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さようなら、私たちに優しくなかった、すべての人々
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さようなら、私たちに優しくなかった、すべての人々の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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コミカライズを読んで気になったので購入して読みました。 冒頭からどことなく違和感や謎を感じさせる入りで、そのあたりが後半明かされる謎やどんでん返しの伏線かなと読んでいたのですが、とてもストレートなお話でした。 伏線も謎も何もありませんでした。 | ||||
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他の方も描いているが ・主人公達が街を焼く意味が解らない ・タイトルと中身が合わない。別に主人公達にはみんなが優しくなかったわけではない ・キャラが適当に死に過ぎ、ラスボスも最後まで喋らせてやれよ笑 トサカの髪の奴とか何のために登場させたかも解らん、生徒会長だか委員長も複線じゃないの?活かせないキャラは消せよ編集者 ・キャラに存在感がない、ラスボスだけ少し頑張ってたが他のキャラは全く記憶に残らない ・ラストは何これ?って感じ、ハッピーエンドにしてもこれはない、何の損もなく恨みもない大量殺人犯が幸せになるって何なの?? 総じて低レベル。イジメもコアなとこは描写がなく生ぬるくてそこも中途半端だった。 | ||||
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すごい | ||||
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問題作という文句に惹かれて購入したが、読了してみるとそれほどの衝撃はなかった。 ヒロインの姉をいじめで自殺に追いやった犯人たちを殺していくというこの作品、冒頭から町に火をつけるプロローグから開始し、そこへ至る話が展開されていくわけだが、ストーリーを追ってその時点まで再び到達してみても、町に火をつける理由はいまいち理解できない。 タイトルからして「私たちに優しくなかった全ての人々」とあるが、読んでいる限りでは優しくなかったのは町のごく一部の人間であり、さらに言うとヒロインと主人公に対して優しくなかった人間はそれほどいない。むしろ彼らは親の庇護、恩恵のもとで生きていたし、復讐を達成する手段としてその恩恵に与ってもいたりする。 優しくされなかったのはひとえに自殺したヒロインの姉であり(それも彼女自身が一人で内に秘めてしまったことが理由としてある)、その境遇も幕間に描かれてはいるが、それでも町全体が被害に遭うほど酷薄な人々であったというような印象はない。むしろ姉を死に追いやった人間以外ではヒロインに協力する人間まで登場するので、余計に冒頭のシーンやタイトルにそぐわない印象を受ける。 復讐の対象は町を支配している一族の人間なので、そういう意味で町の人間は全員が彼等に加担しているという見方はできなくもないが、それならば町が彼等に加担している場面や事例をもう少し詳細に描くべきだったと思うし、超常的な存在と復讐への説明やヒロインとのイチャつきに終始する前半部分のいくらかをそうした場面描写に配分することもできたのではないかと思う。 (何なら作中最初から最後まで完全なとばっちり被害者としか思えない主人公の父親辺りにそういう役割を担わせておけば、冒頭のヒロインの台詞とも噛み合うし主人公が彼を終始軽蔑する理由だって補強できたと思うのだが) そこも踏まえて言及しておくとこの話、私の感想としてはとにかくテンポが悪い。冗長といってもいい。衒学的でさえある文章表現のせいもあるが、このラノベとしては厚めな文庫の半分くらいまでいかなければ復讐が始まらないのは、やはり盛り上がりに欠ける。また肝心の復讐対象を殺害するシーンもかなりあっさりしている。起伏という意味で言えば前半部分と大差ない単調さで処理していくため、姉のいじめのシーンがかなり詳細に描かれているのもあって肩透かしというか拍子抜け、あるいはいまいちすっきりしない感じも残る。 少なくとも煽り文句にあるような倫理観の欠如やグロテスクさのようなインパクトを受け取ることはできなかった。 