さようなら、私たちに優しくなかった、すべての人々
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
さようなら、私たちに優しくなかった、すべての人々の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
コミカライズを読んで気になったので購入して読みました。 冒頭からどことなく違和感や謎を感じさせる入りで、そのあたりが後半明かされる謎やどんでん返しの伏線かなと読んでいたのですが、とてもストレートなお話でした。 伏線も謎も何もありませんでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
他の方も描いているが ・主人公達が街を焼く意味が解らない ・タイトルと中身が合わない。別に主人公達にはみんなが優しくなかったわけではない ・キャラが適当に死に過ぎ、ラスボスも最後まで喋らせてやれよ笑 トサカの髪の奴とか何のために登場させたかも解らん、生徒会長だか委員長も複線じゃないの?活かせないキャラは消せよ編集者 ・キャラに存在感がない、ラスボスだけ少し頑張ってたが他のキャラは全く記憶に残らない ・ラストは何これ?って感じ、ハッピーエンドにしてもこれはない、何の損もなく恨みもない大量殺人犯が幸せになるって何なの?? 総じて低レベル。イジメもコアなとこは描写がなく生ぬるくてそこも中途半端だった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
すごい | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
問題作という文句に惹かれて購入したが、読了してみるとそれほどの衝撃はなかった。 ヒロインの姉をいじめで自殺に追いやった犯人たちを殺していくというこの作品、冒頭から町に火をつけるプロローグから開始し、そこへ至る話が展開されていくわけだが、ストーリーを追ってその時点まで再び到達してみても、町に火をつける理由はいまいち理解できない。 タイトルからして「私たちに優しくなかった全ての人々」とあるが、読んでいる限りでは優しくなかったのは町のごく一部の人間であり、さらに言うとヒロインと主人公に対して優しくなかった人間はそれほどいない。むしろ彼らは親の庇護、恩恵のもとで生きていたし、復讐を達成する手段としてその恩恵に与ってもいたりする。 優しくされなかったのはひとえに自殺したヒロインの姉であり(それも彼女自身が一人で内に秘めてしまったことが理由としてある)、その境遇も幕間に描かれてはいるが、それでも町全体が被害に遭うほど酷薄な人々であったというような印象はない。むしろ姉を死に追いやった人間以外ではヒロインに協力する人間まで登場するので、余計に冒頭のシーンやタイトルにそぐわない印象を受ける。 復讐の対象は町を支配している一族の人間なので、そういう意味で町の人間は全員が彼等に加担しているという見方はできなくもないが、それならば町が彼等に加担している場面や事例をもう少し詳細に描くべきだったと思うし、超常的な存在と復讐への説明やヒロインとのイチャつきに終始する前半部分のいくらかをそうした場面描写に配分することもできたのではないかと思う。 (何なら作中最初から最後まで完全なとばっちり被害者としか思えない主人公の父親辺りにそういう役割を担わせておけば、冒頭のヒロインの台詞とも噛み合うし主人公が彼を終始軽蔑する理由だって補強できたと思うのだが) そこも踏まえて言及しておくとこの話、私の感想としてはとにかくテンポが悪い。冗長といってもいい。衒学的でさえある文章表現のせいもあるが、このラノベとしては厚めな文庫の半分くらいまでいかなければ復讐が始まらないのは、やはり盛り上がりに欠ける。また肝心の復讐対象を殺害するシーンもかなりあっさりしている。起伏という意味で言えば前半部分と大差ない単調さで処理していくため、姉のいじめのシーンがかなり詳細に描かれているのもあって肩透かしというか拍子抜け、あるいはいまいちすっきりしない感じも残る。 少なくとも煽り文句にあるような倫理観の欠如やグロテスクさのようなインパクトを受け取ることはできなかった。 そうした平坦さで描かれる心理、あるいは姉を死に至らしめた犯人たちとも類似する主人公らの幼稚さ、未熟さといったものと、それによって行われる殺人こそがこの物語における醜悪さと言える面はあるかもしれないが、それにしてもやはり復讐の過程が淡々とし過ぎているし、なにより復讐という一種の大義名分があるためそういう視点も薄れてしまう。少なくとも私から見て、この主人公とヒロインはボニーとクライドにはなり切れていない。 ついでに言えば(重箱の隅かもしれないが)、ヒロインが復讐のために用いる超常的な存在である『オカカシサマ』に関しては元よりそういう存在なのであまり気にならないのだが、逆に『探偵』や『裏社会』などの言葉が端々で便利に用いられすぎているように感じられた。 探偵に関してはあまり詳細が語られずギミック? マクガフィン? として登場するわりに、妙に存在として浮いているし、裏社会という言葉は銃器の使用や犯人らの異常な権力とか、あと登場人物が妙に死や暴力に順応していることの理由付けくらいに用いられていたが、そういうツテで拳銃用のゴム弾とかまで仕入れられるものなんだろうかとか色々気になってしまい、個人的には都合よく使いすぎて、最初から超常現象としてあるオカカシサマの存在よりもかえってリアリティを損ねているように感じてしまった。 以上の点から、煽り文句から期待していたほどの読後感は得られなかったというのが私の感想である。 いじめのシーンなどは多少読み応えもあったが、それも前述の理由で物語全体に寄与していた印象は薄く、凡庸の域を抜け出ていなかったように思うので残念ながら☆1評価。 物語としての大きな瑕疵や破綻ではなく、怒りや軽蔑を抱くほど「受け入れられなかった」というような心情でもなく、紛うことなく平坦な、個人的には痛恨の☆1である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
明里が自殺に追い込まれるまでのストーリーはかなり下品な部分もありリアル感がある。最後に自殺するシーンもあとがきによると精神科医監修のもと書いたらしいくかなりリアルな感じがして自殺を追体験している気分になる。個人的にはそこが一番の読みごたえがありました。全体的なストーリーは個人的にはまぁまぁ面白かったと思います。過激な表現が多く初めて読むような文章だったので驚いた部分もある。読みごたえはかなりあったので過激で下品な内容でも大丈夫という人にはおススメします。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 11件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|