失はれる物語
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.75pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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ネガティブなときの心理描写がぐっとくるのよねえ | ||||
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若い人に人気があると言われる乙一作品。表面的には辛い話が多いのですが、実は相手を想う気持ちが強いストーリーが多い短編集。良かったのは『手を握る泥棒の物語』これはいいっ!後に残る余韻が清々しく、これを読むだけでも、この短編集を読む価値があると思いました!それに続く『しあわせは子猫の形』も、なんとも言えない綺麗な話で、最後はちょっと切なくて寂しい気持ちになりますが、心に残る温かい作品。そんないい話が続くのは『パンツくん』かぁ。ちょっとした著者のアソビですね。どの作品も楽しめました! | ||||
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他の乙一氏の作品に比べるとホラーやグロ描写は控えめな、ミステリというよりはSF短編集といった感じの作品です。 | ||||
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Calling You | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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若い頃、私が一番恐怖に駆られたのは、死後、漆黒な闇の中で、独りで、いつ来るとも知れない再生の時をじっと待ち続けねばならないというイメージでした。このほど、短篇集『失はれる物語』(乙一著、角川文庫)に収められている『失はれる物語』を読んで、本当にびっくりしました。私が恐れたイメージがこの短篇の中で、ものの見事に再現されているからです。 妻と口喧嘩した翌日に「自分」は交通事故に遭い、体中の骨を折り、内臓もやられ、脳に障害が起こり、視覚、聴覚、嗅覚、味覚を失ってしまいます。僅かに、右手の指先を上下させる以外の全ての動きを封じられてしまったのです。 毎日、病院を訪れる妻が自分の右腕の内側に爪で書く文字に対して、YESなら指を1回上下させ、NOなら2回上下させることでしか、意思を伝えることができないのです。 そういう状態のまま、3ヶ月が経過し、1年半が経過し、3年が経過し、4年が経過し、やがて、どれほどの年月が過ぎたのかを知ることもできなくなります。 この間、妻と、事故に遭ったときは1歳だった娘にどういう変化が起こったのでしょうか。 悪夢に魘されそうなので、この本は二度と開かないぞと、心に固く誓いました。 | ||||
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大昔に図書館で借りて読み、もう一度読みたくなり購入しました せつないお話したちの後に爽やかな読後感のあるお話しが続きます やっぱり乙一さん好きだわ〜 「失はれる物語」を読むと「ジョニーは戦場へ行った」という映画を思い出します 映画よりこちらの方が悲しい結末のような気がします | ||||
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〝喪失〟をテーマにした短編集で、「Calling You」、「失われる物語」、「傷」は、元気がないときに読むと、くらいます。かなり暗い気持ちになるります。それだけ小説に力があるということでしょう。 | ||||
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短編小説だったので読みやすかったです。 私自身がミステリー小説が好きなので先の展開を推測してしまう癖があるのですが、推測通りの展開にいきながらもそこが繋がってくるのか!?という驚きもあって楽しみながら読めました。 | ||||
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綺麗な本だった、初めて乙一さんの作品を読んだけどまた読みたいと思った。 | ||||
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