そうした平坦さで描かれる心理、あるいは姉を死に至らしめた犯人たちとも類似する主人公らの幼稚さ、未熟さといったものと、それによって行われる殺人こそがこの物語における醜悪さと言える面はあるかもしれないが、それにしてもやはり復讐の過程が淡々とし過ぎているし、なにより復讐という一種の大義名分があるためそういう視点も薄れてしまう。少なくとも私から見て、この主人公とヒロインはボニーとクライドにはなり切れていない。 ついでに言えば(重箱の隅かもしれないが)、ヒロインが復讐のために用いる超常的な存在である『オカカシサマ』に関しては元よりそういう存在なのであまり気にならないのだが、逆に『探偵』や『裏社会』などの言葉が端々で便利に用いられすぎているように感じられた。 探偵に関してはあまり詳細が語られずギミック? マクガフィン? として登場するわりに、妙に存在として浮いているし、裏社会という言葉は銃器の使用や犯人らの異常な権力とか、あと登場人物が妙に死や暴力に順応していることの理由付けくらいに用いられていたが、そういうツテで拳銃用のゴム弾とかまで仕入れられるものなんだろうかとか色々気になってしまい、個人的には都合よく使いすぎて、最初から超常現象としてあるオカカシサマの存在よりもかえってリアリティを損ねているように感じてしまった。 以上の点から、煽り文句から期待していたほどの読後感は得られなかったというのが私の感想である。 いじめのシーンなどは多少読み応えもあったが、それも前述の理由で物語全体に寄与していた印象は薄く、凡庸の域を抜け出ていなかったように思うので残念ながら☆1評価。 物語としての大きな瑕疵や破綻ではなく、怒りや軽蔑を抱くほど「受け入れられなかった」というような心情でもなく、紛うことなく平坦な、個人的には痛恨の☆1である。 | ||||
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明里が自殺に追い込まれるまでのストーリーはかなり下品な部分もありリアル感がある。最後に自殺するシーンもあとがきによると精神科医監修のもと書いたらしいくかなりリアルな感じがして自殺を追体験している気分になる。個人的にはそこが一番の読みごたえがありました。全体的なストーリーは個人的にはまぁまぁ面白かったと思います。過激な表現が多く初めて読むような文章だったので驚いた部分もある。読みごたえはかなりあったので過激で下品な内容でも大丈夫という人にはおススメします。 | ||||
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50ページくらいまでは全く何も見るべき点がない。そこより先はよまず挫折した | ||||
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全体的に復讐の物語で、民俗学の話もはいってきます けっこうエグ目の描写もありきなのでそういうのが苦手な人はおすすめできないとおもいます ただ僕の個人的としては☆5をつけさせてもらいました | ||||
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復讐相手がナレ死したり、ラスボスと思われた姉の同級生があっさり処理されたり、いじめ放置した先生も予想通り、処理されたりと予想を上回るシーンがなく、微妙でした。 復讐もの読みたいなら同文庫の『ボーパルバニー』読んだほうが良いかなと思います。 | ||||
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印象深い復讐劇でした。民俗学的解釈、その他の分野の話もリアリスティックに描かれていました。想いを遂げ、鮮やかに散った2人に、神の慈悲があらん事を。 | ||||
