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君のクイズ
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君のクイズの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.64pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全160件 41~60 3/8ページ
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クイズを題材にミステリー小説を書くという着想が凄い。 主人公の三島は国内トップクラスのクイズプレイヤー。読者は、三島の思考をなぞるように物語を読み進めていくが、その結果クイズプレイヤーの常識の範囲内に誘い込まれていく。それはまるで思考の密室トリック。 しかし孤島のような物理的な密室と異なり、常識という曖昧なものを密室の題材にするには、読者それぞれの常識のレベルを揃えないといけない。その為に丁寧に丁寧に文章が紡がれていき、その筆運びが巧み。 思わず唸る一作。 | ||||
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オチがしょーもなさすぎた。 他の方も書いているように、宣伝やあらすじはめちゃくちゃ優秀だけど、内容はスカスカ。これをミステリと勘違いして頑張って読むと絶対に後悔する。この人の本もう買わん。 | ||||
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クイズ番組を舞台にしたミステリー。なんだこの話は!という新鮮な面白さに包まれながら読んだ。 問題文を読む前に正答する「ゼロ文字正答」の真相に迫る過程がとても楽しかった。 早押しボタンは正解が「分かりそう」と感じた時点で押すというのが、すげぇ!と思った。 | ||||
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面白いか、面白くないかと聞かれれば、面白いと答える。 人に薦めるかと聞かれたら、薦めない。 私の感想ですが、推理小説で素晴らしいトリックを発見してそれを書きたくて、その他が 薄くなってしまった感じです。 | ||||
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1000万円が掛かったクイズ番組の決勝最終問題で、 対戦相手が問題文が読まれる前に回答できた理由を追う話。 クイズ番組とか、クイズ系youtube見てると、なんで分かるの?ってところで ボタン押したりしているけど、さすがにゼロ文字押しの無限択は無理だろって思う 文章は読みやすくて、最後の回答できた理由も個人的には納得いった。 | ||||
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こんな謎、よく思いつくな。まいった。 | ||||
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競技クイズやクイズ番組の内幕など知らない世界の事柄は興味深いけれど、まるで深みというものがない。 この著者には人の心に響くものを書こうという考えはないのかもしれない。 | ||||
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起承転結における、結の流れに作為性がみられ、それを自然な流れとして受け止めているところに文章としての歪さが感じられるけど、クイズの内外を描いた面白い作品に仕上がっていると思います | ||||
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スラムドッグミリオネアだね、元ネタは。違うかな。 | ||||
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QuizKnockの動画で競技クイズというものを知ってから、なるべく多くのものを知っていたいという気持ちが強くなり、あらゆる事物に向き合う姿勢が変わるのを実感しました。 体験したことを問われた時に答えられるようにしよう、と思って生きていると己の人生をメタに観察することになる。思考のレイヤーが一つ上がったように錯覚する。 本作はまさしく「クイズは人生」を象徴した作品であり、人生をメタに俯瞰するクイズと主人公がどう向き合ってきたかを改めて問う作品です。面白くて一気に読破しました。 | ||||
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ネタバレ? 「謎解き要素もあるクイズ=スポーツもの」として読んでいくと オチ付近がスポーツものではなくがっつりミステリーの体裁に寄っていて、いまいち消化不良になる。 しかもそのオチのひとひねりのためだけに今まで物語で描かれていた面白い要素が損なわれている。 競技者としてもクイズオタクとしても、「がっかりしたので綺麗さっぱり忘れ去る」という選択はどうなの。 「経験がなければクイズには正解できない」と言ってた頃のおまえはどこにいった。 | ||||
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クイズ番組の対戦者同士の闘いをミステリー小説にするとは。クイズとしての雑学やうんちくをちょっとだけ知るのと、クイズ番組の白熱感が伝わる興味深い作品。 | ||||
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全て主人公目線で物語が進んでいくので読みやすい。視点がコロコロ変わるのは苦手なので…。 たまにクイズノックの動画を見たりクイズ番組を見る程度ですが、全くわからない問題もあれば答えられる問題もある(難易度という意味でなく、自分が好きな分野だったり知っている知識だったり)。今回物語中に出てくるクイズも同様。その知識を得た時、自分が何歳だったか、何が好きだったのか、思い出しながら読んでいました。どうしてもクイズプレイヤーって男性が多いイメージで、クイズ研究会に入ろうと思ったことはありませんが、やっていたらまた違った人生だったんだろうな。君のクイズに対する主人公の答えが最後に出てきます。うーん、納得。 | ||||
