■スポンサードリンク
君のクイズ
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
君のクイズの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.64pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全167件 141~160 8/9ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
頭にすらすらと入ってくる、小川哲の優れた読み物です。読みやすいけど肝心の核心にはガッカリしかなかったかな。数年前のインターネットに影響されたのかな、とても浅い内容に感じました | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まだ出題されていないクイズに回答し、見事正解した本庄絆。 主人公である三島玲央は、この「0文字解答」の真相を探るべく本庄絆の過去を調べていく。 上記の通り本作は競技クイズに関しての物語となっている。 問題が読まれ、誰よりも早くボタンを押し、回答する。 テレビ番組でも見かけるあのクイズの裏側を、本作は鮮やかに描いておりクイズが如何に奥深いかを私たちに見せつける。 それを可能にしたのは著者の徹底したリサーチと、クイズというあまり馴染みのない世界(私にとっては)を普遍的なテーマへと紐づける著者の卓越した筆力に他ならない。 「ピンポン」という正解の音によって自身の人生が肯定されている、と感じたことがきっかけでクイズに魅了された三島。 しかしそれは他者によって判断されているにすぎず、他者の毀誉褒貶に振り回されてしまうことを意味する。 そんな彼がクイズを内側と外側から見つめ直すことで、「ピンポン」という音がなくとも正解だと確信するシーンには胸が熱くなった。 「正解」か「不正解」かの二者択一を超越した揺るぎない信念を得た彼は、クイズプレーヤーとして更なる高みへと辿り着くに違いない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
もともと勉強になるようなクイズ番組好きであるし、なによりも東京MXテレビ 5時に夢中のエンタメ番付で中瀬ゆかり親方が昨年薦めて下さっていたので迷わず即購入しました。 まずこの本、表現が無駄なく的を射るのですごく読みやすかったです。 そして、なんといっても 冒頭で、優勝を決めた対戦相手が放った一言に夜中読んでいてゾゾーッとしました!(ネタバレになるかと思い、記載をやめました) 昨今、実際のTVのクイズ番組は視聴率であたると、レベルを落とし、後々タレントの参加型が多くなってきて、結局はクイズの質が大衆化して食傷気味でした。そんな中、この本の内容のクイズはレベルが高くてクイズをメインテーマとすることに何の異論もなく、楽しく読めましたね。読みながら映像化してしまう癖があるので、読むのに時間がかかってしまいましたが、非常に面白かったです。 はじまりはクイズ番組の視聴者の一人として読み始め、途中は徐々に参加者としていかにしてクイズの回答を切り崩していくかに焦点を置き、最後はクイズ番組をつくる制作者側の気持ちにさえなり、なるほどーと納得。 違う作品も読みたいと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
クイズ番組の早押しの裏側がよくわかった。途中までの問題読み上げで、 クイズ文の全体を想像推理し、回答する。時には、ピンポンを押してから 考える。場合によっては博打をするが如く、勝負に出てみるなど、クイズ 業界の裏が知れて楽しかった。しかしながら、この作品はミステリーでは ないと思う。知られざる世界を教えてくれる作品です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
問題文を一文字も聞かずにクイズに正解する、という設定が面白かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ユートロニカのこちら側で小川さんを知り、世界SF作家会議の動画などでも拝見して面白い方なのだなあと関心を持っていました。前々から他の作品も読み通したいと思ってはいたものの、なにぶん大作が多いのでそれらを積読したままでいましたが、新刊のこの作品はかなり読みやすくてページを繰る手が止まらず、多くの人にオススメできる本だと思います。 もともとQuizKnockのYouTubeが好きでよく見ていたので、この作品で扱われているクイズ番組の中での超人的な解答について、こんなのあるわけないじゃん、ではなく、いやまああり得るかもな、という気持ちで読めたのでとてもリアリティがありました。締め括り方についても、単なるエンタメ小説に終わらせない、解釈を委ねる部分もあり、余韻が残る読後感でした。 次は積んでいる地図と拳に挑戦したいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
何気ななく見ているクイズ番組の解答者の裏がわかり、おもしろ読ませてもらいました。クイズ番組に興味のある方は、ぜひ読んで下さい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