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一言で要約するとボーイミーツミスミソウ。 某アニメ系ユーチューバーが絶賛してたので興味を持って読んでみたのだが、結論から述べると期待外れだった。 というか登場人物全員が薄っすらサイコパス。 些か冗長なほど心情描写に比重を割いた内容はメディアワークス文庫など一般文芸向きで、ラノベとしてのカジュアルな魅力は感じられず。 非道ないじめっ子たちが被害者の妹に凄惨な復讐される展開はまあいいとして、栞と冥の人物造形が非常に共感しにくく、地に足が付いたリアリティーがあんまり感じられなかった。やたらぺダンティックで洒落た言い回しも含め、高校生にしては浮世離れしすぎてる。 読後最大の疑問は「主人公の父親はあそこまでされるほど酷いことしたのか?」 妻には不倫されて離婚、娘二人は一歳未満で病死。冥には「お姉ちゃんを見殺しにした」と何度も暴言を吐かれ、娘の冥福を祈り毎日仏壇にお経を上げ続ければ「同じ事を延々繰り返す無気力で空虚な人間」と実の息子に軽蔑される。いやお前不登校なんだし自分の飯くらい自分で作れ。 息子の不登校の理由を察して気遣い、清掃業の仕事をしながら毎日朝食夕食を作っているにもかかわらず、赤の他人の居候ヒロインと実の息子は感謝もせず軽蔑し続けた挙句カードを盗んで逃避行で好きなだけ散財。父親が心配して送ったメールは全無視でホテルで豪遊。 いやいやいやいやお父さん何か悪いことした????してないよね????この扱い何?????「見殺しにした」って言いがかりだし!ヒロイン姉の加害には一切関与してないし葬儀で娘の死と重ねて号泣してたでしょ!? お前たちこそ一番近くの家族に優しくしろよ……。 いじめっ子たちがクソでクズなのはこの際おくとしても、栞と冥の言動と仕打ちの方が恩知らずで非常識であり得ないと感じてしまい、復讐のカタルシスが得られなかった。高校生だからってこの想像力の幼稚さは酷くない? 冥と栞がサイコパス全開な所はまだまだある。冒頭町に放火するシーンでドン引きしたんだが「最後まで読めばきっと納得できる理由があるはずだ!うん!」と信じて読み進め…… 納得できねええ!!私たちに優しくなかったすべての人々以外も巻き込んでるやん!! 百戸以上の家屋全焼したってその中に無関係な小学生や赤ん坊住んでる家絶対あったじゃん!しかも姉の元友人んちだけは除外って、ここでもまた父親ハブかよ!?今川も友人で救急箱を満杯にしてくれる両親や兄の家焼けても気にせず主人公カップルの駆け落ち支援ってどーゆー神経!? 序盤に栞と南賀に接触持たせたのも謎。のちのち三角関係に発展するとか伏線が生きてくるわけでもなくあっさり退場するし、意味深に近付いてきて意味深なこと言わせた意味は? さらに突っ込むなら段階的に殺し方がパワーアップしてくと見せかけ、何故か最後の一人でトーンダウン。なんで六人目がMAX?六人目が「腹と首を折り四肢を切り取る」七人目が「腹と足と首を折る」理屈に合わないぞ。 冥の口調「~だわ」も不自然だし謎のキャラ付け。特に翔真が人を殺したと知った時の台詞、「バラバラ遺体になっているのだわ」って最高潮にシリアスなシーンなのにギャグなの……? 民俗学ホラー+復讐譚を期待して読み始めたら残念というか、ぶっちゃけ明里パートの方が生々しくて面白かった。学術書の書き写しのような解説入るのは「ん?」となったが。 あとがきによると明里パートはその手の犯罪のルポルタージュを参考にしたらしい。どうりで昔読んだ韓国版コンクリ女子高生殺人事件やハローキティ事件がデジャビュしたわけだ。 前者は学校休んでた被害者が唯一の外出日に教会に立ち寄った帰りに加害者グループに拉致られ、後者は明里のあだ名由来そのままの事が起きていて、「あれをネタにしたのか……」と胸糞悪かった。 現実の事件ベースのフィクションはたくさんあるので、それに文句を言うのはフェアじゃないかもしれないが。 生贄を七人捧げる設定なのに、最終章に入った時点で三人しか殺してないのもテンポ悪し。好みの問題かもしれないが、ホラーやサスペンスを期待して読み始めたら、栞と冥の無駄ないちゃいちゃパートが多すぎて食傷した。 終盤の親のカードでハネムーンは惰性で流し読み。 舞城王太郎の奈津川家みたいな癖強チンピラ兄弟が登場するものの、ラスボス長男はそれまでの不気味な言動にふさわしからぬ処理の仕方で肩透かしだし。 結末も好みに合わない。ここまでやったんなら取って付けたような陳腐でチープな救済いらないて、興ざめ。 作者的には後味を良くしようと取り計らったのかもしれないが、明里のいじめ描写をアレだけ生々しく書いといてあのオチじゃ、いかにもご都合主義で薄っぺらく感じてしまった。 | ||||
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どうしても過程の描写がこの手の作品はしかたなく、合う人合わない人いるだろうな。後者です。 | ||||
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