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失踪HOLIDAY
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失踪HOLIDAYの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.45pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全31件 1~20 1/2ページ
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| Kindle UnlimitedのAlexa読みで聞いた。 「しあわせは子猫のかたち」ミステリーと推理が同時に進行、なんかほっとした。「失踪HOLIDAY」 失踪中の感じと、意外性は面白かった。 | ||||
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| 乙一読破計画の一端としてめちゃ探して購入しました。面白かった。 | ||||
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| しあわせは子猫のかたちが泣ける 不器用な青年の物語がこの作者ホントウマイな 挿絵もキレイ キッズとまではいかないが中学生~向けか | ||||
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| ZOOなどを読んでいて結構好きな作家なんですが、 こんな作品が出ているとは思いませんでした。 失踪HOLIDAY 女の子の心の成長がわかる話です。 こんなにコメディ性が強いとは思いませんでした。 しあわせは子猫のかたち こっちの作品は、さっくり読めて内容もとてもいいです。 疲れたときなどにさくっと読めてほんわかできると思います。 | ||||
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| うちの中坊が所有していたので拝見。 週刊文春やこのミスでベスト10にランクインした『GOTH』、『ZOO』は読んだことがあったが、作者のライトノベルは初めて。年齢的になんとなく手が出なかったのだが、若かりし日が思い起こされ、感傷的な気分にひたれた。何せ「しあわせは子猫のかたち」の主人公のように、人付き合いが全くダメで、気力のないな学生時代をおくったもので ・・・ 作者が同世代の目で描いたからなのだろう、押し付けがましくなく、”しあわせ”を上手く表現できていると思う。「失踪HOLIDAY」では、ナオの自己中心的な言動や行動が、全く嫌味なく受け入れられる、作者の筆力に関心した。ナオとクニコの関係性も面白くて、これをとおしたナオの成長物語としても印象的。 予備知識なく手にとったわけだが、2編ともミステリ仕立てになっていて、以降の作者の活躍が良くわかる。 子供に感想を聞いても「ああ、あれね」しか言わなかったが、ちょっとくたびれたお父さんたちにも読んで欲しい。「失踪HOLIDAY」はTVドラマ化されているようだが、こちらは未見。 | ||||
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| 母と喧嘩をしてナオは隣の建物に家出をする。大きな敷地のためうまく隠れ続けるが自分の思い突きから誘拐事件へと発展する。主人公と同じ目線で物語にのめりこめる。親切なお手伝いさんはほんとにほほえましい。悪いことをしてはいるが、どこか悪い感じがせずほっこりしてしまうストーリーだ。またもう一編の「しあわせは子猫のかたち」は乙一らしく、感覚を想像させながら読むものとなっている。そばにいてぬくもりもあるのに物体としては存在していないすでに死んでしまったねこと女性。さびしい主人公の僕との心あたたまるやりとりと生活は何度読んでも癒されるものがある。 | ||||
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| ◆「失踪HOLIDAY」 ▼あらすじ 母親の再婚により、代々続く名家・菅原家の娘となったナオ。 しかし後年、母が死に、父が再婚したことで、 自分の居場所がないという強迫観念に駆られる。 そこでナオは使用人のクニコを抱きこみ、 自分を被害者にした狂言誘拐を企てるのだが…。 ▼感想 無垢で壊れやすい存在であると同時に、残忍でしたたかでもあるという 少女の二面性が見事に形象化され、そんな彼女の抱える不安や焦燥の 幼さが、等身大であるゆえに切実に胸に迫ってきます。 少女が外側から家族をみることで、初めて家族の優しさや暖かさを実感するという 成長物語でありつつ、終盤で物語の構図が反転するといったミステリ的趣向も、 抜かりなく凝らされているのがじつに心憎いです。 単線的な「いい話」では終わらせない、 乙一のストーリーテリングの妙を堪能してください。 | ||||
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| 乙一さんの作品は正直若い方向けという感じが拭えない。 ある程度年を重ねた者が読むには少し物足りない。 ただ体温を感じさせる文章は上手い。 いや、これはもう断じてそうなのである。 | ||||
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| 乙一さんの作品は正直若い方向けという感じが拭えない。 ある程度年を重ねた者が読むには少し物足りない。 ただ体温を感じさせる文章は上手い。 いや、これはもう断じてそうなのである。 | ||||
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| 乙一さんの本は、これで2冊目なんだけど、 ホラーっぽくなくって、私的にはよいと思います。 前に読んだ「君にしか聞こえない」が、おもしろくて他のも読んでみたいと思いつつ、 ホラー作家とかグロとか、そんな紹介がされていたので、読むのをためらってたし。 個人的には「しあわせは子猫のかたち」がすきです。 寂しいけど、暖かな気持ちになれるから。 人見知りが激しく内々にこもりがちな男の人が、 殺された女の人の霊と出会いって外に目を向けていくというはなし。 失踪ホリデイは対象年齢がちょっと若い子向けなのかな?っていう気がしました。 楽しいお話です。 | ||||
