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少女マクベス
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少女マクベスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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伏線が回収されてないのかな。最後まで、それを追ったけど、謎のまま。 | ||||
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ミステリというのすら微妙。 演劇専門の女子高校で起きた女子高生の事故死事件。 半年後その親友が入学してきて、事故の原因を探る、という設定はミステリっぽい。 しかし、死んだ女子高生の友人・知人を通して明かされるのは思春期女子高生の長々としたドラマ。 しかも、探偵役?の視点で物語は進むが、途中で関係者視点となり、そこから事件を含めてその過去のトラウマなどが長々と語られる。 いくつか”真相”らしきものはあるが、あまりにも退屈な内容で最後まで読むのがきつかった。 女子高生の日常がメインで、そこに”事故”が影を落とし、それをきっかけに人間関係に変化が訪れ、再生と和解と成長の物語、という感じ。 降田氏の他のミステリを期待して読んだので大外れだった。 | ||||
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興味深いモチーフ(演劇学校という舞台、マクベスなど)だったし、評判も良かったので期待したが、私は最後まで夢中になって読むことはできなかった。プロット自体は面白いと思うし、高く評価する人の気持ちもわかるが、細かい設定のところで違和感を感じるところが多く、また登場人物の造形も表面的で、どのキャラクターにも共感はできなかった。面白い設定とモチーフなのに、夢中になれないのはなぜなんだろう? と、自分でも不思議に思いながら最後まで読んだ。会話の安っぽさや、謎解き部分のわざとらしさは特に残念だったが、好きな人は好きだろうと思う。個人的に好みのモチーフや設定だっただけに、もっとクオリティの高いものを期待してしまった。小説というものが文章で構成される媒体である以上、プロットが面白いだけでは名作にはなり得ないのだと思った。 | ||||
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さやかのキャラクター、貴水との関係性、綾乃、綺羅、氷菜、そして、設楽了。 それぞれの個性的なキャラクターが好きで、楽しく読めました。 | ||||
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大学でシェイクスピアを学びました。タイトルに惹かれました! 主人公達は高校生なので、脳の病気抱えてたら親が先ず手術しろって言うだろうし、盗作の疑いかけられたら警察に相談する事もできるかなと。先生が生徒を疑うとか、このご時世にコンプラ大丈夫?と思いました。 マクベスが劇団の全国ツアーでロングラン…チケットも取れないほど大人気とか、日本では多分ないでしょう。ストレートプレイあまり人気ないので… あと、演劇の専門学校で毎年マクベスをネタに上演って。狭すぎる気がしました。 文章としては面白く、引き込まれたのですが、ちょいちょい設定に無理を感じてしまいました。 | ||||
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設定が面白そうだったので読んでみましたが、すみません、私はダメでした。 「〜だわ」とか「〜に行きたいんだ。ううん、絶対に行く」など、古くさい言い回しが多く、読み進めるうちに疲れてきてしまいました。 クライマックスのオーディションのシーンは「…何だこれ」という感じ。 物語の中心となる「設楽了」の人物像が全く浮かび上がってこなかったのは文章力の問題か。 「仕事は好きでも嫌いでもなかったが、ママが喜んでくれることが大事だった」 ↑文章の構成がおかしい。 あと、ネタバレになるので詳細は控えますが、同名半盲であんなことは起こり得ません。遠くから歩いてきたのなら尚更。 | ||||
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演劇学校内で起きた数年前の事件を新入生が他殺ではないかと真相を知るために入学してきた。 その事件の渦中にいたメンバーと新入生がぶつかり合いながらも、あの日何があったのかが少しずつ明かされていく。 最後は、思わぬの人物が深く関わっていて、最後まで一気読み間違いなしの作品だと思います! | ||||
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演劇女子学校という特殊で閉鎖的な空間で起きた天才的な演出家志望の生徒の死の真相を同じ学校に通う生徒たちが解き明かしていくミステリーです。容疑者や探偵役の生徒たちの裏の事情が徐々に明らかになるうちに真相に近づいていくという心理劇風なミステリーです。私は演劇については全くの素人ですが、物語の中で演劇界のことが丁寧に説明されているので、楽しく読めました。努力ではどうにもならない才能が結果に大きく影響する演劇界の現実の中であがく生徒たちの様子がリアルに描かれていました。私たちの身近な実力社会の一面が投射されているようでした。私のような凡人からすると、天才と言われる人が苦悩する一面が垣間見られてとても興味深かったです。 | ||||
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少女達の芝居にかける情熱 その中での喜怒哀楽です そんな世界を感心して楽しめました | ||||
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この物語はワトソン役の視点のパートと「容疑者」たちの視点のパートを交互に描くことにより進行する。 そしてこの物語は「事件」の真相を追及すると同時に、複数の多角的な視点を重ねることにより、謎に包まれた「被害者」の人物像を明確にしていく物語でもある。 主要登場人物(「被害者」、「容疑者」、探偵役、ワトソン役)の極端なキャラクター設定は「高校生年代の女子だけが在籍する全寮制の演劇専門学校」というラノベめいた舞台設定(世界観)ゆえと思いきや、最終的には「現実的にそういうキャラクターにならざるを得なかった」切実な理由を納得させられ、結果としてこの悲劇が起こらざるを得なかった理由が浮かび上がってくる。 本格の作法に則って、真相に至るヒントはちゃんと(それとなく)ばらまかれていたのが見事。 身勝手で他人の心にずかずかと土足で上がり込むように描かれる探偵役の(イタい)キャラクターについても、ちゃんと「そうしなければならなかった」切実な理由が判明するところも見事。 単純に、エキセントリックな探偵役と巻き込まれ型のワトソン役のバディ物としても面白かったのでこのコンビにまた会いたいと思ったが、この作品単体の完成度の高さゆえにシリーズ化は難しそうなところが残念と言えば残念。 | ||||
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最初から引き込まれる内容で、文章も非常に読みやすく中弛みもなく一気に読めたし、登場人物一人ひとりが際立っていて背景もわかりやすく、情景がイメージしやすく読んでいて飽きることがありませんでした。 終盤に事件が起きてからは早く先が読みたくて食いつくように読んでいました。 他人と比較して自分を見失ったり、勝手に期待をかけて相手に重荷を背負わせたり、背負わされたり、人が追い詰められる原因は色々でその人間関係によって引き起こされる人間模様は共感できるところもあり非常に面白かった! | ||||
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