(短編集)

私のサイクロプス



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初公開日(参考)2016年03月
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私のサイクロプス (角川文庫)

2019年02月23日 私のサイクロプス (角川文庫)

出ては迷う旅本作家和泉蝋庵。荷物もちの耳彦とおつきの少女・輪、三人が辿りつく先で出会うのは悲劇かそれとも……。怪談専門誌「幽」の人気連載に書き下ろし「星と熊の悲劇」を加えた九篇の連作短編集。(「BOOK」データベースより)




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私のサイクロプスの総合評価:9.33/10点レビュー 12件。Aランク


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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.12:
(4pt)

前作よりスリリング

旅本作者 和泉蝋庵シリーズ 第ニ弾。

時代背景は判然しないが、それがかえって怪談ものとしての雰囲気を醸し出している。

旅をすると必ず道に迷って、挙句、怪異な現象に遭遇する蝋庵と荷物持ちの耳彦、そして前世の記憶を持ちながら輪廻転生を繰り返す輪(第一弾「ラピスラズリ幻想」に登場)の道中が描かれた9作品が収録されている。

前作よりスリリングな展開の作品が多く、怪談噺の怖いとはちょっと違うが、ゾクゾクさせてくれる。

道に迷った輪が出会った優しき一つ目の巨人「私のサイクロプス」、拾った翡翠の指輪が耳彦を海に引き摺り込む「ハユタラスの翡翠」、僧が語る四角いしゃれこうべにまつわる怪異「四角い頭蓋骨と子供たち」、凶悪な罪人に囚われ脱出不能の耳彦「鼻削ぎ寺」、河童の住む里の残忍な陰謀「河童の里」、正体不明の者どもが囁き続ける必死の山越え「死の山」、”こわいはなし”を語る一家「呵々の夜」、井戸の水汲みの動力となる亡き夫の心臓「水汲み木箱の行方」、出口のない村に迷い込んできた獰猛な熊「星と熊の悲劇」。

「鼻削ぎ寺」、「死の山」、「星と熊の悲劇」がよろしいかと。
私のサイクロプス (角川文庫)Amazon書評・レビュー:私のサイクロプス (角川文庫)より
404107763X
No.11:
(5pt)

良い

良いです
私のサイクロプス (角川文庫)Amazon書評・レビュー:私のサイクロプス (角川文庫)より
404107763X
No.10:
(5pt)

乙一の別名義から生まれたノスタルジックホラー

怪奇ながらも切なさや悲哀の漂う物語でした。怖いのは苦手だけれども、本作に限って言えば、無意味に必要以上に怖がらせようという描写ではないので受け入れやすく、登場人物たちの人間性に集中して物語を楽しむことができました。ホラー初心者にオススメです。
私のサイクロプスAmazon書評・レビュー:私のサイクロプスより
4041037271
No.9:
(5pt)

おもしろい

山白朝子の和泉蝋庵シリーズ
収録作品は以下
私のサイクロプス(初出「Mei」Vol.1)
ハユタラスの翡翠(初出「幽」Vol.23)
四角い頭蓋骨と子どもたち(初出「幽」Vol.19)
鼻削ぎ寺(初出「幽」Vol.24)
河童の里(初出「幽」Vol.21)
死の山(初出「幽」Vol.18)
呵々の夜(初出「幽」Vol.20)
水汲み木箱の行方(初出「幽」Vol.17)
星と熊の悲劇(書き下ろし)

おもしろかったです
私のサイクロプスAmazon書評・レビュー:私のサイクロプスより
4041037271
No.8:
(5pt)

和泉蠟庵シリーズの2作目

前作で、輪廻転生を繰り返していた少女 輪が旅の同行者に加わった本作。特に気に入ったのはそんな輪が主役の『私のサイクロプス』ですね。サイクロプスの大太郎への輪の優しさと鉄の道具を作ってくれたのに、大太郎へ酷い仕打ちをした村人達が報復を受ける最後が良かったです。 耳彦は海に引きずり込まれそうになったり河童にされそうになったり災難続きは相変わらずですが、読経させるために幽閉され決死で脱出を遂げる『鼻削ぎ寺』と惚れた女の犠牲によって熊の襲撃と抜け出せない山から脱出する『星と熊の悲劇』も良かったです。
私のサイクロプス (角川文庫)Amazon書評・レビュー:私のサイクロプス (角川文庫)より
404107763X



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