名探偵のはらわた



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初公開日(参考)2020年08月
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長編小説

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名探偵のはらわた (新潮文庫)

2023年02月25日 名探偵のはらわた (新潮文庫)

「亘君、君は真実を語るべきだ」農薬コーラ毒殺魔、局部切断女、そして恐怖の三十人殺し!昭和史に残る極悪犯罪者たちが地獄の淵から甦り、現代日本で殺戮の限りを尽くす。空前絶後の惨劇に立ち上がった伝説の名探偵は、推理の力でこの悪夢を止められるのか。「疑えーそして真実を見抜け」二度読み必至の鮮やかな伏線回収、緻密な論理による美しき多重解決。本格ミステリの神髄、ここにあり。(「BOOK」データベースより)




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名探偵のはらわたの総合評価:6.68/10点レビュー 25件。Bランク


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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

名探偵のはらわたの感想

著者の作風を変えた一冊。
著者の作品と言えば鬼畜系のグロ系。世の中そんな印象になっていましたが、本書はその要素を無くして本格ミステリの仕掛けや謎解きに重き置いた一冊となっていました。著者のイメージを変える勝負作品とも感じます。

物語は昭和の殺人鬼vs名探偵もの。
タイトルは映画『死霊のはらわた』のオマージュ。若者達が悪霊を甦らせてしまうという映画同様、本書は実在した昭和の殺人鬼の魂が現代に甦り、人に乗り移り事件を犯すというもの。津山事件や阿部定事件といった小説お馴染みの有名所を題材に、それに模した事件と悪霊が乗り移った犯人を暴き倒すという物語。

過去の事件をオリジナルな解釈と仕掛けを施したミステリとなっているのが面白い。
江戸や戦国時代などの大昔にせず、昭和の事件を取り扱っている点についても、雰囲気も然ることながらミステリとして巧く活用していたのが見事でした。持ち味であると設定付けされているグロや鬼畜がなくても本格ミステリとして面白い作品が描けると感じました。昭和の事件を模した見立て殺人の部類ですが、描き方、物語の設定が現代的で良かったです。

作品単体は良かったのですが個人的な好みの点数は少し低めで。読書前の著者本の期待値とも違い、横溝時代の古い昭和の作品を読んでいる気分にもなり、読書中は古く重めであまり楽しめなかったのが正直な所でした。

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egut
T4OQ1KM0
No.1:
(8pt)

名探偵のはらわたの感想


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氣學師
S90TRJAH
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No.23:
(3pt)

これでもマイルドなほう

この作者の特徴といえば
・激しいバイオレンス、えぐめのグロ描写
・奇抜な設定の世界観
・二転三転する多重解決
・真相を明かす探偵役が意外な人物である

といった感じだけど今作はだいぶ抑えめな印象。
マイルドな分、万人受けなのかと思う。
しかしそのせいで、作者のファンには物足りないかもしれない
名探偵のはらわた (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:名探偵のはらわた (新潮文庫)より
4101044813
No.22:
(2pt)

超常現象は好みではない

向日葵もそうだったが、予告なくファンタジー世界に時空遷移するストーリーはミステリーとして読んでいる立場からすると幻滅しかない
名探偵のはらわた (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:名探偵のはらわた (新潮文庫)より
4101044813
No.21:
(4pt)

本来の作風を抑えて描いてくれたらしい良ミステリ

作者の作品はどれもタイトルからしておどろおどろしく、正直怖くて手が伸びない対象でした。
ただ本作はミステリとして評価が高いようなので購入しました。

読んでみるとちゃんとミステリで面白かったです。
一度示された推理がひっくり返される気持ちよさもありました。
ただやはり他のミステリ作家さん方とは明らかに異なるバイオレンスの香りを感じました。
暴力や殺害描写が妙に生々しいんですね。
単に殺しました死にましたの記号的な死ではなく、生きてる者を死に至らしめるとはどういう事かを描いている感じです。
多分他の作品ではその辺を濃厚に描いているのかなと想像してしまい、申し訳ないですがやはり怖くて手が伸びないですね。
あと本作の名探偵「浦野灸」は今時珍しい程に高い知性と良識を合わせ持った立派な人物であり、本編のバイオレンス味とのギャップはかなり印象的でした。
名探偵のはらわた (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:名探偵のはらわた (新潮文庫)より
4101044813
No.20:
(4pt)

白井智之作品では一番読みやすい。入門編におすすめ

白井智之作品では一番読みやすい。入門編におすすめ。他の作品がエログロナンセンスで読む人を選び過ぎた。
各種ミステリーランキング上位にランクインするのも納得なハチャメチャな話。津山三十人殺しや青酸コーラ無差別殺人事件など、実際の事件の犯人たちが「人鬼」として現代日本に甦って大暴れするのを、同じく地獄から甦った昭和の名探偵・古城と、その助手・渉の凸凹バディが解決していく。
他のレビューで「魔界転生かよ!」と突っ込んでる人がいて笑ってしまったが、このトンデモ設定が受け入れられるならエンタメとしてすごく楽しめる。
なんでも楽しんだもん勝ちだし、もとより白井智之はミミズ人間だのクローン食用人間だの、特殊設定ミステリで売ってる人だしな……。
古城の下品なキャラ大好き。存命中の活躍を描いてほしい。探偵と助手のコミカルな掛け合いは楽しく、ホログラムへのいちゃもんもちゃんと伏線になっていたのはお見事。
これは好みの問題だが、ヒロインはいてもいなくてもどっちでも良かったかな。「お前の彼女は二階で茹で死に」へのマホマホへの仕打ちと比べると、ぬるい手心と不公平感が否めないというか……自分はあの扱い許してないんで。

話自体は楽しめたのだが、世に放たれた人鬼がまだ残っているのが気になる所。残り50%時点で二人しか捕まえてないから間に合わないだろうなこりゃと嫌な予感はしていたが、だったら続編出してほしい。個人的には産院事件の犯人が気になる。
名探偵のはらわた (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:名探偵のはらわた (新潮文庫)より
4101044813
No.19:
(1pt)

異臭

状態は良かったものの、異臭。
タバコ臭くて読めた物ではない。
真心なんて概念は
名探偵のはらわた (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:名探偵のはらわた (新潮文庫)より
4101044813



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