終わらない冬、壊れた夢の国
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| 〈時と四季〉シリーズの四冊の中で一等気に入ったのが、冬の遊園地で起きるループ現象と、高校生の男女の冒険と恋を絡めた本作品でした。 「どうしたら、このループ現象の繰り返しから脱出できるのか」と、主人公・竜崎(りゅうざき)カシオと小寺(こでら)あせびの二人があれこれ試行錯誤するところもスリリングでぞくぞくしたけれど、一番ぐっと来たのは、二人を心から応援したくなった最終盤の展開でしたね。屈折した想いを抱えながら、それでも進もうとする二人の姿が、とても愛おしく思えました。 あと、ちょこっと気になったのは、巻頭で折り畳まれたイラスト頁に描かれた観覧車の場面。あせびの表情からすれば、彼女のカチューシャはないほうが良かったなと。 とまれ、シリーズ四作品の中の一押しは、この作品かな。 続いて、『夏へのトンネル、さよならの出口』『きのうの春で、君を待つ』『琥珀の秋、0秒の旅』の順番になります。 本シリーズを水先案内してくださった伴名 練『百年文通』(早川書房)に、感謝です | ||||
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| 時と四季シリーズの最終作だけあって個人的には夏トンの次ぐらいに面白い作品でした。 | ||||
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| 作者さんの四季シリーズのファンであれば、冬もぜひお勧めです。終盤は予想も付かない展開へと発展し、どんどん切なくなりました。この物語の主人公は一体誰なんだ?と。350ページ程の物語を読者に読破させるためには、主人公はある程度魅力的で健康的な人物でなければ成り立たないので、カシオ目線で物語は進みますが、八目さんの作品には裏主人公がいる感じがあり、上手いです。自分的にはラストの展開も好きだったかなと。あせびちゃんにとっての幸せが何だったのか汲み取れず、男の子のエゴを押し付けたような終わり方に感じて、現実だったら別れてあげた方が女の子にとってはいいかのような感じでしたが…。琥珀の秋のラストでは雪が舞っているので、その続きのような感覚で読めました。 | ||||
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| 展開予想が当たりまくって、作者の方と気が合うなと思いながら読みました。すごくシンプルかつ読みやすくて良いですね。 15年後くらいのエピローグとかがあったらどうなってるのか気になりますね。あの終わり方からしてたぶんこうなるんだろうなというイメージは結構湧きましたね。 微妙に気になってるところがあるので星4にしましたが、一応の解釈は出来たような出来てないような? | ||||
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| 四季シリーズの他3作と比べて、『冬』は冬らしい心身に堪える展開が冒頭から展開され、終始重い雰囲気で進行していく様に感じる。また本作は読み終わった後どこか後味の悪さもあった。この世界の中の『ループ』現象がかなりひねくれており、皆んな皆んなハッピーエンド!…というわけにはいかないのだろう。後半いくらか設定に関してツッコミどころがあるような気がしますが、全体として世界観にハマり込めて面白かったので星5つ。 作者のシリーズは欠かさず読んでいるが文章力が本当に素晴らしく、世界観、主人公の感情、感覚がリアルに伝わってきます。『春』は比較的マシでしたが、『夏』『秋』『冬』の主人公達は良い意味か悪い意味か頭のネジが外れていますね!今回は特に「!?!?」だった。(個人的感想) そろそろ夏になるので、また夏トンを読み返そうかな〜?新シリーズ楽しみに待ってます!(あったらだけど) | ||||
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