失踪HOLIDAY
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.00pt |
失踪HOLIDAYの総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全1件 1~1 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
同収録の「しあわせは子猫のかたち」のほうが好み。せつなさの達人、乙一短編の最高傑作だと思います!高校時代に読んだのも、共感できた理由の一つか。 | ||||
| ||||
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
しあわせは子猫のかたちが泣ける 不器用な青年の物語がこの作者ホントウマイな 挿絵もキレイ キッズとまではいかないが中学生~向けか | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ZOOなどを読んでいて結構好きな作家なんですが、 こんな作品が出ているとは思いませんでした。 失踪HOLIDAY 女の子の心の成長がわかる話です。 こんなにコメディ性が強いとは思いませんでした。 しあわせは子猫のかたち こっちの作品は、さっくり読めて内容もとてもいいです。 疲れたときなどにさくっと読めてほんわかできると思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
うちの中坊が所有していたので拝見。 週刊文春やこのミスでベスト10にランクインした『GOTH』、『ZOO』は読んだことがあったが、作者のライトノベルは初めて。年齢的になんとなく手が出なかったのだが、若かりし日が思い起こされ、感傷的な気分にひたれた。何せ「しあわせは子猫のかたち」の主人公のように、人付き合いが全くダメで、気力のないな学生時代をおくったもので ・・・ 作者が同世代の目で描いたからなのだろう、押し付けがましくなく、”しあわせ”を上手く表現できていると思う。「失踪HOLIDAY」では、ナオの自己中心的な言動や行動が、全く嫌味なく受け入れられる、作者の筆力に関心した。ナオとクニコの関係性も面白くて、これをとおしたナオの成長物語としても印象的。 予備知識なく手にとったわけだが、2編ともミステリ仕立てになっていて、以降の作者の活躍が良くわかる。 子供に感想を聞いても「ああ、あれね」しか言わなかったが、ちょっとくたびれたお父さんたちにも読んで欲しい。「失踪HOLIDAY」はTVドラマ化されているようだが、こちらは未見。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
母と喧嘩をしてナオは隣の建物に家出をする。大きな敷地のためうまく隠れ続けるが自分の思い突きから誘拐事件へと発展する。主人公と同じ目線で物語にのめりこめる。親切なお手伝いさんはほんとにほほえましい。悪いことをしてはいるが、どこか悪い感じがせずほっこりしてしまうストーリーだ。またもう一編の「しあわせは子猫のかたち」は乙一らしく、感覚を想像させながら読むものとなっている。そばにいてぬくもりもあるのに物体としては存在していないすでに死んでしまったねこと女性。さびしい主人公の僕との心あたたまるやりとりと生活は何度読んでも癒されるものがある。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
◆「失踪HOLIDAY」 ▼あらすじ 母親の再婚により、代々続く名家・菅原家の娘となったナオ。 しかし後年、母が死に、父が再婚したことで、 自分の居場所がないという強迫観念に駆られる。 そこでナオは使用人のクニコを抱きこみ、 自分を被害者にした狂言誘拐を企てるのだが…。 ▼感想 無垢で壊れやすい存在であると同時に、残忍でしたたかでもあるという 少女の二面性が見事に形象化され、そんな彼女の抱える不安や焦燥の 幼さが、等身大であるゆえに切実に胸に迫ってきます。 少女が外側から家族をみることで、初めて家族の優しさや暖かさを実感するという 成長物語でありつつ、終盤で物語の構図が反転するといったミステリ的趣向も、 抜かりなく凝らされているのがじつに心憎いです。 単線的な「いい話」では終わらせない、 乙一のストーリーテリングの妙を堪能してください。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 28件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|