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君のクイズ
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君のクイズの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全203件 161~180 9/11ページ
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| クイズ番組出場者の脳内をテクニカルに垣間見る感じが興味深い。 クイズを題材にして物語を紡いだ手法も見事。 著者の頭の良さを感じた。 しかし物語の軸である、出題前回答の謎解きはかなり拍子抜け。 登場人物の思いや背景にも深みはない。 読後感は「読まなくても良かったかな」という思い。 読み返すこともないでしょう。 | ||||
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| ハウダニット(如何にしてなされたか)という命題が、この小説が出題する大きな「クイズ」になっています。それを解き明かそうとする主人公は、舞台となったテレビ番組の録画を見ながら一問づつ検証をしていくのですが、その過程で自分のクイズ遍歴、ひいては人生の一齣をありありと思い出します。 早押しクイズの競技的な側面も紹介され、その蘊蓄も面白おかしく描かれていますが、やはり白眉は「そもそもクイズとは何か」という探求でしょう。知識が増えると知らないことも増えていく、それだけ世界が広がっていくという認識は、人間の好奇心であり、記憶の蓄積であり、思考の営みであり、つまりは世界と対峙している自分の意識のありようであるといえます。その立場に立って初めて、人生におけるその人の大小無数の決断が、正解のないクイズであるといえるのでしょう。 小川哲氏の著作はこれで3冊目ですが、いずれも、とあるルール、例えば人工的に設計された特別行政区(「ユートロニカのこちら側』)だったり、カンボジアの政治体制(『ゲームの王国』)だったりの、そのルール自体を事細かく物語ることがまずは主題であり、またそのルールの内側にいる主人公が、それを利用し/利用されるのではなく、かといってアウトローのように抗うのでもなく、ルールもまたこの世界を構成する一つの要素であると認識し探求していく様子が共通しているように思います。 そうした大局的な史観が、哲学的な奥行きと広がりを感じさせ、またどこかユーモラスでもあり独特の浮遊感を覚えるところが、僕が著者の小説から感じる魅力です。 | ||||
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| 競技としてのクイズは、単に多くの知識があるだけではない、ということを知った。 読ませ押し、誤答を恐れずリスクをとる、出題の傾向を読む推理力など、クイズのスキルは新鮮で興味深い。 競技スポーツに通じるものがある。 ようは相手があるスポーツでもテクニックだけあっても、相手を読み、リスクをとって、審判の傾向まで取り入れることができないと結果につながらないのと同じなのであろう。 クイズのスキルの解説に関しては、面白いので星5つ。 ストーリーは最後の結末も驚きもなく、ふーん、という感じで星3つ。 間はとらずに星3つ。 | ||||
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| テレビのクイズ王などの競技としてのクイズの実際、内実が良く分かった。この小説、主人公は中高一貫の男子校で東大に入ってる人だよね。登場人物、ほとんどそうでは?明示してないけど。 この世界のノリ、最近、ユウチューブでもあるけど、東大受験、特に理三とかの難関受験の合格者とかテクニックとかの話題を扱う人たちのノリと共通してると思った。知識、記憶力、反射神経、推理力、特に問題を予想する力とか。で、神のごとき知力を持つ者が存在して崇められるって世界。 ただ、この世界、受験もクイズも、知力があることの証明にはなっても、それだけでは、何ら社会的な貢献というか、いろんな知的な創造には直結しないわけで。。。東大の数学の入試問題全問解けても、じゃあ数学者での大成が約束されてるかっていうとそうではないし。大学出てからの仕事、実績が本当の勝負であるはずだけど。クイズの世界の住人も、受験の神様と同じく、ずっと「モラトリアム」なのかも。この世界って、実はかなり狭い。実利的にも、せいぜい、テレビで名前を売って、ユウチュウバーとかオンラインサロンとか。本小説の人物もそういう感じで。サーカス芸人ていうと言いすぎかな。 この小説の著者の意図は、そういう受験やクイズの神様の世界、モラトリアムの世界に安住してもしょうがないよ、というメッセージを込めたかったのかな。そこのところが今一つはっきりしないので、もやもや。小説としての彩っていうか、陰影っていうか、同棲のエピソードとか、いじめのエピソードとか、とってつけたような話で興ざめだった点も、ちょっと残念。 | ||||
