七月の鋭利な破片
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良くできた話ですね。おそらく大方の読者が予想するであろうとおりにものごとが展開がされるが、そのあとにもう一段のどんでん返し。そうなるのか~という感じ。あまりにもあれもこれもとすべてが一人の行為に集約されていきすぎて、作者の伏線回収がやりすぎの感じもあるけれど、エンターテイメントとしてはよいでしょう。昨今はやりのイヤミスとは異なり、最後はハッピーエンド。とはいえ、結構 話が重いので、本当にハッピーエンドがふさわしいか疑問を持つ人もいることでしょう。 しかし、櫛木さん、ロリコンによる性犯罪とか、息子を寵愛して娘を虐待する家庭といった設定が好きですね。頭脳明晰な娘が バカだカスだと家族から虐待されるなんてのは 殺人依存症 などでも繰り返し使われてきた設定。ご自身の幼少期に嫌な思い出でもあるのだろうか? | ||||
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櫛木理宇の作品が好きなら絶対に買っておくべき作品 | ||||
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主人公は複数で、2009年、林間学校で殺害された男子生徒と同じ班にいた、4人。 この4人がまだ小学生だった、事件当時の2009年と、彼らが成長し社会人になった2023年という、14年の間を行きつ戻りつしながら話は進んでいきます。 当時を回顧していくうちに、あの事件の本質、男児殺害の理由や経緯が明らかになってくる話です。 小児性愛者という、変質者の存在が常に意識されている本編ですが、話はそんなに単純なものではなく、各家庭の複雑な事情、思惑が濃淡を分けつつ、話に反映されています。 そもそも、変質者の出没のみならず、あの時、林間学校で生徒たちに何があったのか。 この辺りがこの本の面白さ。 精神異常者の倒錯的な快楽というありきたりな結論では終わらせない、櫛木理宇さんの知恵があふれている作品でした。 | ||||
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中盤までは怒涛の展開だし、小学生の頃の描写も「あるある」って頷けるわかりやすいエピソードでスラスラ読めましたが、終盤の畳み掛ける真相は陳腐。殆ど登場してない人物を犯人に仕立てられても全く心動かされません(呆)最後にズラズラ「実はあーでこーで…」ってそんなの著者が勝手に言ってるだけでしょ、それを読者がいかに置いてきぼりにされずに感銘や驚愕するかが肝だけどそれが皆無。 最終的にハッピーエンドにこじ付けたのも取ってつけた感じだし。読むだけ時間の無駄でした | ||||
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新作の案内が来たので早速購入。今回も読み始めたら止まらない櫛木ワールドに没入しあっという間に読み終えてしまいました。櫛木さんファンであれば一読することをお勧めします。 | ||||
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