神薙虚無最後の事件



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初公開日(参考)2022年06月
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長編小説

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神薙虚無最後の事件 (講談社タイガ)

2025年01月15日 神薙虚無最後の事件 (講談社タイガ)

大学の一角を占有する謎の団体〈名探偵倶楽部〉。 一員である白兎と後輩の志希は、 路上で倒れた女性にある奇書の謎を解いてほしいと依頼される。 不可解な密室、消えた寄木細工の秘密箱、突如炎上する館。 不可能犯罪の数々が記された書籍「神薙虚無最後の事件」は残酷な真相を指し示すが――。 「誰かを不幸にする名探偵なんていりません!」 緻密で荘厳な、人が死なないミステリ。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

神薙虚無最後の事件の総合評価:7.00/10点レビュー 11件。Bランク


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(7pt)

神薙虚無最後の事件の感想

書店で沢山並んでおり、表紙と帯に惹き付けられて購入。装丁のワクワク感が凄い。これだけ装丁に力を入れているということはそれだけ自信があるのだろうと思った次第。
読んだ結果、ミステリ要素が豊富な作品で面白かったです。

表紙の雰囲気から館もののコテコテ堅物の本格ミステリかと思いきや、中身はライト寄りのミステリ。本格物を期待すると中身はアニメ調の名前やセリフ運びなので合わない人が出てくるかもと思いました。それが気にならなければPRに偽りなく作中作を用いた多重解決ものの作品が楽しめます。作中作を用いた多重解決ものの構造や"最後の事件"にちゃんと意味があり、真相および読後感が良い作品でした。近年のミステリで再流行なのか、名探偵の存在理由も扱われています。本書における名探偵や"名探偵"を生み出すために必要な怪盗王の役割など、扱うテーマをいろいろ感じた読書でした。
著者は城平京作品がとても好きなのだろうと感じる内容になっており、随所にオマージュを感じました。

▼以下、ネタバレ感想

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未読の方はご注意ください

No.10:
(3pt)

一作目でやる内容ではないような

※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります

過去に起きた事件と,名探偵や怪盗らを巡る,作中作を中心に物語は進みますが,
その作品がシリーズ,しかも最終作の体であるためか,設定などの情報がほぼなく,
彼らに思いをはせるような幕引きにもピンとは来ず,入り込めないまま終わった印象.

一方,そんな一冊の本に翻弄される現在の名探偵たちは,かなりテンプレ気味で,
特に代表とされる人物の設定には,マシマシの要素に飽き飽きとなってしまいます.
また,ラブコメの展開もあり,こちらはいささか好き嫌いが分かれるかもしれません.

終盤での『電撃参戦』や,様々な推理が飛び交う様子は読み応えがありましたが,
今後,全体のテーマになるのか,冒頭で交わされた『議論』にも物足りなさが残り,
次への気になる部分は見られましたが,一作目でやる内容ではないように思えました.
神薙虚無最後の事件 (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:神薙虚無最後の事件 (講談社タイガ)より
4065353440
No.9:
(4pt)

「作中作」の「多重推理もの」という好きな人にはたまらない作品

『毒入りチョコレート事件』を彷彿とさせる多重推理ものです。
違うのは推理する対象が「作中の未解決のミステリ小説」である事。
これを読んだ三人+αがそれぞれ推理を披露しあうわけですね。
ミステリ好きでこの設定にワクワクしない人はあまりいないのではないでしょうか。

ただ、僕も面白かったという前提で気になったのは、当の作中作を読んだ時に一番違和感がある点を中々皆指摘してくれないという事ですね。
てっきりそこに対する解釈がメインになるかと思っていたのでちょっとやきもきしました。
基本的に推理とかしない読者だからこそ逆にそこが気になっただけなのかもしれませんが。

あとは作者がラノベを描かれる方だからなのか陰鬱な展開にならないのは好印象でした。
神薙虚無最後の事件 (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:神薙虚無最後の事件 (講談社タイガ)より
4065353440
No.8:
(1pt)

全ての面において納得のいかない作品

ここまですべての面において納得のいかない作品には初めて出会った。ミステリー部分についても、それ以外の部分についても読者を納得させるには不十分な装置・理由・結論であり、キャラクターは必要以上に過剰装飾であり、地の文章についても技量不十分を感じた。読了までの時間を返して欲しい。
自分の中のセオリーとして「三点リーダーを多用する作品は駄作」というのがあるが、そのセオリーが間違っていないことを確認できた点のみが収穫だった。
神薙虚無最後の事件Amazon書評・レビュー:神薙虚無最後の事件より
4065273501
No.7:
(2pt)

多重解決よりも

多重解決の整合性や驚きよりも、登場人物全てがライトノベルか昔のPCゲームの設定のようで、白けてしまった。御剣まわりの設定は重いものでラストに直結しているのだから、余計なキャラ付けや固有名詞は捨てて、全部がクライマックスに奉仕するよう組み立ててほしい。そうじゃないと御剣唯の心の叫びが伝わってこない。
神薙虚無最後の事件Amazon書評・レビュー:神薙虚無最後の事件より
4065273501
No.6:
(4pt)

濃厚です

過去におきた未解決事件を、大学の名探偵倶楽部のメンバーが解き明かすミステリー。

<名探偵たち>と<怪盗王>が集った館で起きた事件は大いに興味をそそる謎ですが、エンターテインメントとはいえ、キャラクターたちがあまりにも現実離れしていて、個人的には感情移入しにくく、物語への没入感は浅めでした。

しかし、作中作の設定から多重推理に密室トリックの不可能犯罪とサービス満点で、更に従来のミステリーの手法も、またロジックも駆使されたミステリー好事家には堪らない一冊です。
神薙虚無最後の事件Amazon書評・レビュー:神薙虚無最後の事件より
4065273501



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