終わらない冬、壊れた夢の国



    ※タグの編集はログイン後行えます

    【この小説が収録されている参考書籍】
    オスダメ平均点

    0.00pt (10max) / 0件

    0.00pt (10max) / 0件

    Amazon平均点

    4.43pt ( 5max) / 7件

    楽天平均点

    0.00pt ( 5max) / 0件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    0pt
    サイト内ランク []B
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)2025年04月
    分類

    長編小説

    閲覧回数479回
    お気に入りにされた回数3
    読書済みに登録された回数0

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    終わらない冬、壊れた夢の国

    2025年04月18日 終わらない冬、壊れた夢の国

    誰かを殺すまで、ループは終わらない。 足を踏み入れた人間が続々と消えていくという「人食い遊園地」。 そんな都市伝説が囁かれる老舗の遊園地『サニーパーク』に、竜崎カシオは高校の友人たちと訪れた。アトラクションを満喫し何事もなく一日を終えるはずだったカシオは、友人の一人である小練菜々に人気のない場所に連れられ、刃物で刺されてしまう。死に至る直前、彼女はカシオにあることを懇願する。 「お願い……あせびちゃんを、助けてあげて」 カシオが目を覚ますと、サニーパークに入園した朝に、時間が巻き戻っていた。 激しく動揺するカシオは事態を呑み込めないまま、友人たちと“2回目”のサニーパークを巡る。自分を刺した小練菜々を警戒するカシオだったが、最後まで彼女に怪しい素振りはないまま、閉園時間を迎えた。退園するためカシオがゲートを抜けた直後、またしてもサニーパークに入園した朝に時間が巻き戻った。 混乱を極めるカシオの前に、一人の女子高生が現れる。 彼女は小寺あせびと名乗り、カシオがサニーパークから出られず同じ一日をループしているのだと告げる。そして、このループ現象から抜け出す唯一の方法は、誰かを殺すことだと……。 【編集担当からのおすすめ情報】 アニメ映画が世界各国の映画祭で高い評価を受けた『夏へのトンネル、さよならの出口』に始まる〈時と四季〉シリーズの最後を飾る「冬」の物語。(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

    終わらない冬、壊れた夢の国の総合評価:8.86/10点レビュー 7件。Bランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    現在レビューがありません


    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.7:
    (5pt)

    〈時と四季〉シリーズ四作の中で、一番良かったです。主役の二人の屈折した想いに、胸がじんじん熱くなりました。

    〈時と四季〉シリーズの四冊の中で一等気に入ったのが、冬の遊園地で起きるループ現象と、高校生の男女の冒険と恋を絡めた本作品でした。

    「どうしたら、このループ現象の繰り返しから脱出できるのか」と、主人公・竜崎(りゅうざき)カシオと小寺(こでら)あせびの二人があれこれ試行錯誤するところもスリリングでぞくぞくしたけれど、一番ぐっと来たのは、二人を心から応援したくなった最終盤の展開でしたね。屈折した想いを抱えながら、それでも進もうとする二人の姿が、とても愛おしく思えました。

    あと、ちょこっと気になったのは、巻頭で折り畳まれたイラスト頁に描かれた観覧車の場面。あせびの表情からすれば、彼女のカチューシャはないほうが良かったなと。

    とまれ、シリーズ四作品の中の一押しは、この作品かな。
    続いて、『夏へのトンネル、さよならの出口』『きのうの春で、君を待つ』『琥珀の秋、0秒の旅』の順番になります。

    本シリーズを水先案内してくださった伴名 練『百年文通』(早川書房)に、感謝です
    終わらない冬、壊れた夢の国Amazon書評・レビュー:終わらない冬、壊れた夢の国より
    4094532285
    No.6:
    (5pt)

    最高の作品

    時と四季シリーズの最終作だけあって個人的には夏トンの次ぐらいに面白い作品でした。
    終わらない冬、壊れた夢の国Amazon書評・レビュー:終わらない冬、壊れた夢の国より
    4094532285
    No.5:
    (4pt)

    せつない

    作者さんの四季シリーズのファンであれば、冬もぜひお勧めです。終盤は予想も付かない展開へと発展し、どんどん切なくなりました。この物語の主人公は一体誰なんだ?と。350ページ程の物語を読者に読破させるためには、主人公はある程度魅力的で健康的な人物でなければ成り立たないので、カシオ目線で物語は進みますが、八目さんの作品には裏主人公がいる感じがあり、上手いです。自分的にはラストの展開も好きだったかなと。あせびちゃんにとっての幸せが何だったのか汲み取れず、男の子のエゴを押し付けたような終わり方に感じて、現実だったら別れてあげた方が女の子にとってはいいかのような感じでしたが…。琥珀の秋のラストでは雪が舞っているので、その続きのような感覚で読めました。
    終わらない冬、壊れた夢の国Amazon書評・レビュー:終わらない冬、壊れた夢の国より
    4094532285
    No.4:
    (4pt)

    あんまり寒くはないです

    展開予想が当たりまくって、作者の方と気が合うなと思いながら読みました。すごくシンプルかつ読みやすくて良いですね。

    15年後くらいのエピローグとかがあったらどうなってるのか気になりますね。あの終わり方からしてたぶんこうなるんだろうなというイメージは結構湧きましたね。

    微妙に気になってるところがあるので星4にしましたが、一応の解釈は出来たような出来てないような?
    終わらない冬、壊れた夢の国Amazon書評・レビュー:終わらない冬、壊れた夢の国より
    4094532285
    No.3:
    (5pt)

    四季シリーズでは異質な雰囲気

    四季シリーズの他3作と比べて、『冬』は冬らしい心身に堪える展開が冒頭から展開され、終始重い雰囲気で進行していく様に感じる。また本作は読み終わった後どこか後味の悪さもあった。この世界の中の『ループ』現象がかなりひねくれており、皆んな皆んなハッピーエンド!…というわけにはいかないのだろう。後半いくらか設定に関してツッコミどころがあるような気がしますが、全体として世界観にハマり込めて面白かったので星5つ。

    作者のシリーズは欠かさず読んでいるが文章力が本当に素晴らしく、世界観、主人公の感情、感覚がリアルに伝わってきます。『春』は比較的マシでしたが、『夏』『秋』『冬』の主人公達は良い意味か悪い意味か頭のネジが外れていますね!今回は特に「!?!?」だった。(個人的感想)

    そろそろ夏になるので、また夏トンを読み返そうかな〜?新シリーズ楽しみに待ってます!(あったらだけど)
    終わらない冬、壊れた夢の国Amazon書評・レビュー:終わらない冬、壊れた夢の国より
    4094532285



    その他、Amazon書評・レビューが 7件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク