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君のクイズ
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君のクイズの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.64pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全160件 1~20 1/8ページ
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クイズ好きならば知っている問題も多数出ますし、クイズ業界の専門的な用語問題も数多登場します 是非、ゼロ文字押しの謎にチャレンジしてください。 | ||||
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ミステリーでありつつ、クイズの正答がそれぞれの半生に絡んでいたことを解き明かしていく手法は、スラムドッグミリオネアを思わせます。影響を受けたのではないかな。また、クイズ王と呼ばれる人たちの思考プロセスをしっかりと言語化しているのも興味深く感じます。 | ||||
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俺は読書は普段推理小説が半分以上なんだね。アメトーークで話題になった一冊だよね。だから気になって読んでみた。面白い!クイズ王とはどんな人達か分かった気がする。ただの雑学、うんちく。博識ではない。問題文の途中の文言で何を答えとしてるか、理論的に瞬時に回答できる!思考が常人と違うかけ離れた頭脳だ!俺はねクイズ番組はそんな見ないがこのクイズ王らの、ゲームが楽しかったよ。駆け引きあり、敵の知識、生い立ちも、網羅した怖すぎる程の洞察が凄い!ある意味馬鹿らしい程の意味なき智識をひけらかす。ゼロ文字回答の真相もなんとなく分かった。今までにないエンターテインメントだ! | ||||
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クイズとはここまで調べ尽くして推理し先読みをしないといけないものなんだと驚きました。ただ物知りなだけではないすごい頭脳戦なんだと、主人公はだだひたすらクイズに向き合って努力しすべてをクイズに捧げている男、かたや相手はクイズを手段としてのし上がる天才、クイズというより人を観察し演出をして利用する。マルチな才能をもった人間 過去のイジメの体験もあることから少し歪んではいるのかもしれないがエンターテイメントとしてのビジネスとしては正しいやり方だと思うし賢いなと思うが、主人公のように、クイズに真摯に向き合ってきた人間には冒涜された気になるだろうなと感じました。結論に至るまでの過程はすごいと思いました緻密に考えられていて、先が読めませんでした。面白かったです。 | ||||
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競技としてのクイズ王を決めるTV番組で、十分な自信を持って臨んだのに、ライバルに優勝をさらわれ、しかもその優勝を決める最終問題でライバルがゼロ秒で(問題が言葉にされる前に)ボタンを押すという神業反応で正解したことが納得できず、これは「ヤラセ」か、あるいはそのようなことが現実に可能なのかを、自らとライバルのクイズ歴を辿りながら解き明かそうとする、というのがメイン・ストーリー。 他のコメントにもあったが、帯の伊坂幸太郎氏の評は信じない方が良い。 そもそも本書は伊坂氏の言うような「ミステリ」ではない。それぞれの人物(といっても、基本二人)の描き方も、競技クイズのテクニック、ストラテジーに関連する部分では説得力があるが、人間としての描き方は非常に薄っぺらい。 また、これも多くのコメントにあるが、せめて少しは面白いと言える「ネタの選び方と料理の仕方」を、最後に「ナニ、コレ」という捻りのない結末で台無しにしてくれる。 要するに、我々凡人がクイズ番組での常勝者を観る時に感じる驚き(と、時に感じる疑惑や胡散臭さ)について非常に丁寧に分析してみせてくれるという意味では(その分析の真実性は相変わらず我々凡人には判断できないとはいえ)面白いが、小説、就中ミステリとしては冗長で、人に薦めることはできない。 | ||||
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設定はかなりぶっ飛んでいますが、すぐにリアリティある描写に引き込まれます。 冒頭に「謎」が提示されて主人公が解明に挑むというストーリーですが、それだけでは言い尽くせません。 主人公にとっても謎の解明を図るべき切実な理由があります。そして「真実」に迫っていった結果は… ゲームはルールに縛られた世界です。 そこで極北まで「ルール」を突き詰めていくのか、それとも生身の「人間」として生きるのか。 そんな「問い」を与えられたような気がしました。 | ||||
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クイズ番組の内容が人生と繋がっていく筋はスラムドッグミリオネアを彷彿とさせるが、決勝でなぜ相手が問題文を聞かずに正答できたかをひたすらを分析していく物語は、地味ではあるもののクイズ知識も散りばめており、興味深い。 ただ、オチがすごくもったいない。スラムドッグミリオネアとの差異を作るために皮肉を効かせたつもりなのかもしれないが、もっとストレートに、芸能人然とした相手の方が、クイズに深く熱く取り組んでいたのだ、とリスペクトを描いた方がすっきりと読み終えられただろう。 決勝戦の相手がクイズ番組を踏み台にしてやろうとしたことがしょーもなすぎることで、その相手に負けた主人公もしょーもなく感じられる。しかも、主人公は決勝戦の相手のことは忘れて、元のクイズ生活に戻るというオチなので、この小説の探求自体が無意味なものに感じられてしまう。 つまり、最後まで読むことでこの小説そのものを読む意味がなかったのではないかと感じられる構成になっているのだ。せっかくのネタを楽しんで読み進めても、カタルシスが消失してしまう。 素材もいいし、展開もいい。なのに物語が下手くそすぎる。 テクニックはあるのに、キャラクターや物語の運びがうまくない作家という印象。 スラスラ読めるし、展開もいいと思うが、読後感が微妙。 他人に薦めづらい小説だと思う。帯を読んで、序章まで読んでみよう。そこがこの本のピークだ。 | ||||
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クイズ回答者の作戦、心理戦が面白い。最後がもう一ひねりあると星5つでした | ||||
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帯の伊坂幸太郎氏の絶賛コメントで期待値パンパンにして読むと、肩透かしを食らうのは必至。批判的レビューが多いのはそれが原因だと思う。自分も読後に正直「え、それだけ」と思ったが、競技クイズの心理などがリアルに描写されていて、普通に楽しめる佳作。あと、近いうちに実写化されるに1000ペリカ。 | ||||
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なぜゼロ秒でクイズに答えることが出来たのか、だけを執拗に追いかける本作。解に辿り着くまでの主人公の思考の流れを丁寧に描写しているのが良い。人によっては理屈っぽすぎる、しつこいと感じるぐらいのキライもあるかもしれないが、自分にはちょうど良かった。 | ||||
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問題が読まれる前に正解を答えられたのはなぜか--。唐突のストーリーに冒頭から引き込まれるだけに、中盤のマンネリ展開と結末のショボさが残念。筆者はプロットを立てずに書くらしいが、残念ながら広げた風呂敷をたためられていない。 ちなみに私は関西出身で東北にまったく縁はないが、この最後の問題の回答となる店はEC展開してることからよく使っている。現代に引きつけた物語にするなら、その辺も含めてリサーチが必要では? クイズの解き方、良いクイズの問題についての説明は非常に面白かったので総合して星3つ。 | ||||
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面白かった。 自分のクイズを作りたくなるし、身近な人のクイズに答えたくなる。正解して肯定されたいし肯定してもらいたい。 最後の展開は急すぎてびっくりしたが、そういう答えもあるしリアルだなと思った。 クイズと向き合っている人はその回答と自分の人生を関わらせることでより世界が身近になるんだろう。豊かなことであり、見習いたい。 | ||||
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この作品の面白いところは 「スラムドッグミリオネア」からそっくり拝借している 「クイズの答えが主人公の人生に紐づいて導き出される」という物語構造と、 クイズのプロフェッショナル達が現実に積み上げてきたクイズに関する蘊蓄の2点であり、 これらは作者の手腕とは関係のない部分です。 逆に、この作品のつまらないところは薄っぺらい登場人物たちで、これこそが作者の創作部分です。 ゆえにトータルとしては楽しく読めましたが、その手柄は作者にはないという 不思議な作品でした。 | ||||
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導入部分は非常にワクワクした。が、そこだけ。まず主人公が好きになれない。言ってる事が矛盾だらけ、と意味不明。「クイズにプロやアマチュアなどいない」と言いながら、クイズに疎い人達を「素人、一般人」呼ばわり。「人生で経験した事しか答えられない」?え?まず知識じゃないの??? そして肝心のオチ。全くの予想通りでした。嘘だろ。。。 | ||||