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| 嫁さんが読んで、一気に読むともったいないのでゆっくりじっくり読んでるとのこと!!! | ||||
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| 誰一人死ななくて、密室もなくても限りなく知的興味を刺激するミステリです。 クイズの世界はこんなにも深いのかと感心します。しかし今のTVはこんなガチはなくタレントの無脳を競うような番組に堕してしまったことが残念です。 | ||||
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| この小説はミステリーであり、 ”謎解き” のワクワク感もさることながら、小説の最後に出てくる「何か を知ることは、その向こうに知らないことがあることを知ることだ」の一文に込められているように、 クイズを人生として捉えていることが、小説に多層的な深みをもたらしています。 その文脈で特に好きなのは、次の2つの文章です。 ・世の中のほとんどのクイズには、答えがない … この不透明な時代には現実社会で「正解」のあるものを見つけることの方が稀です ・クイズにはストーリーがある。ストーリーに気づく能力はクイズプレイヤーとしての資質だ … 人生をストーリーで捉えて、そこに意味づけできることはより良く生きる知恵です 多くのレビュアーが書いているように、200ページに満たない小説であることと、ストーリーの面白 さが相まって、一気に2時間、3時間で読み上げてしまいます。 別の角度から見るなら、読者にほとんどストレスや飽きを感じさせることがない文章力、とりわけ 言葉に対するこだわりと深さこそが、この小説のバックボーンになっていると言えます。 特に対比すると興味深いのは、主人公と対戦相手の言葉の使い方や感性です。 対戦相手は決勝戦で主人公と死闘を繰り広げながらも、司会者の ”振り” に対して、絶妙な”返し” を これでもかというくらい見せつけています。 番組を盛り上げるための、自分の価値を上げるための「演出」じゃないかと取れそうですが、案外、 この人物の人生観をストレートに表しているのかもしれないなと感じました。 かたや主人公は内省的に言葉と向き合っています。象徴的なのが、「深夜」という言葉へのこだわり です。ちなみに小説の中で「深夜」にまつわる話は2つ出てきます。その1つはおおよそ次のような ものです。 時間帯を表す日本語は、朝、昼、夜。夕方、真夜中。明け方、夜明け、未明。 どれも太陽の動きを基準にしているのに、「深夜」という言葉だけが、夜の「浅さ」「深さ」を 含んでいて異質だ 最後のどんでん返しでは、対戦相手がずる賢くて軽薄な人間で、主人公は誠実で地に足のついた人物 に見えなくもないですが、おそらく著者の思いはそれぞれの生き方を肯定しているのでしょう。 ”自分の人生” ではクイズに答えるのも、クイズを作るのも、詰まるところ自分でしかないのだから。 読み応えがありました! | ||||
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| 読み終わった感想は面白かったです。謎を解いて犯人を追い詰めて答えを出す…みたいなミステリーではなく、どちらかと言うと主人公が自分の過去を旅して、人として成長する冒険小説のような感じで、もちろん謎を追っていく過程も面白くあっという間に読んでしまいました。クイズ番組は好きで観ますし、もちろんフィクションですが、その裏側を垣間見る感じも面白かったです。読む人によって、好き嫌いが出るかもしれませんが、私は楽しく読めました。 | ||||
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| もう一捻り欲しかったかな。 最後の話の締め方が、最初の数ページのハードルの高さに比べると低く感じた。 でも読み終えると今後のクイズの見方が少し変わります。 ※ただ淡路島の問題は自分も即答できた… | ||||
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| 2時間で一気読みでした。読んでいる最中、面白い面白いとサクサク読み進めてゆきましたが、 読了後、正直、何も胸に余韻もなくて、まぁ値段の元は取れたかなぁ、という程度のエンタメ小説でした。 | ||||
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| 一気読み必至! | ||||
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| ちょっと期待しすぎたか…。 好きな一節は『何かを知るということは、その向こうに知らないことがあるのだと知ること』 同作家の『地図と拳』に期待したい | ||||