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| ほのぼのとした、心に染み入る物語を集めた1冊。 個人的にはタイトルにもなっている「失踪HOLIDAY」よりも 「しあわせは猫のかたち」の話のほうが好きかなぁ。 「しあわせは猫のかたち」では、姿なき人が心の寂しい人間に優しい気持ちを捧げる。 猫が追いかける目線の先には姿の見えない女の魂と優しいぬくもり・・・ なかなか哀愁ただよう素敵な作品でした。 「失踪HOLIDAY」では、少女が家族に本当に愛されているのかを計るために立てられた失踪計画。 意外な結末が待っていますよ!! 乙一さんは、あらゆる方面から物事を捉えることが出来る人だと分かりました。 | ||||
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| 乙一さんのファンですが、この作品はそんなに面白くなかったです。 あらすじでは、「事態は思わぬ方向に転がって・・・!?」って書いてますけど、期待するほどの内容ではありませんでした。 別にハラハラドキドキするわけでもなし、胸がキュンとするわけでもなし、ぐだぐだしてる感じがして読むのが面倒になりました。 でも、オチはまぁまぁ良かったので星3つになりました。 | ||||
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| 乙一サンの文庫はいくつか読みましたが失踪HOLIDAYみたいな小説にはちょっとビックリしました☆なんだか心が温まるような、どこか切ない感じでした! | ||||
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| わずか五十ページ弱の短編ですが、これほどまでに心に響いてきた作品は他にありません。 ――しあわせは子猫のかたち―― 初めてこの作品を読んだとき、不器用にしか生きられない自分が許されたような気がして、涙が止まりませんでした。 長い読書人生のなかで一番泣かされた作品です。 人と触れ合いたいと願いながら、あまりにも純粋で不器用であるがゆえに、 他人とうまくコミュニケーションがとれない主人公が、まるで過去の自分と重なるようでした。 主人公と幽霊となった雪村との心の交流を描いた作品です。 他人との関係で傷つき、生きることに臆病になったときに、ぜひ読んでみてください。 きっとありのままのあなたでいいのだと気づかされるはずです。 タイトルになっている『失踪HOLIDAY』のほうは乙一作品にしては珍しくキュートな作品になっています。 子供が少しだけ大人になる瞬間をほのぼのと描いています。 読み終わったあとに心がほんわかとする作品です。 | ||||
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| このお話はたぶん乙一作品の中で一番ほのぼのしているのではないかと思います。 収録作品は、【しあわせは子猫のかたち―HAPPINESS IS A WARM KITTY】次に【失踪HOLIDAY】の2作品です。 表紙には“失踪〜”が題として書かれているのですが、私としては、“しあわせは子猫のかたち〜”がとても好きです。 孤独と温かさが混じったなんとも不思議な作品です。“失踪〜”の方は少女の成長が描かれていると思います。 どちらも良い作品なのでオススメです。 | ||||
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| 乙一先生の作品はこれがはじめてでした。 お兄ちゃんに借りて読みました。 失踪という言葉に惹かれて読み始めると、そこにはどこかおかしくてコミカルで、でも主人公の女の子の心理がなんとなく自分と重なって楽しかったです。親を好きだから試して見たくなるって解るなぁ。と。 猫の話の方も、心霊ものなのにすごく柔らかくて優しくて心が和みました。 いい意味でも悪い意味でも人の思いは残るんだぁと思いました。 | ||||
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| だれでも「スゴイ」と思える本なんてないでしょう。 でも、この本がそういう存在にすごく近い。 表題作の「失踪HOLIDAY」は、サクッとつまむ感覚で軽く楽しんでいただける快作。 快活な女の子が主人公で、気ままに振る舞う一方、彼女なりの悩みを抱えるなど、 「女の子らしい」一面を見せたり、でもやっぱりワガママを言ってみたり、 もちろん会ったことなんてないのに、彼女がそこにいるようなリアリティがある。 少し長いが短編としてはかなりの完成度で、時折微笑をこぼしながら一気に読める。 でもボクのお気に入りは「しあわせは子猫のかたち」。 スタートが少し湿っぽいが、それは徐々に展開していく後半の展開をより爽やかにすること請け合い。 一人暮らしを始めた主人公にふりかかるどう考えても普通じゃない現象を、 あたかも自然のように表現しきっているのが特徴。 読み終わったときに「こんな出会いがあってもいいなぁ」、と漠然とだが想像してしまった。 プロフィールに、有名な作家の名前を冠した賞などの、ハクのつく賞が見つからない先生だが、 この本を1ページ見るだけで、描かれる主人公がどんな人なのか、こんなコトが起きたらこう反応するのでは、 といった主人公像が読者に伝わりやすいように、文章を書く先生だ。 乙一先生の作品をまだ見たことのない人にオススメしたい。 | ||||
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| 「しあわせは子猫のかたち」は乙一の大ファンである私が、一番好きな話です。最後の手紙のシーンでは絶対泣いてしまうはず!めったに泣かない私が泣いてしまったのだから間違いない。絵も話をイメージするのに最高の絵ですばらしい!まあ、とにかく読んでみてくださいな。 | ||||
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| こんなに長い作品は乙一さんでは初めてでしたが、テンポ良く読むことができました。 | ||||
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| この小説は、短編と中編が一作ずつおさめられています。短編「しあわせは子猫のかたち」は心あたたまる幽霊と子猫の話。表題作「失踪HOLIDAY」は狂言誘拐のサスペンスコメディー。両作品ともいわゆる白乙一系の作品です。「猫」のほうは本気で泣きました。あたたかく、切なく、やっぱりあたたかい。そんな話です。サキとの距離感が絶妙。そして猫です。「失踪」のほうは、乙一さんの持つユーモア全開です。またこれが楽しいです。本当に楽しいです。途中、ちょっとなかだるみがありますが、それでも楽しいです。最後には本当にやられました。まさかこんな風に終わるとは。何でこんな風に終わらせることだできるんでしょうね?とにかくオチが好きです。 | ||||
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