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小川哲氏の作品を初めて読みました。 面白かった。 適度に理屈っぽく、かつ、合理的。 それでいてエモい部分もありました。 他の作品も読もうと思います | ||||
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クイズ番組の臨場感、クイズプレイヤーの心情や思考回路などがとても丁寧に描写されており、その点においてはとても感心した。 あらすじは魅力的だし導入もおもしろいし、 装丁デザイン、帯や著名人のコメント、本作についての評判や売り文句などあらゆる物がかなりの期待を煽ってくるので「うんうん、それで?それで??」と読み進めていくもなかなか進展せず単調で退屈になってくる。それでもあれだけ評判なのだからと諦めずに読むが、結局期待を上回らずオチも想像を裏切らず。伝えたい事は理解できるのでミステリーを期待しなければ面白く読めるのかも。まあ私はちょっとガッカリでした。 | ||||
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低評価レビューをみつつ、しかし装丁がとても魅力的でどんなもんなのかなあと買ってみました。 自分としては、ちはやふるを読んでいたこともあり納得する説明が多かったので面白かったです。 タイトルが君のクイズなのはあんまりわかりませんでした。 本庄さんのクイズのスタイルを解き明かす中で、主人公のクイズの答えがでる、というところでお話が終わるので…「僕のクイズ」「僕たちのクイズ」「彼らのクイズ」でもよかったのに、なぜ「君の」クイズなんだろうなあ。 最後に飲み込んだ言葉のはじまりなのか。 もしつづくなら、「君のクイズは(形容詞)だ」「君のクイズなんか(馬鹿にする表現、ビジネスとか)だ」いろいろと考えられるけど、プラスの意味がある感じはしないなあ。 | ||||
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トリヴィア(雑学的な知識)をひけらかし合うクイズ番組を、私は大嫌いなので、一切見ないことにしています。そういう類いの知識をいくら頭に詰め込んでも、人生の決断の役には立たないと考えているからです。 しかし、『君のクイズ』(小川哲著、朝日新聞出版)には、最初のページから引きずり込まれてしまいました。業界最高と位置づけられるクイズ番組「Q-1グランプリ」の決勝に進出した三島玲央(れお)は、最終問題で、対戦相手である東大医学部4年生の本庄絆(きずな)がまだ一文字も問題が読まれていない段階でボタンを押し、正解し、優勝賞金1千万円を獲得したことに疑念を抱きます。 なぜ、本庄は問題を聞かずに正答できたのか、三島は真相を解明すべく、執念深く調査を続けます。 その結果、驚くべきことが明らかになります。 この先、物語はどう展開するのだろうかとハラハラドキドキしながら読み進むうちに、クイズというものの奥深さ、クイズプレイヤーの思考回路・戦略戦術、クイズ業界の論理――をかなり詳しく知ることができました。だからと言って、クイズ番組を見ないというマイ・ルールに変更はありません。 | ||||
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クイズを題材にして、ここまで人の心理、思考、人生、登場する人たちの足跡や、また主人公との関わり方、あらゆることが絡み合って、出来事を分析していくところ。 推理小説のように、答えに近づいていき、読み進めるほどに、不可解な謎が解かれていく面白さが秀逸でした。 | ||||
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10年前であればこのオチは「すげえ!新しい!」となったと思いますが、令和の今では「そんな驚異的な頭脳を持っていながら、そこら辺の凡人と同じ事やるのがゴールなの?」とつっこみたくなりました。 AIが発達して、誰でも同じ事ができるようになる近未来において他者より速く動く本作の「早押し」というスキルは大変参考になりました。だからこそそれを突き詰めてきた本作の登場人物のラストに疑問符。著者の思考の深度に疑問符。 クリエイターの想像力が、科学者の開発力に押し負けてきているという記事をどこかで読みました。車輪の再発明でもアート業界では金が取れると誰かが言っていました。売れるものを作るとなると、ライト層が理解できる範囲内でブレーキをかけねばならないという矛盾。 三島君のように、時間に余裕が無い毎日を坦々と送ってきた人にとっては、今でもこういうラストが驚きなんでしょうか。 目標の置き所はどうであれ、本庄氏のように高くアンテナを張って生きてゆきたいものです。 | ||||
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