名探偵に甘美なる死を
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VR空間という「なんでもあり」な舞台なので心配していましたが その通りの大味な展開・解決となってしまいました。 「素人探偵の功罪」や「ゲーム主催者が真に企んでいたこと」は 既存のミステリ・アニメ等で前例があり三部作の完結編(?)としては 不満の残る作品でした。 | ||||
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二作目がこんなような話だった。こういうのが流行りなのか? こっちは犯人の動機もよくわからず、ストーリーもごちゃついていて影の薄い主人公が逐一ドヤ顔しててうざったい。まだあっちの方が理解できた。 | ||||
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「時間旅行者」と「孤島」がなかなか面白かったので、この3部作の最新版にも手を伸ばしました。 個人的に、特殊設定ものは昔から読んでいます(オリジンは「生ける屍の死」かと思っています)。最近読んだものでは「Butterfly World 最後の六日間」が秀逸でした。映画の「ミッション8ミニッツ」「All You Need Is Kill」なんかも好きです。 ただ、特殊ルールに振り過ぎると自分はついていけないので、理解できるかどうか?という不安は読む前からありました。阿津川辰海「第13号船室からの脱出」、映画「インセプション」なんかはもうダメでしたので。 本作「名探偵に甘美なる死を」を読み進め、最初のVR世界で行われるデスゲームのルールが説明され始めた時、嫌な予感がしました。「あ、これ意味わからなくなって混乱するパターンだ」と。前作「孤島の来訪者」は全くそんなことはなかったのですが、本作は案の定というべきか途中で何が何だか分からなくなりました。 「何がやってはいけない事なのか?」「プレイヤーは何を目指しているのか?」が不明確なまま読み進めるのは、正直苦痛でした。また、登場人物たちが途中で色々なリアクションをとるのですが、「なぜここでそんなに落ち込んでいるの?驚いているの?悩んでいるの?」という疑問符が常に付きまとい、要するに自分が話についていけず置いてきぼりを食らっているのが実感されていきました。 何やら重要なことが語られている文章が咀嚼できないことが多々ありました。つまり、それが後に出てくる真実の呼び水となる伏線なのか、単なる描写力不足なのかわからないのです。前二作では「この作者、文章がちょっと下手だな。ここはこう書けばもっとよく伝わるのに」と思いこそすれ、ストーリーにはついていけました。一方で本作は、何が伝えられているのかわからない箇所が多すぎました。 「登場人物たちにどのような情報が共有されているのか?」 「何を前提に判断されているのか?」 「指三本の跡がなぜ重要視されるのか?」 常にフラストレーションが付きまとい、きつかったです。 あまつさえ、真相らしき記述に遭遇しても明らかにおかしい、矛盾する、あるいは説明が不足しているように思われ、消化不良でした。 複雑なプロットの物語は、作家の描写力が必要だと強く思いました。たとえば、東野圭吾ならどんなに複雑怪奇なプロットであっても、読んだ瞬間すんなりと画像的に脳内で物語が再生されます。顛末を目にした瞬間、今までの伏線が有機的に即つながります。本作は全くそんなことはなく、その意味でも残念でした。 ただ、他の方のコメントを読むと楽しまれていた方が多いようですので、悲しいことですが単に私の読解力が不足していただけかも知れません。 もうこの作者の作品には手を出さないでしょう。 | ||||
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毎度作者の柔軟な発想力に驚かされる。素晴らしいトリックだ。 | ||||
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特殊設定ミステリシリーズ第三弾。今回の趣向は「現実とVR世界を舞台にしたデスゲームミステリ」。 以下ややネタバレ。 特殊な設定を生かしたトリックについては今回もたしかに楽しめた。ただその一方で、その設定自体があまりにカキワリ的に過ぎ、黒幕の目的からしてもこの舞台を設定する物語的意義が薄く、説得力がない気がした。また、これまで「タイムトラベル」「謎の別次元生物」といった現実離れした設定をミステリに落とし込んできたシリーズなのに、本作では急に現実的な設定を取り入れたため、シリーズものの第三弾としてもいささか肩透かしを食った感が否めない。一作目、二作目の主人公が、同じ舞台に居合わせるというストーリー的にも山場だっただけに、正直残念だった。 | ||||
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