死んだら永遠に休めます
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt | ||||||||
死んだら永遠に休めますの総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| "『事故ったら会社休めますよ〜』『たしかに。でも下手したら死んじゃうし』『死んだら永遠に休めますよ〜』『たしかに』『ふふ、冗談ですよ〜』"2025年発刊の本書はパワハラ上司の失踪から始まる部下全員容疑者。限界会社員ミステリ。 個人的には身も蓋もないタイトルに惹かれて手に取りました。 さて、そんな本書は一般企業に勤務しながら、小説執筆に挑戦。2022年、『ドールハウスの惨劇』で第25回ボイルドエッグズ新人賞を受賞した著者にとって、本書が三作目になるわけですが。突然失踪したパワハラ上司から届いた「私は殺されました」というタイトル、容疑者は総務部の部下全員です。という衝撃的なメールから幕を開け、仕事に忙殺されて満足な睡眠も取れずに半分死んでいるような日々を送る主人公・青瀬が、妙に頭の冴える派遣社員・仁菜と共に濡れ衣を果たそうと真相解明に乗り出していくのですが。 私自身もビジネスパーソンの1人だから単純に比較して感じてしまう主人公視点でのブラックな職場環境に嫌悪感を感じつつ、ラストにちょっと違うかも?と思わせるのが面白かったです。 また、そんな環境下。派遣社員・仁菜の明るい名探偵モード。したたかさも魅力的でした。(続編で主人公とかしないかな? ) お仕事小説。読みやすいミステリとしてオススメ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 会社内で疎外されている人は必読。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| パワハラ部長のもとで働く主人公。嫌なくらいに押し寄せてくる毎日のパワハラ、 逃げ出すこともせず心を殺して会社に勤め続け、働き続ける主人公。 しかし、前半と後半ではかなり彼女に対するイメージが変わってくるのが面白い。 毎日罵声を浴びると人はどうなるか。自己肯定感が下がり、眠れず、何をしてもうまくいかない。 注意力散漫になり仕事でミスをしてさらに叱られる。負のループ。 完全に主人公が可哀想な立場で、本来ならもっと生き生きと働き能力を発揮できる人材で 逆にこんな会社は長くはつづかない、どうせ破綻するしここでは彼女は力を発揮できない、 と思いながら読む前半。 中盤では恋愛絡みのミスリードもさせつつ ラストのどんでん返しで、実態はかなり違ってくる。 いじめはする方が悪いのか、される方が悪いのか、という問題にも通じるこの根深さ。 アメリカのホワイト企業でも、使えないと判断された人材はさっさと切られるシビアさや 人としての扱いもされないような描写がアメドラでもよく見受けられました。 そもそも「適材適所」とはよくいったもんで、 背伸びして入った学校でついていけなくなる生徒がいじめを受けたり脱落したりするのは王道エピソード。 だからといって、出来る人間(この場合、要領のいい人間といってもいいかも)が気を使い尻拭いをし煩わしさを受け入れて、全体の士気をさげてでも思いやりを持ち、できない人を補うべき ということを強制はできないと思う。 これは日本の「雇用したら簡単に首を切れない」という企業側の都合と、「再就職は年をとるほど難しい」という風潮にも問題があるかもしれない。 だから無理をしてしまう。別の道を模索できない。中にいる人は鬱憤を溜めてしまうし、矛先は弱いものに行く。 なかなかえぐい結論にいたるこの物語、読んでよかったです。 けっこうリアルにあることだろうな、こういうの。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 面白かった。 最後が秀逸だが、この最後にするなら中盤あたりの無能ぶりを子供の頃とかのエピソードとかを交えて もっとネットリしっかり書いてほしかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 普段はミステリーなどは読まないのだが、帯文に釣られて読み始めたら一気に読んでしまった。物語の展開についてはきっとここのレビューでいろいろ書いていると思うので、私の個人的な印象に残った場面について書く。残業続きで疲れ切った主人公が真夜中の誰もいなくなったオフィスでふと「自分はこの時間が好きなのかもしれない」と思うという場面が出てくる。まったく良いことのない職場に対してほんの一瞬だけそんなことを青瀬が思う、という場面を置いたのは物語に見事な「間」を与えているなぁと思った。それと佐伯の存在。さえない風体の元カレであくまでも主人公を献身的に支えている存在として描かれていて、読む側としてはほっとするキャラクターなのだが、そこに甘えていかないことで彼との関係はそれ以上描かれることはない。だが、青瀬の同僚があんなふうに描かれていることで佐伯もまた青瀬からはまったく思いもよらない「闇」を抱えていたのではないか、と読者に想像させている(?)のも見事だと思った。描かれた闇から描かれない闇をも意図的に連想させているのだとしたら恐れ入ったというしかない。最後まで読んで種明かしされてからもう一回読みたいと思わせてくれるような文章自体のリズム感も素晴らしい。今後の作品も楽しみだ。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 32件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|
|