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「Q.製本の手法で、小口の三方を切り揃えることを三方裁ちと言いますが、小口の一方もしくは三方を断裁せず仕上げることは何というでしょう?」 この本の不揃いな天面に、私はこんなクイズを出題されたような気がした。私はクイズプレイヤーではないので、クイズの文型からは外れているかもしれないが。 答えは「アンカット(アンカット製本)」だ。少し前にツイッター(現X)で、「ミスではなくこだわりなんです」みたいな内容のツイートがバズっていたので知っていた。この本は天の部分のみアンカットなので、天アンカットというものになる。フランス装のような洒落た雰囲気を出すための製法であり、断裁を行わないための折り方をするので三方裁ちよりもコストがかかる。 私もそのツイートを見るまでは、そういう本があるということも知らなかった。たとえ手間がかかり苦情が寄せられるとしても、美しさのためにあえて不揃いにする。私はそんなアンカット製本に心引かれたので、今日まで覚えていた。いや、他人を驚かせる雑学として面白かったからかもしれない。とにかく私はアンカットを知っていたので、この本から出題された(ような)クイズに正解できた。 少しだけ嬉しかった。 この本を読んだ人ならきっと、この嬉しさに共感してくれるのではないかと思う。言葉を借りるなら、自分が肯定されたような気分だった。 すると今度は別のクイズが湧き出てくる。 「Q.なぜこの本は天アンカットで製本されたのでしょう?」 アンカットは手間のかかる製本手法だが、その見た目ゆえにミスや手抜きであるかのような誤解を生む。現にそういうツイートがバズっている。 それでもこの本は、あえて棘の道を選んだのだ。何故か。 これはクイズではないのでその答えは想像するしかないが、私はこの製本手法がクイズプレイヤーに似ているからではないかと結論づけた。 実際には理論や努力があって早押しをしているが、一般人の目にはそれが魔法やインチキであるかのように写ってしまう。そんな世間の目と対峙するクイズプレイヤーと、アンカットが似ていると感じた。 この製本をした人(作者さんか装丁担当の方か、あるいは朝日新聞出版の方か)もそう感じたに違いない。それゆえに、この本はアンカットで製本されたのだ。と、私は考えた。もちろん想像である。 先にも書いたように、私はクイズプレイヤーではない。しかしこの「君のクイズ」という本は、私にここまでの思慮を与えてくれた。読み終えたとき、世界を、人生を、これまでより広く深く感じられるようになる。そんな一冊だ。 | ||||
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驚くようなどんでん返しの展開を期待して読み進めたらいつの間にか終わっていた。盛り上がりもなく淡々と話は進み、最後は『クイズとは人生である』というとんでもない締め方で終わる。 多くの著名人が推薦しているからといって、読む前からハードルを上げすぎていると肩透かしを喰らう。 こういうジャンルだと受け入れて読める人には良いのかもしれないが、少しでも刺激が欲しい人にはまるで無味無臭の作品である。 | ||||
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主人公がライバルが優勝した謎を追う過程で、自分が自信を持っている事でも相手は違う次元にいて、違う見方・考え方をしているかもしれない、と視点が広がる体験を出来たのが良かった。 クイズの世界は知ってる知らないだけじゃない、質問を読み上げる人の口の動き、生放送という条件などを加味した、正にスポーツ的な頭脳戦であることもよく分かって、ビジネスにも活かせるマインドだなと思った。 面白さはまぁまぁ。謎が解決したところは面白かったが、中盤の間延び感とオチの小ささを感じた。 | ||||
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1000万円の賞金がかかったクイズ番組の最終問題で、回答者の1人が問題文を読み上げる前に回答し、優勝してしまうというお話。 どうして最終問題の答えがわかったのか、そもそもヤラセなのか?など色々とモヤモヤを含みながら、クイズの魅力や、本質について触れるお話。 すごいアッサリ終わるんですが、それもクイズというゲーム性に通じる感じがあって、とても好みでした。 | ||||
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小説の内容自体は面白かったです。 ただ本の裁断面や背の部分(花切?)がガタガタしていて、梱包等の際に飛び出た部分がシワシワひなってしまっていました。 こういうもんだと言われれば、まあそうかとは思いますが、他の本と比べても結構ガタガタだったので気になってしまいました。 【追記】どうやら天アンカットというデザインらしいです。にしても折り目がついていたり個人的には汚らしくてうーんとは思ってしまいました。 | ||||
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○か✖️がで言うと○です。着眼点は面白いと思いましたし、出だしは引き込まれましたが。バカリズムのネタのように掴みがピークで笑いが尻すぼみになるあの感じがしました。 | ||||
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まーまー面白かった。 和製スラムドックミリオネアみたいなお話。でもメインはM-1的なクイズ番組というか芸能界というかどうやって売れていくのか?みたいな話。これは芸人さんが好きなタイプの本だわ。 どうしてかちょっとだけウルっと来てしまった。 主人公の悔しさがわかってしまう。 ラストも納得できる展開だったし、途中のしんみりさだったり、クイズに対する生き様も良くて、最後まで楽しめた。 | ||||
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