビ先生のあとがき通りスッキリとした幕引きでした。
    上手くSFとボーイミーツガールを混ぜられているなと思いました。解説も難しすぎず、日常パートはテンポ良かったです。
    この作品を知るきっかけがきっかけなのもあり、なかなか内容に対してのハードルが高かったですが、流石といった印象でした。
    これからも作品を出すとのことなので、ひっそりと待つことにします。
    もちろん、会社の方の新作も購入しますよ。
    これからも頑張って下さい。
    天才少女は重力場で踊るAmazon書評・レビュー:天才少女は重力場で踊るより
    4101802882
    No.10:
    (5pt)

    読後感がいい

    この作者のゲームが好きでこの作品を手に取りました。最初は小難しい理論物理学の話が続くのかと思って見ていましたが、プロジェクトの話になると一気に軽くなり、自分自身の読むペースが早くなりました。まぁ、自分は小難しい話も解説付きなら楽しく読めるので、解説付きで出してくれるなら、ちょっとひねった話も読んでみたいなと感じました。
    この本は最初は難しいと感じてしまいますが、作者の挨拶のような話です。なので、この作者の深い話が読みたいなら、次の本を待つか、この作者のゲームに触れてみてもいいかもしれません。この本を読んでいいなと感じたなら、是非、他の作品も手に取ってください。
    天才少女は重力場で踊るAmazon書評・レビュー:天才少女は重力場で踊るより
    4101802882
    No.9:
    (2pt)

    小説家としての力不足

    構成バランスが致命的で、起承転結のうち、起承だけで7割ぐらいページを消費してます。それゆえに尻すぼみになってしまい、オチが弱いです。

    SFの要素が出てきますが、あくまで簡易なタイムマシンによるメッセージ送信ということで、シュタゲとアイデアが変わらない。
    しかも上記で挙げた構成バランスの不和によってシュタゲよりもこぢんまりとした話になってしまっている。
    10年以上前の名作SFノベルゲーに話の規模やネタの斬新さで勝てていないので、SF好きとしては今更感がある。劣化版シュタゲを令和に見せられても……。

    小説としてもSFとしても中途半端な完成度になってしまい、人に薦められない。上下巻でやるなり、クライマックスの「騙す計画」フェーズを盛り上げるなり(ここが一番面白くなるところなのに実演なしはがっかりです)、もう少しなんとかして欲しかった。
    著者の小説はもう買わないかもしれませんが、ノベルゲーには期待しているので、
    次回作以降でがんばってほしいです。
    天才少女は重力場で踊るAmazon書評・レビュー:天才少女は重力場で踊るより
    4101802882
    No.8:
    (3pt)

    凡作

    「白昼夢の青写真」のシナリオライターの小説ということで購入した。
    しかし、期待は裏切られた。
    致命的な欠点があるわけではない。
    ちゃんと最後まで読める(何度も途中で止めたくはなったが)。
    シナリオライターが小説を書いた時にありがちな、シナリオをそのまま起こしたような文体でなく、文体も小説らしくなっている。

    でも大して面白くはない。
    いや、読者が面白いと思うための綺麗な構成にはなっているが、光るものが何もない。
    キャラも、設定も、ストーリーも。
    全部ありきたりだ。
    こんな話はライト文芸の棚で適当に感動系の表紙のものを手に取ればいくらでもある。
    私はもっと緒乃ワサビさん味を感じる話を期待していた。
    「白昼夢の青写真」をプレイした時の面白さを。
    けれど、「白昼夢の青写真」を書いたライターなら何か凄いものを書いてくれるんじゃないかと読む前に期待したハードルは全く越えていない。

    次回作に期待しています。
    天才少女は重力場で踊るAmazon書評・レビュー:天才少女は重力場で踊るより
    4101802882



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