(短編集)

少女を殺す100の方法



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初公開日(参考)2018年01月
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短編集

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少女を殺す100の方法

2018年01月17日 少女を殺す100の方法

とある名門女子中学校。ある日、鍵のかかった二年A組の教室で、生徒20人が死体で見つかった。同級生を皆殺しにした犯人は誰なのか? 事件は思いもよらない方向へ転がっていく。 (少女教室) 少女20人の死をテーマに紡がれる、5つの本格ミステリ。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.50pt

少女を殺す100の方法の総合評価:4.79/10点レビュー 14件。Dランク


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全2件 1~2 1/1ページ
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(3pt)

少女を殺す100の方法の感想

うーん。これは評価に悩ましい本ですね。
著者の『鬼畜系特殊設定パズラー』という路線での作品作りはとても期待しております。出版社の売り出し方なのかもしれませんが、グロ系の異質な状況における本格ミステリ作品はなかなか出会えないので今後も続けてもらいたい所であるのです。
そんな中での感想となりますが、否定というより応援の気持ちを込めて色々思う所を書きます。

グロ系の話については問題なく好みに入ります。ぐちゃぐちゃなホラーも読むのでその設定で評価を下げる事はないという所を伝えた上で、本書のグロ表現は単語集に感じました。デビュー作の『人間の顔は食べづらい』の時も感じたのですが、グロい言葉を使うだけで、感情や五感に響かないのですよね。血飛沫やら内臓やら性器やらウ〇コやらの気分を害しそうな単語が頻繁にでるのですが、何も感じません。ホラー作品のグロ表現では、匂いだったり、痛さだったり、ねっとりした皮膚感覚だったり、読者に感覚を想像させて吐き気を催すような文章表現を感じますが本作にはないです。あえて気持ち悪さを削っているのかもしれませんが、そしたらグロ表現はノイズに感じます。グロい所にミステリ仕掛けの意味があればよいですがそういう事もないので作品スタイルの強みが弱く感じてしまいます。もっと目を背けたくなるような表現で鬼畜を表し、だけど本格ミステリの刺激が癖になる。そんな個性を強みとして持ってもらいたいと思いました。

本格ミステリ要素について。本書の中では『少女ミキサー』『「少女」殺人事件』が楽しく読めました。『「少女」殺人事件』は面白いですけど、ネタ集の部類なので短編らしいな。と思う所であります。

タイトルについてですが中身と合っていません。
100の方法を感じるハウダニット作品に感じますが違います。各短編での被害者の合計が100人な話です。で、100人や20人の必然性がないので、商業的戦略で大量殺人にして、100の数を使ったタイトルにしたかと思ってしまいます。どんな方法だろう?思いながら本書を手に取るわけですが、その期待の内容が中には描かれていないので残念な読後感になってしまいます。
まぁ、出版事情として手に取ってもらえる切っ掛け作りや売れれば正義で大事な所なのですが、期待するものと中身が違うと評判は悪くなり今後に響くのではないでしょうか。余計な心配なのですが、なんか残念な気持ちをとても受けました。

総じて、本格ミステリとしての仕掛けの設定は面白いです。
ただ『特殊設定パズラー』だと多くの作家がいるので埋もれる。そこで『鬼畜系』を加えていて個性を作っているわけなので、その内容がよりよくなる今後を期待します。

egut
T4OQ1KM0
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

少女を殺す100の方法の感想


▼以下、ネタバレ感想

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氣學師
S90TRJAH
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.12:
(1pt)

そういう性癖の人のための本。

まずタイトルで、そして表紙を浅野いにおが描いてる段階で、「そういう性癖の人の為の本」なのだな、と。
なので、タイトルから出落ち感が凄い。
そういう性癖の人以外が読む価値はありません。

正直、ウンザリします。
中身がなくてもそれだけでそこそこ売れるんですから。
むしろ、中身がある方が売れないんでしょうね、この手の本は。
少女を殺す100の方法 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:少女を殺す100の方法 (光文社文庫)より
433479128X
No.11:
(5pt)

どんな頭してるのか

普通に生きていれば逆立ちしようがこんなアイディア出てこないわけで、しかも小説にしましたなんて常人の発想ではない。作家も編集者も出版社もどうかしている。こんなのを商業ベースに乗せたというだけで星10個。最高だ。
少女を殺す100の方法 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:少女を殺す100の方法 (光文社文庫)より
433479128X
No.10:
(2pt)

ドン引き

ただただ無惨にあっけなく少女が次々と殺されたり、殺されるまでの過程が執拗に生々しく描かれたり、とにもかくにもグロテスクの極みで、ひたすら趣味が悪い作品。
途中、推理もののような展開が挿入されるが、唐突にぽっと出のキャラクターが探偵化するなど、ストーリーが適当な印象。ともかく少女を残酷に殺すシーンを書きたいだけで、推理シーンはおそらく作者にとってはどうでもいいんだろうなぁ、という。
近い方向性は平山夢明かと思うが、あちらのような重厚な物語性は皆無。しかもこちらは殺害の対象が少女に限られていることもあり、文字通りの意味での気色悪さが強い。

あらすじを読んだ時点で嫌な予感はしたものの、書店に平積みされいたため、それなりに推せる作品なんだろう、と半ば興味本意で購入。
凄い世界観を見られたという意味で☆一つにはしないが、少なくとも他人にオススメはしない。というか、逆にこんなものを薦められたらドン引きするわ。
少女を殺す100の方法 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:少女を殺す100の方法 (光文社文庫)より
433479128X
No.9:
(1pt)

小説としての出来がとにかく悪い。不快感に金を払いたい人におすすめ。

悪趣味で陰気な中学生が書いたようなストーリーで読んでいる方が恥ずかしくなる。話の中の出来事ひとつひとつが社会的にも物理的にもありえないものばかりで、帯の通り本格ミステリと形容するには致命的すぎる。何も調べずに書いたのだろう。登場人物も誰にも魅力を感じない。全てが雑な駄作の極み。
それと死体や臭い等の描写がくどすぎる。とにかく不快な表現をしてやろう、と作者が必死になっているのが想像できる。狙い通り不快と感じたが、本当にただ不快なだけだった。表現よりも印象に残すことがゴールになっていてシンプルに面白くない。
ビレバンではなぜかカバーをかけられて中が見れない状態で売られていたが、評価を調べてから買えば良かったと後悔している。くだらない妄想ワールドに付き合うのに結構な金額を払ってしまった。
少女を殺す100の方法 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:少女を殺す100の方法 (光文社文庫)より
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No.8:
(5pt)

少女を殺す100の方法

14歳の女の子が大量に死ぬ短編集です。
どのお話も趣が異なっており、違った楽しみ方をすることができました。
ミステリー小説ということですが、ミステリー要素関係なしに面白かったです。
2作目、4作目、5作目がお気に入り。
中でも4作目は極めて強烈で悪趣味な世界が展開されており、目を背けたくなるものの楽しく読むことができました。
14歳の女の子は本当にかわいいですね (*'^_^`*)
少女を殺す100の方法 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:少女を殺す100の方法 (光文社文庫)より
433479128X



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