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| クイズでとてつもないスピードで解答する人がどういう準備・訓練・問読みの先の予想をして解答しているのかが緻密に書かれていて面白かったです。 | ||||
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| 続きが気になって一気に読み進めてしまいますが、最後まで読み終わるとこの評価になりました。 本屋大賞はノミネートですもんね。 | ||||
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| クイズプレイヤーがどの様にして出題途中で早押しをし、正解を導き出すのか?それを知ることができるだけでも読む価値があると思いました。 問題を一文字も聞かずに正解なんてできる訳がない。どんな裏があるのか?と思って読んでいたら、良い意味で裏切られました。 | ||||
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| 人生それぞれのクイズを解いて今という自分がある。答えのない人生を歩んで行くことが人生。そんな気持ちになりました。 | ||||
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| 頭にすらすらと入ってくる、小川哲の優れた読み物です。読みやすいけど肝心の核心にはガッカリしかなかったかな。数年前のインターネットに影響されたのかな、とても浅い内容に感じました | ||||
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| まだ出題されていないクイズに回答し、見事正解した本庄絆。 主人公である三島玲央は、この「0文字解答」の真相を探るべく本庄絆の過去を調べていく。 上記の通り本作は競技クイズに関しての物語となっている。 問題が読まれ、誰よりも早くボタンを押し、回答する。 テレビ番組でも見かけるあのクイズの裏側を、本作は鮮やかに描いておりクイズが如何に奥深いかを私たちに見せつける。 それを可能にしたのは著者の徹底したリサーチと、クイズというあまり馴染みのない世界(私にとっては)を普遍的なテーマへと紐づける著者の卓越した筆力に他ならない。 「ピンポン」という正解の音によって自身の人生が肯定されている、と感じたことがきっかけでクイズに魅了された三島。 しかしそれは他者によって判断されているにすぎず、他者の毀誉褒貶に振り回されてしまうことを意味する。 そんな彼がクイズを内側と外側から見つめ直すことで、「ピンポン」という音がなくとも正解だと確信するシーンには胸が熱くなった。 「正解」か「不正解」かの二者択一を超越した揺るぎない信念を得た彼は、クイズプレーヤーとして更なる高みへと辿り着くに違いない。 | ||||
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| もともと勉強になるようなクイズ番組好きであるし、なによりも東京MXテレビ 5時に夢中のエンタメ番付で中瀬ゆかり親方が昨年薦めて下さっていたので迷わず即購入しました。 まずこの本、表現が無駄なく的を射るのですごく読みやすかったです。 そして、なんといっても 冒頭で、優勝を決めた対戦相手が放った一言に夜中読んでいてゾゾーッとしました!(ネタバレになるかと思い、記載をやめました) 昨今、実際のTVのクイズ番組は視聴率であたると、レベルを落とし、後々タレントの参加型が多くなってきて、結局はクイズの質が大衆化して食傷気味でした。そんな中、この本の内容のクイズはレベルが高くてクイズをメインテーマとすることに何の異論もなく、楽しく読めましたね。読みながら映像化してしまう癖があるので、読むのに時間がかかってしまいましたが、非常に面白かったです。 はじまりはクイズ番組の視聴者の一人として読み始め、途中は徐々に参加者としていかにしてクイズの回答を切り崩していくかに焦点を置き、最後はクイズ番組をつくる制作者側の気持ちにさえなり、なるほどーと納得。 違う作品も読みたいと思いました。 | ||||
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| クイズ番組の早押しの裏側がよくわかった。途中までの問題読み上げで、 クイズ文の全体を想像推理し、回答する。時には、ピンポンを押してから 考える。場合によっては博打をするが如く、勝負に出てみるなど、クイズ 業界の裏が知れて楽しかった。しかしながら、この作品はミステリーでは ないと思う。知られざる世界を教えてくれる作品です。 | ||||
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