クイズの一問一問を通じて主人公の人生観や人生そのものをあぶり出していく手法は、まさしく「スラムドッグ」。 読んでいてグイグイ引き込まれるので、二番煎じとか全く思わない。 クイズ番組って、ホントにこんなふうにつくられているのかな? 気にならないこともないけれど、ホントでもそうじゃなくてもまあいっか。 結末がさらに深ければ満点。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最後10ページまで95点、総合75点て感じでした。 クイズの知識ないともっと面白く感じると思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
アンナカレーニナ=「アンナカレーにな」で笑いがとまらなくなってしたが、その勢いで最後まで約3時間で一気読みしてしまいました。なるほどねえ。クイズ=謎解きですが、そのクイズのクイズ。クイズの推理。「クイズ」の上位にあるロジックの解読という流れでとても良くできていると思います。楽しめました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
クイズ番組を使って人生を切り取る、そんな小説ですよ。似たようなものは他にも色々あるが、例えば将棋界を扱ったものや、チェスなんかもある、海外ミステリーではお馴染み。人間関係の距離感をこんなに美しく描いていて、退屈しない小説はあまり無い。短編でも、長編でも、難しい。こんな感じのものが流行りそう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
クイズ番組の決勝で負けた男がなぜ対戦相手が問題が読まれる前に回答できたのか真実に迫る。 題材はシンプルながら、過去の出来事を含めてクイズ戦士の姿を追うのは面白い。 ややこじつけ感はどうしてもあり受け入れがたい点は多少残るが、それでもすべて理に適っているので小説として成立している。 1つのクイズ番組から、ここまで展開される力量は見事。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
クイズの奥深さを知る一冊です。 ゼロ秒押しは可能か? とても無理そうな難題に、読後は納得しました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
氏の著作は初読 はい。クイズは知識とか計算の速さを競うモンだと思ってました 押してから答えを引っ張り出すなんて考えてもみなかった 早押しは単に「ピンときた」位のモンだとばかり 頭の中を通りかかったインド人を追い出して呼んでないのに出て来たネパール人も追い払ってアンナカレーニナを引っ張り出す …成程そう解説されると経緯が物凄く「ピン」とくるわ 大変興味深く尚且つ楽しく読みました | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
問題が読まれる前に何故解答できたのか。これを軸に話が進んでいくわけだけどその理由はクソしょーもないこと。ミステリー要素は全くない。それまでのクイズの内容から予想していくのかなーとか思ったけどそんなこともない。何のひねりも無ければどんでん返し的なのもない。淡々とクイズのお話が進むだけの何が面白いのか全く理解できない。一気読みできるのは本の厚さ的にも内容的にも薄いからってだけ。面白かったって人は何が面白かったんだろう。本当に金と時間の無駄だった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最初から最後まで面白かった! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
優勝賞金1000万円のクイズ大会の決勝で、問題が読み上げられる前に、解答者がボタンを押し、正解。 対戦相手は、納得いかず、独自に調査を始める。テレビ界の裏側、クイズ大会常連者の裏側が描かれていて面白かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
クイズのうんちく本として読むと楽しめます。 ミステリーとして読むとがっかりします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
先が予想できる。 何を言いたいのかテーマがわからない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
クイズという目にする機会の多いテレビ番組のワンシーンが、専門的かつ新しい切り口でありながら、どこかメタ認知的にも語られていて、冒頭の数ページで一気に物語に惹きつけられてしまう。 「名作『スラムドッグ・ミリオネア』を文字表現で超えた」と表現しても、言い過ぎではないだろう。 装丁は物語と連動し味わい深い意味を持ち、タイトル「君のクイズ」は「YOUR OWN QUIZ」と訳されたことで、より一層の物語の本質に迫ってくる。 まるで長い「詩」を読んでいるかのようでもあり、「自分の読書世界が殴られる」ほどの衝撃を受けた、小川哲氏の魅力全開の作品である。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!