死んだら永遠に休めます
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舞台は関東の製造業の会社の総務部(社内の雑用全般を請け負う部署)。 パワハラ気質の上司があるとき行方不明となり、翌日に失踪する旨を示すメールが届きます。さらに翌日、上司は自身が死んだ場合、犯人は正社員の部下(1名を除く)だというメールが届きます。 犯人扱いされた部下たちは混乱するが、犯人に指名されなかった女性の正社員と派遣社員の女性が事件解決のために動き出します… 展開も、土壇場のどんでん返しも近年のミステリーによくあるものと言えるかもしれませんが、一気に最後まで読ませる筆者の筆力は圧倒的です。 何よりパワハラ上司の描写があまりにリアルで、読んでいて苦しくなりました。また、派遣社員の女性が、普段の仕事でミスをしまくるのに冴え渡った推理を披露するのはミステリーならではの不自然さかもしれませんが、物語の世界観を損なわない程度に絶妙に抑制が効いているのも素晴らしいと感じました。 物語としては収束しているものの、生きづらさを抱えながら首都圏や都市部で無理をして働くサラリーマンには別のダメージをあたえるものになっている気がして、生き方を見直すことをさりげなく促すのも、この作品の一つのテーマなのかもしれないと感じました。 | ||||
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最悪を更新していく展開に引き込まれてしまい最後はショックでした。誰のことも信用できなくなりそう。 | ||||
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遠坂 八重 死んだら永遠に休めます のレビューです 某紀伊国屋書店の店頭で,他の著者の本を物色していると,最近社会で話題になりがちなパワハラや業務引継ぎやらの題材にした小説らしきハードカバー本が並んでいた. 死んだら の横にお試し用になぜか漫画化された冊子が置かれていたので読むと先が知りたくなり購入. この小説が何が表現したいかというと,追い詰められた人(たち)の心の動きだろうか.ほかの部分は,そのための補足かと.最近小説などは読んでいなかったのですが,今はこんな小説もあり得るのかと思った作品でした. 某紀伊国屋書店で購入すると,この本屋の特典らしい,SS(ショートショート小説の意で良いのだろうか)の冊子が付いていて,主人公の務める会社の他部署の人物からの視点で書かれたもので,主人公の部署外からの評価・視点が判明する. ここから先ネタバレ気味なので未読の人は飛ばしてください. この作品を読んでいると,犯人は誰だ,どういった経緯で起こったのかが,あっさり明かされ一旦解決するのだが,まだその先がある,救われない感のある作品です.ほんとの最後と思ったあたりはハッピーエンドっぽい終わりではありますが,さらに最後のページの主人公の行動は,全てからの決裂という意味だろうか.それとも,以前の職場にかかわると,まだヤバものが潜んでいるので,新天地で過去を一切すてて生きていこうという表現なのか,把握しきれず. ところで,本編を意図なく区切るように,SSのような文章が挟まれています.本編のわき役の1人を主人公にした文章で,主人公との出会いを書いたものかと思っていましたが別人のようです.いや,別人とは断定できない? | ||||
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とても面白かった。 ことの真相も予測できなかったし結末もアリだなと思った。 | ||||
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面白かった 重版かかるのも納得 あとネタバレみたいなレビューするのやめてもらえますか? 買う気失せそうになった | ||||
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